その1とその2で、温水洗浄便座の バラしから始まって組み立てまでやりました。
ただ、実際には不調になってもノズル交換で済ませるのが普通ですので、その3ではノズルの取り外し、取り付けなどをやります。
これがノズルアッセンブリーユニット。
取り外しはまず、本体の殻割りから。
後ろのステンレスネジ4本を外し、 ボトムにある爪留めをドライバーなどでこじって外します。
外れた状態がこれ。
ノズルはここのネジを緩めて、とりはずします。
左の余水吐きノズルが邪魔ですので取り外してしまう方が簡単。
アッセンブリーが外れたら、 水色のホースをとりはずし。
配線が、制御基板モジュールに行ってるので、それの取り外しをします。
ノズルユニットの上のこの部分
指で矢印方向に動かすと基板ユニットが手前に引き出せます。
ある程度引き出したら、 カバーをはずしてコネクターを引き抜きます。
新しいノズルユニットに交換して、後はばらしの逆手順で組み上げていきます。
ノズルの留めネジを取り付ける前に、 この部分があっているかを確認。
この状態なら問題なしで、 後はネジを締めて、 殻戻して終わです。
もしですが、ノズルアッセンブリーをバラしたい場合は。
モーターを留めているネジを外して、二つのモーターを取り外します。
これでノズルがフリーに動きます。
ギアボックスの蓋を留めているネジを緩めて外します。
ノズル動かして、スライダーギアをとりはずす。
ノズルは赤矢印のところに精密ドライバーのマイナスを差し込み少し持ち上げると分解できます。
ステンレスの筒が動くことで、 お尻とビデを切り替えていますが、 基本的に水圧による制御。
この制御のためのロータリーバルブがノズルのボトム部分に入っていますが、これはバラさない方がよいです。
部品小さいのと、組み立てに癖があり、お勧めしません。
ローターリーバルブはY型の通水と、雷マークに抜かれた通水が二つ有るロータリバルブ、そしてバネとモーターシャフトレシーバの構成になっています。
組み立ては逆手順で、ノズルをスライダーベースに取り付け、スライダーを取り付ける。
気をつけるとすると、ランニングギアの裏表。
蓋を閉じて、 後は本体に戻すだけです。
ノズルをモーターシャフトの嵌め合い位置にして組み立てます。
そんなに神経質にならなくても、サーボ式モーターですので、 作動すれば適切な位置に戻りますので。
後はこれまで書いてきたとおり。
以上3パートに別けて紹介。
もし真似してやる方、 くれぐれも自己責任で。