注文していたステンレスの丸板が届きました~~!!
早速修理の開始です。
まずは、ラジエーターから来るホースを接続するニップルの取り付け。
これはシリコンシール材を塗ってねじ込むだけ。 簡単
シリコンシール材そのものがグリスみたいな役割して、あっさりとねじ込めます。
なんにも難しくない・・・・
次に清水ラインのインプット側ニップル。
タンクにコイル(熱交換用銅管)を差し込み、ニップルが差し込まれる部分にしっかりとシリコンを塗っての取り付けですが、
難しいのがニップルと銅管の僅かな隙間にしっかりとシール材が入り込むか?ということ。
ただ、これはケースの銅管差込部がピタリとしているので、黄色矢印部分にシリコンを充填しておけば、ニップルをねじ込んで行く事で自然に隙間へ圧入される感じとなります。
次が清水ラインの出力側ニップル。
素材を鉄製から真鍮に材質変更して、それにより差し込み部分の長さが短くなるので、
ピタリとなるようにきちんと採寸します。
ほれっ! 笑
カットしてバリを落として、何度も採寸して削り、最終的にきっちりハマるようにしなければならない。
カットが終了したら、本体(コイル)は置いておいて、次の作業。
ケースにクラックが入っていて、そこから水漏れをしているので、
それを塞がなければなりません。
かといって下手にしても水漏れは止まりませんので、今回は二枚のステンレスでサンドして、間にシリコンを挟む形で漏れ対策します。
ラジエーター冷却系統の水圧そのものがそんなに高くないので、これで大丈夫なはずです。
2枚でサンドするのは、これ以上クラックが進まないようにする為。
小さい方のステンレス板を内部に落としてみます。
ピッタリ! 直径32mmの板です。
この後、赤矢印部分に穴を開けますが、 クラック部分考えて、ど真ん中よりすこし外側に。
次は50mmの丸板ですが、これは加工が必要。
内板より大きくして応力をボトム全体に分散させる為にこのサイズなのですが、ニップル部分に当たる分を削り落とす加工が必要。
ディスクグラインダーで現物合わせしながらの手加工なので、あまりいい出来じゃないです。 汗
そして、実際にシリコン塗って 板を貼り付けると、ステンレスのネジとナットで裏表から固定。
外側はネジ全体をシリコンで覆ってしまいます。
いよいよケースあわせ。
合わせ目は基本的にオスメス構造になっていて、単に差し込むだけの単純構造ですが、分解した時には薄っすらとシール材が塗布してあっただけ・・・・・
最悪なのがフランジ形状の部分にもサービス程度の量でして、それだと漏れて当然なんです。
これがねじ込み式でパッキン入る構造ならばいいのに・・・・と思わず考えてしまう。
シリコンが内部に入らない様な塗り方して、合体!
多少のシリコンが内部に入っても、乾けば大丈夫。
最後の作業が、清水ラインアウトプット(温水出口)側 真鍮ニップルの取り付け。
作業要領は同じです。
でもって、無事に完了しました。
後はストーブの近くで適度に暖めながらシリコンの乾燥を促し、実際に取り付けるのは日曜日となります。
実際の取り付けですが、まずはラジエーター側の配管だけ先に行い。
そのまま運転しては適時漏れ確認、しばらく様子を見て、 どこからも漏れがなければ全作業終了。
清水ラインの配管を戻すだけです。
もしどこかに、新たにクラック入ったり、漏れが再発したりするようだと、 修理の再修理しても余り意味ないので、交換します。
ただし、構造的に4~5万円もする代物じゃないので、なにか違うものを取り付けようと考えています。
お粗末さまでした!!
ペコリ!