帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

風神来襲で、9.0完全オーバー、故にフォイルだぜ!!

2024年09月21日 | ウインドサーフィン 

多分ね~ 今週末で最後の夏になるだろうなと・・・・ 日曜日は雨だし、月曜日は自分は仕事。

 

気圧配置図とWindguruを見ていると、金曜日と土曜日が最高の風が吹きそうな雰囲気が満々。

でだ・・・・・やっぱり休みを取ってしまいました。 「だははは!」 首だな完全に (笑)

 

朝の3時半に家を出ると、いつも通り?に5時にはゲレンデに到着。

当然ですが、一組だけテントが張られていて、他には誰もいません。

明日から連休なのでもっといると思ってましたけど、何か寂しいな~ 

 

取り合えず車を駐めると、車内の邪魔な物だけ出して、適当に朝飯を食ってしばしの朝寝。

窓とドアを開けていたら、さすがに9月も末近くになると寒いです。

ただ、それでも気温は20度くらいと例年より暖かいわけで、異常にも思えます。

 

8時頃に目が覚めて車の外に出ると、すでに太陽光がサンサンで、気温も25度くらいまで上がっていて、

一気に気持ちはアップ!  湖の沖の方を見るとすでにブローラインが入っていて、

感じからしてセイルサイズで12.0ジャストくらいなのが判る。

すぐに道具を出してセットし、そして出撃。

沖の方は多分10mくらい、真ん中で同じくらい、ただ、岸近くは一気に3~4m程度の風で、

しかもシフト風のオフと最悪。

 

乗り出してすぐにブローがポンポンやって来て、思っていたよりオーバ連発ですから必死。

沖の方(ほぼ対岸)は特に酷く、コントロールとかなんとかいう話では無くて、ジャイブするのがやっと。

 

真ん中はジャストで、そのまま調子こんで岸まで来ると、一気に風が落ち+風向がシフトするので、慌てることの繰り返し。

ちなみに、新しいブームの安定感が凄く、調子がすこぶる良いのでメッチャ楽しい。

8時半に出撃で、11時半頃に風が落ちてきて、ここで昼飯タイム。

12時に再出撃して、そのまま風が落ちてきた2時頃まで乗っていました。

 

朝の暴力的な風はお昼からは収まって、太陽がまぶしいし、順風だし、ただただ楽しい一日だったな~・・・。

 

さて、夕飯の準備に入りますが、今回は圧力鍋をもっきています。

チーズをつまみにビールを飲んで、夕飯を造りながらの、おだやかな夕方、風が気もちよくて、最高の一日でした。

 

一晩中風が強く、張っていたオーニングがばたつくので、途中で起きて巻き取り。

 眠い

そのあと5時頃に一度目が覚めて、外に出ると、朝焼けがメッチャ綺麗。

ということは、天気はやはり下り坂・・・・

しばし観ていたら、本当に綺麗で、もう一枚撮影

かなり寒いので車内に戻ると、再び朝寝。

次に外に出たのは7時くらい。

早速朝飯です。

その後は、昨日壊れてしまったサンダルの応急処置

スポサンですが、駄目ですね、数年たつとすぐに壊れる・・・・

8時頃に今日使う道具の選定に入りますが、 今日は朝から風神様が富士山の横にどっかりと腰を降ろしていて。

この渦雲が、”ここ”に出来ると、かなり良い風がはいるんです、いつも。

サイズと渦の巻き方から、強風の順風が予測が容易に出来たので、セイルサイズは12.0では無くて9.0

そしてフォイルAFSの105に、フライト用のセッティング。

自分の場合、強風で飛ばして乗るのが好きでして、なので台風の巻き込み風(但しシフトしない安定した)や

今回みたいなのになると、普段はあまりやらない(というか常時ハイスピードセッティングなので浮かないんです)フライトをさせまくって乗るんです。

 

弱い風では無く、あえてオーバーの強風状態を好む ・・・・

12.0でもフライト自体は可能ですが、リグが糞重すぎて滞空時間が短いし、最近でこそ慣れてきましたけど、

突然のブローに体重が負け、ジョイントを軸にセイルとボードがくの字になって吹っ飛ばされたり、やおら下らされて完全ノーコントロールになるので、余りにも危険すぎる。

なので、フライトは9.0もしくは10.0を多用します。

 

8時半に出撃したところ、これが又メッチャオーバーで、 ただ、こうなるとフライトしまくりなわけですがから、

メッチャ楽しい。

 

9時頃に対岸のゲレンデから幾人かセイラーが出始めましたけど、セイルサイズが4.5~5.5くらいのフィン。

がプレーニングしてぶっ飛んでいて、こうした条件だとフォイルで出てくる人はほぼ皆無です。

 

まあ、この爆風条件でフォイルで出てくるのはトップクラスのセイラーかプロくらいというのが実際で、

普通のセイラーが5~6点台でプレーニングしまくりの条件=9.0でオーバーの風が僕のフォイルの風域なんです。

 

当たり前ですがそんな条件なのでフライトすると、速度も凄まじく、多分ですが速度は70km近くになります。

かなりデリケートな操艇動作を要求されるわけで、ほんの少しでもミスるとヤバい。

美味くリカバリー出来れば良いのですが、失敗すると吹っ飛ばされます、当然。

 

自分の、今回履かせているフォイルはレース用の高速専用タイプなので、速度が出れば出るほど安定して楽なのですが、特段恐ろしいのは、ブローを伴った風のシフト。

これでフライト中にドカンと横殴りにやられると、ランチング(空に向けて発射)したり、そのまま横っ飛びに吹っ飛ばされる。

今回は発射が3回ほどあって、やはり上に書いたブロー横殴りでの事。

高さ3~4mまで、ボードもろとも空中に上がってしまうので、その後の着水が難しい。

水に落ちる瞬間に、抑えきれないと判断すると、怪我防止であえてブームを放して軟着。

*ただし足はストラップに入れたままなので、引っ張られてかなり向こうまで持って行かれますです。

 

高さから水面に叩き付けられる衝撃がやはり凄く、瞬間的に受け身を取りますが、やっぱりかなり来ます、マジで。

 

しかし・・・・・、相変わらず湖面に出ているのは小さなセイルのフィン組で、そりゃ~そうだよね!こんな風でフォイルで出たら大怪我する可能性があるし・・・・  

と、対岸の岸にはセイラーは多数いるけど出ているのは、そのフィンの数人だけ。

 

かなりの人は風が落ちてくるのを待っているのが判ります。

さて、10時頃に太陽が少し出てきて、ただ、それによって更に風が強くなり。

当たり前ですが、ぶっ飛びまくりで最高!! 

 

この頃には対岸から手前の岸までほぼ安定した風になってきて、相変わらずドッカンブローは有る物の、

シフトをともなってというのが減ってきた。

 

11時辺りから、少しずつ風が落ちてきて、ブローも穏やかになり、 全体としては乗りやすい。

ただ、朝の8時から常時オーバー条件で乗りまくっていたので、さすがに身体の方がヤバくなってきた。

 

11時半に一度休憩で岸に上がる頃には、何故か?湖一面うさぎが跳びまくりで、このまま又風が上がると、身体が完全に持たないので帰着しました。

とりあえず、道具をすぐ乗れるようにしたままでお昼。

 

少しやすんで、午後の部開始~!と思ったら、 ん?  風無くね~~~~!!!

さっきまで沢山いたうさぎが全くいなくなり、 凪じゃん! 

 

対岸から出ていた、小さいセイルのフィン組もそんなんじゃ~走りませんから皆帰着していて、 誰もいないし。

 

あらら~  もしかしてこれで今日は終わりかいな?と空を見たら、 風神様はすでにお帰り。  ん~~~~

デカイ渦雲は消失して、空全体が薄曇りになってました。

 

あ~あ・・・と思いますが、こればかりはね・・・・ 

ただ、朝の8時30分から11時半まで、久々のパンチが効いた風でして、 フォイルを十分楽しめたのは

多分今年最後の夏としては良かったです。

少し前の台風残り風の時は セイル7点台でよかったのですが、シフトしまくりの危なすぎる風だったので、

フォイルは浮かないチューニングにして乗っていたのを思い出します。

 

何とも言えない幸せな気持ちで道具を片付けつつ、もしかして・・・また風があがってくるかも・・・と最後まで今日のセットは岸においてましたが、 さすがに風の戻りは無く、

最後にそれも片付けると、午後の2時には撤退しました。

 

明日は雨、そして気温は一気にさがって秋になる。

最後の夏を思いっきり満喫できたのはらっき^-だったです。 

 

 

 


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