7月から毎週のようにゲレンデに行っているのに、ほとんど乗れていない僕。
ほぼ間違いなく最悪の夏です。
それでも、先々週は2時間程ですが、久々に乗れたという感じ。 「でも不完全燃焼だ~!!」
で、今回は?というと、 マジでヤバイ風、経験的におそらくは最大ブローで22m近い風。
台風の残してくれた置き土産の低気圧に、太平洋高気圧が乱暴に吹き込んだという感じで、
4時間ほど乗りましたけど、特に午前中の2時間は恐ろしいのと、暴れるセイルを必死でコントロールするので必死+
爆風の中でのジャイブでしたので、マジでヤバかった・・・・・
アメリカの祭日なので仕事が休みなので、なら行くでしょ!と 「うん!」
と、天気予報を見ると風3mと出ていたので、11.0か12.0で十分だろうな?と思いつつ暢気に家を出発。
ゲレンデに着いたのは朝の7時くらい。
当たり前ですが、台風明けの、誰~れもいないで僕一人だけ
この時はまだ大した風でもなく、なのでオーニングも普通に広げていて、朝飯を食べるとまだ寒かったので、道具だけ出し、
後は車の中でごそごそ。 (笑)
9時くらいなると、9.0でジャストくらの感じに吹き上がってきて、そろそろ準備かな・・・
オーニングが半分しか出ていないので、それで風の感じとか判るでしょうか?
リグをセットしていたら、「あらららら!」 突然沖が風でやばい感じ。 うさぎが前面に飛びまくり!
当然オーニングはこの時点で格納しています。
慌てて、9.0から7.0にセイルを張り替えると、気合を入れて出撃。 「行くぜ!」
*この頃には数組のキャンプ組が来て、テントとか張り始めていました。
出てみると、予想以上にブローがすごく、それやりすごすと7.0でジャストな感じ。
ただ、セイルのセッティングが今一だったので一度戻ると、強風用にチューニングし直して再出撃。
で、これが正解だったのですが、出て直後にドッカンブローが連続で来るハードコンディションに変化してしまい、
速度もすごいし、何より時々来るブローで自分の周り含めて湖面が真っ白になるという有様。
あ~~~~~怖い!!
http://weather-gpv.info/gw.php
風速20mを超えると、湖面全体に出来るさざ波が、風で総崩れして横に飛んでいく状態になるのですが、
その中でもさらに凄まじいブローがポンポン来るわけでして、こうなるとセイルをコントロールするとかいうレベルではなくなってしまい、
セイル全体のネジくれが凄まじいし、バンバンという何とも言えない衝撃振動が発生する。
そんな状態で湖面を走っているので、速度も凄まじく、あっという間に対岸が迫って来る。
このブローでジャイブかよ!とひたすら恐怖。
ただ、このブローでセイルと落とすと間違いなくセイルアップ出来ない事が判り切っているので、そのままレイルジャブに突入。
と、そこまではいいけど、ランニングになった瞬間、ボードが回ってくれずに、そのまま下にもっていかれてしまい、50m程ランニングプレーニング??? 「ぎゃはははは!」 爆笑
フォイルを取り付けているので、うっかりボードのテイルに体重をのせると空に発射するので、それも出来ないし、
どうしたらよいか?も解らんのですが、
腰を落として、サイドからレイルをけりこむ形で強引にボードの向きを変えることが出来、すぐにセイルを返して風を抜いてハーネスがけ。
すぐに次のブローが来るので、再び腰を落として脱出。
今さら”5.8にすればよかった・・・・”と後悔するも、なぜかメッチャ楽しい。(笑)
更に風が強くなり始め、ただ、このころになると、ぞの風に慣れてきて普通にジャイブが出来るようになってくるわけでして、なおさら楽しさUP! ィえーいい!!
しかし・・・・マスト折れたら、そのまま下にあっという間に下に流されていくな~とか思ったりもして(笑)
そしたら数キロほど裸足で歩いて戻らないとな~とかも、考えたりもして。 汗
風としては11時15分頃がおそらくマックスだったのですが、普通のセイラーが4.5~5点台を使う時は自分は大きくて7.0とかなのですが、ゆえに5.8が手持ちでもっている最小のセイルサイズなんです。
少し風が落ちてきたので、ここでお昼にしようと戻って、時計見ると11時50分
カップラーメンに照り焼きサンドパンをお茶でお腹に流し込むと、リグのセットはそのままに再出撃。
午後は朝よりだいぶ風が落ち着いてきて、そうなるとほぼジャストなので楽しいのなんのってね!
あははは!
ただ、時折だけど、午前中のマックスより少し弱いブローが来て、これも17mくらいかとおもう。
30分ほどしたら、ほかのセイラーが出始めて、この頃は7.0で楽にのれる感じ。
そのまま少しずつ風が弱くなっていく中、2時頃まで乗っていましたけど、このゲレンデの癖?というかやはりこの時間になると落ちてくる。
さすがに4時間ほども強風下でのると、体も疲れ切ってしまい、怪我も怖いので、ここで終えることにしました。
道具を片付けて、帰路に就く頃は他のセイラー達も諦めたみたいで、 湖面には誰もいない状態。
海にしようか?と、朝は迷ったのですが、湖にして正解でした。
自分がウインドサーフィンを始めた頃、 ドン吹きの風の中を走るセイラーの姿を見て、すごいな~と思っていたのですけど、 そんな条件下でものれるようになってきているのかいな?と 思いながら、帰りのハンドルを握る翔でした。