多分ね~ 今週末で最後の夏になるだろうなと・・・・ 日曜日は雨だし、月曜日は自分は仕事。
気圧配置図とWindguruを見ていると、金曜日と土曜日が最高の風が吹きそうな雰囲気が満々。
でだ・・・・・やっぱり休みを取ってしまいました。 「だははは!」 首だな完全に (笑)
朝の3時半に家を出ると、いつも通り?に5時にはゲレンデに到着。
当然ですが、一組だけテントが張られていて、他には誰もいません。
明日から連休なのでもっといると思ってましたけど、何か寂しいな~
取り合えず車を駐めると、車内の邪魔な物だけ出して、適当に朝飯を食ってしばしの朝寝。
窓とドアを開けていたら、さすがに9月も末近くになると寒いです。
ただ、それでも気温は20度くらいと例年より暖かいわけで、異常にも思えます。
8時頃に目が覚めて車の外に出ると、すでに太陽光がサンサンで、気温も25度くらいまで上がっていて、
一気に気持ちはアップ! 湖の沖の方を見るとすでにブローラインが入っていて、
感じからしてセイルサイズで12.0ジャストくらいなのが判る。
すぐに道具を出してセットし、そして出撃。
沖の方は多分10mくらい、真ん中で同じくらい、ただ、岸近くは一気に3~4m程度の風で、
しかもシフト風のオフと最悪。
乗り出してすぐにブローがポンポンやって来て、思っていたよりオーバ連発ですから必死。
沖の方(ほぼ対岸)は特に酷く、コントロールとかなんとかいう話では無くて、ジャイブするのがやっと。
真ん中はジャストで、そのまま調子こんで岸まで来ると、一気に風が落ち+風向がシフトするので、慌てることの繰り返し。
ちなみに、新しいブームの安定感が凄く、調子がすこぶる良いのでメッチャ楽しい。
8時半に出撃で、11時半頃に風が落ちてきて、ここで昼飯タイム。
12時に再出撃して、そのまま風が落ちてきた2時頃まで乗っていました。
朝の暴力的な風はお昼からは収まって、太陽がまぶしいし、順風だし、ただただ楽しい一日だったな~・・・。
さて、夕飯の準備に入りますが、今回は圧力鍋をもっきています。
チーズをつまみにビールを飲んで、夕飯を造りながらの、おだやかな夕方、風が気もちよくて、最高の一日でした。
一晩中風が強く、張っていたオーニングがばたつくので、途中で起きて巻き取り。
眠い
そのあと5時頃に一度目が覚めて、外に出ると、朝焼けがメッチャ綺麗。
ということは、天気はやはり下り坂・・・・
しばし観ていたら、本当に綺麗で、もう一枚撮影
かなり寒いので車内に戻ると、再び朝寝。
次に外に出たのは7時くらい。
早速朝飯です。
その後は、昨日壊れてしまったサンダルの応急処置
スポサンですが、駄目ですね、数年たつとすぐに壊れる・・・・
8時頃に今日使う道具の選定に入りますが、 今日は朝から風神様が富士山の横にどっかりと腰を降ろしていて。
この渦雲が、”ここ”に出来ると、かなり良い風がはいるんです、いつも。
サイズと渦の巻き方から、強風の順風が予測が容易に出来たので、セイルサイズは12.0では無くて9.0
そしてフォイルAFSの105に、フライト用のセッティング。
自分の場合、強風で飛ばして乗るのが好きでして、なので台風の巻き込み風(但しシフトしない安定した)や
今回みたいなのになると、普段はあまりやらない(というか常時ハイスピードセッティングなので浮かないんです)フライトをさせまくって乗るんです。
弱い風では無く、あえてオーバーの強風状態を好む ・・・・
12.0でもフライト自体は可能ですが、リグが糞重すぎて滞空時間が短いし、最近でこそ慣れてきましたけど、
突然のブローに体重が負け、ジョイントを軸にセイルとボードがくの字になって吹っ飛ばされたり、やおら下らされて完全ノーコントロールになるので、余りにも危険すぎる。
なので、フライトは9.0もしくは10.0を多用します。
8時半に出撃したところ、これが又メッチャオーバーで、 ただ、こうなるとフライトしまくりなわけですがから、
メッチャ楽しい。
9時頃に対岸のゲレンデから幾人かセイラーが出始めましたけど、セイルサイズが4.5~5.5くらいのフィン。
がプレーニングしてぶっ飛んでいて、こうした条件だとフォイルで出てくる人はほぼ皆無です。
まあ、この爆風条件でフォイルで出てくるのはトップクラスのセイラーかプロくらいというのが実際で、
普通のセイラーが5~6点台でプレーニングしまくりの条件=9.0でオーバーの風が僕のフォイルの風域なんです。
当たり前ですがそんな条件なのでフライトすると、速度も凄まじく、多分ですが速度は70km近くになります。
かなりデリケートな操艇動作を要求されるわけで、ほんの少しでもミスるとヤバい。
美味くリカバリー出来れば良いのですが、失敗すると吹っ飛ばされます、当然。
自分の、今回履かせているフォイルはレース用の高速専用タイプなので、速度が出れば出るほど安定して楽なのですが、特段恐ろしいのは、ブローを伴った風のシフト。
これでフライト中にドカンと横殴りにやられると、ランチング(空に向けて発射)したり、そのまま横っ飛びに吹っ飛ばされる。
今回は発射が3回ほどあって、やはり上に書いたブロー横殴りでの事。
高さ3~4mまで、ボードもろとも空中に上がってしまうので、その後の着水が難しい。
水に落ちる瞬間に、抑えきれないと判断すると、怪我防止であえてブームを放して軟着。
*ただし足はストラップに入れたままなので、引っ張られてかなり向こうまで持って行かれますです。
高さから水面に叩き付けられる衝撃がやはり凄く、瞬間的に受け身を取りますが、やっぱりかなり来ます、マジで。
しかし・・・・・、相変わらず湖面に出ているのは小さなセイルのフィン組で、そりゃ~そうだよね!こんな風でフォイルで出たら大怪我する可能性があるし・・・・
と、対岸の岸にはセイラーは多数いるけど出ているのは、そのフィンの数人だけ。
かなりの人は風が落ちてくるのを待っているのが判ります。
さて、10時頃に太陽が少し出てきて、ただ、それによって更に風が強くなり。
当たり前ですが、ぶっ飛びまくりで最高!!
この頃には対岸から手前の岸までほぼ安定した風になってきて、相変わらずドッカンブローは有る物の、
シフトをともなってというのが減ってきた。
11時辺りから、少しずつ風が落ちてきて、ブローも穏やかになり、 全体としては乗りやすい。
ただ、朝の8時から常時オーバー条件で乗りまくっていたので、さすがに身体の方がヤバくなってきた。
11時半に一度休憩で岸に上がる頃には、何故か?湖一面うさぎが跳びまくりで、このまま又風が上がると、身体が完全に持たないので帰着しました。
とりあえず、道具をすぐ乗れるようにしたままでお昼。
少しやすんで、午後の部開始~!と思ったら、 ん? 風無くね~~~~!!!
さっきまで沢山いたうさぎが全くいなくなり、 凪じゃん!
対岸から出ていた、小さいセイルのフィン組もそんなんじゃ~走りませんから皆帰着していて、 誰もいないし。
あらら~ もしかしてこれで今日は終わりかいな?と空を見たら、 風神様はすでにお帰り。 ん~~~~
デカイ渦雲は消失して、空全体が薄曇りになってました。
あ~あ・・・と思いますが、こればかりはね・・・・
ただ、朝の8時30分から11時半まで、久々のパンチが効いた風でして、 フォイルを十分楽しめたのは
多分今年最後の夏としては良かったです。
少し前の台風残り風の時は セイル7点台でよかったのですが、シフトしまくりの危なすぎる風だったので、
フォイルは浮かないチューニングにして乗っていたのを思い出します。
何とも言えない幸せな気持ちで道具を片付けつつ、もしかして・・・また風があがってくるかも・・・と最後まで今日のセットは岸においてましたが、 さすがに風の戻りは無く、
最後にそれも片付けると、午後の2時には撤退しました。
明日は雨、そして気温は一気にさがって秋になる。
最後の夏を思いっきり満喫できたのはらっき^-だったです。