帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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「よろしく!」  

欠陥車 ロータスマンボウの 水侵入対策。

2023年09月07日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

と!、タイトルには書いたわけですが、果たしてどこまで出来るのか? に関しては、正直判りません。

一番良いのは車体サイドカバーを全部外し、全体に漏水対策をすることですが、そんなことしている暇も時間も無いので、

とりあえず可能なところからやります。

 

まずは車体の左のキャビン前部分。

丁度冷蔵庫下の隅部分の、ドアすぐ真横に水の浸入がありました。

 

不安カバーがついていて見えない部分なので、クッションフロアを一部カットして乾かしてます。

腐食面積は大したことはありませんが、 水色丸のように少し奥部分までフカフカになっています。

水の浸入は、キャビン前部のこの辺り。

下に潜って観察すると、赤丸部分にサイドカバーの隙間が有り、ここから水の浸入があるのは判ります。

一部分光が入って、明るいのですぐに解ります

 

他に紫矢印部分にボディカバーと床板の間に隙間が有り、 ここからも水がはいったのかな~・・・

ここも可能性あるかな? 奥の突き当たり部分。

しかし・・・・・マジで防水対策が甘くていい加減そのもの。

ある程度乗ると、自然に車が駄目になって買い換えを促進するってか??? だははは!

この部分はとりあえず、ボディカバーとの間をコーキング。

そして隙間から光が見えていた部分もシーリング。

次は、キッチン下の、例の水タンク置き場で、最悪の水侵入部分です。

車体の位置としてはこの部分

少し乾きましたが、まだ濡れ濡れ(ズクズク)状態。

前の日記で、多分ここからの水侵入と推測。

と予想していますので、隙間にシリコンを詰めます。

施工前の写真がこれで、雨天走行後すぐの写真。

今回シーリングする前の、乾いた状態の写真。

緑矢印の隙間は 床の先端を覆っている鉄製のカバーらしき物で、 日記最後まで読んでいただければわかりますが、

これが錆で膨らむしボロボロになるし、こういった隙間ができる。

車体カバーとの隙間は緑矢印の左の大きなやつで、 これにタイヤで巻かれた雨水が勢いよく跳ねかけられて内部に侵入。

そしてキャビンと床の接合部分から侵入する訳です。

なんつ~か本当にいい加減な造としか言い様がない・・・です

とにかく水の浸入さえ止まれば良いので、シリコンドバドバで塞ぎますが、余り綺麗ではありません。

この部分も、当然にシーリング

次、 反対の、車体右側にあるダイネットのフロント側にも水の侵入がありまして、

*やはり乾かす為に、赤丸の様にクッションフロアを少しカットしてあります。

車体の、丁度この部分です。

下に潜って上を見ると、こりゃ~水が入って当然と納得。

丁度燃料タンクの前で、 フロントタイヤで跳ねた水がもろにかかるところ。

 

写真の風なのですが、 一応シリコンで簡単に補修しましたが、ここは改めて全面カバーする感じでやらんと、多分駄目です。

完璧な保護は?次回にします。

 

ちなみに車体左側の同じ部位は、全く水の浸入が無く、多分右と違い色々とエンジン関連の部品などが有るためかと思います。

白いシリコンした部分の下が床、さらにその下がその床を支えるフレームですが、かなり腐食がすすんでいます。

 

ちなみに燃料タンクとサイドカバーの間は良好。 ここは床板を見てもわかるように、水の跳ねかけがほとんどないらしい。

次は、右のリアタイヤ上のフェンダー部分の隙間。

位置的にダイネットのリア側下、大きな水タンクが納められている処です。

*右だとキッチン下のにあたる部分です。

 

ここは水の浸入が殆ど無い部分で、 見てもやはりそんなに劣化している感じはありませんが、

これもシリコンで塞ぎます。

さらに次ぎ、リアタイヤからリアバンパーに掛けてですが、ちなみに、この部分には排水タンクが設置されていて、下から跳ね上がられても水の浸入が無い為に、問題は無いはずです。

最後は、例の車体最後尾。

作業するにあたって、リアのボックス等を取り外しました。

 

状態ですが、こんな感じです。

赤矢印が酷いサビでして、これは後で判ったのですが、床板の末端部分を覆う薄い鉄板で、リベットで留められていました。

オレンジ矢印はなんだかよく判りませんが、後で判ったのがこの雨水鉄のカバーと床の間に何かを塗った膜みたいです。

パテみたいに感じますが、どうだろ? 

 

紫矢印は、床板の底部分です。

車体最後尾、左角部分の写真ですが、 これ見ると末端部分に何かコーティングしているように見えます。

床板、 何かの処理剤、薄い鉄板、 その上にコーティング、 というようにして末端を保護しているようですが、

アホみたいな欠陥がある。

下の写真=車体右隅ですが、キャビンを床の上に載せているのがこの写真でよく解ります。

 

上に書いた、アホな理由ですが、床の末端(赤矢印)は保護していますが、 床を構成するベニアはそのまま剥き出し、 まさに欠陥。

紫矢印は床板のボトムですが、すでに隙間があります。

で、どうするべ!というわけですが、まずはこの床板末端部分にある薄い鉄板がボロボロなので、ドライバーでどんどん剥がしていきます。

 

粉末化したサビが目に入るので最悪の作業。

 

と、その薄い鉄板が剥がれると、下にパテかシリコンかわかりませんが、赤矢印みたいにコーキングがされていて、これを手で剥がします。

サビサビ鉄板が無くなるとこんな感じ。

サビがとれた後はなんだかよく判りませんが、パテなのかな~これ? 紫矢印の様に隙間も有るし。

ここも赤矢印の床板部材は腐食しまくり。

真横から見ると赤矢印の様に、向き出しになった床材の状態がよく見えます。

で、この末端部分を、リベットの頭を飛ばしながらディスクグラインダーで研ぐと、

緑矢印のように、アルミだか鉄だかは解りませんが、フレームみたいな物が見えてきました。

さて、とりあえずきれいになったので、この末端を防護すると同時に、剥き出しになった床材への水侵入防止の為の部材を貼ります。

使うのはL字型のアルミ建材。

タップリとシリコンコーキングを塗って、まずは左。

床のベニアに、二度と水が入らないようにたっぷりとシリコンを塗布しますが、ラウンド状にもシリコンを塗布。

 

ほかにも、剥がれ掛けていた床のボトム材にも押し込むようにしてシリコン。

次は右側。

左と同じようにしますが、余っていたシリコンを全部使っての作業ですので(見えませんから)、 シリコンが透明だったり黒だったり  たははは(笑)

末端を保護するL材ですが、長いと入りませんので二分割での取り付けしますが、 6cmほどアルミ材が足らないので、 余りのアルミL材(緑矢印)を充てます。

で、とりえず、作業は一端終了。

 

仕事開始時刻になってしまった為ですが、 続きは次の日にします。

 

残された部分としては、車体一番後ろ部分の、左右サイドと、 運転席の後ろの、ダイネット(フロントの部分)もやらねば・・・

本当は、車体のサイドパネルを全部外し、 ボロボロになった床板を全部こそいで、新たに床板をたたき込んだりと、すべてカバーを外してやるのが良いんですけど、 

キャビンと床板の接合部周辺がすべて腐食したという状態でもないので、 当面の対策としては、これで大丈夫かな~という感じ。

今ある隙間は、 床板が完全に乾くだろうと予想する、来年の春頃まで待って全部こそぎ、隙間にレジンなどを流しこんで埋める事で、残された床板の補修と接着をする予定です。

 

 

駄目ならサイドパネル前部外しての作業ですが、やりたくないんですよね~これはさすがに。

まあ、面倒がっているだけなのですが(笑)

 


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