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帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ベバスト(同等品)FFヒーター に 2500円で ディジタル温度スイッチ編の 最終

2016年03月07日 | FFヒーターなど

昨日はお昼からずっと家にいたせいで 夕方には出来上がってしまった僕   なはは

で、酔いつぶれて お子様並みの早寝をしてしまった僕は、 鶏よろしく起床=かなり早くの出勤です。

仕事開始まで十分に時間有るので、車からコンソールボックスを取り外してきて、ディジタル温度スイッチを取り付けるための加工を開始。

前につけたプレートを一度外して一部を切り取り。

そしてコントローラースイッチのすぐ上に穴開け。

プレート戻すと、 配線を行いますが、

 

今回はこういった配線にします。

FFヒーターの 7番9番端子間の 温度センサーをまず廃止。

その代わりとして新たに設置するディジタル温度スイッチですが、 タイマー支配下で作動するように変更。

 

タイマー① そのものがまず、マニュアルによる ON OFF機能 及び タイマーによるON OFFを持っていて。

それそのものを、システムの”メインスイッチ”として利用するためです。

 

例: タイマーをマニュアルでONにすると、 その後ろに接続されたディジタル温度スイッチ② の電源が同時に入り、室温制御を開始する(内部のリレーがリモートコントローラ③に行く電源をON OFFすることでヒータを制御する)。

 

FFヒーター付属のリモートコントローラーはモードが2つあり、定火力燃焼モードと、定温度設定モードのふたつが選択できる。

どちらもディジタル温度スイッチで制御できますが、リモートコントローラーのモードを定温度設定モードにしていると、こうしたことができる。

 

仮に、ディジタル温度スイッチが 24度にセットされているとすると、それより下の温度設定、例をあげると15度とかにノブを回してセットしておけばその温度で室内温度が保たれます。

いちいちディジタル温度スイッチの設定を変えなくてもよいという事。

 

これはスキーやトレッキング等で長時間車内に居ない時に、 ヒーターの低温度運転で室温が保たれ、極端には下がりませんので、車に戻ったときにすぐ室温を高くする事ができる。

さらに車内に水タンク等がある構造の場合(うちの車等)に、関連系統の凍結を防ぐことができます。

 

もし定温度燃焼モードにて、ディジタル温度スイッチ②の設定を優先にしたいなら、 コントローラースイッチのノブを最大に回しておけば(=コントローラの設定できる最大温度35度)よし。

ディジタル温度スイッチの温度設定がその値より低いので、ディジタル温度スイッチが優先的になり、室温が24度になるように自動調整してくれる。

そういったわけです。 

 

タイマーとディジタル温度スイッチの2つの組み合わせは、 機能的にべバコン3とほぼ同じ。 電圧表示が無いのと、高所スイッチが無いくらい(AT2000STはそもそもそのモードがない)。

向こうは価格3~4万円で、僕のだと、総額3~4千円 価格にして1/10の差で、

た~だ~し~! ポン付け出来る向こうとは違って、こちらは取り付けや配線が面倒ですけど、

 

まあ、貧乏人の僕にとっては安いに越したこと無いですし、このメカニカルで有りながらチープな感じがたまらなく良いんですよね。  

 

 

配線作業

コンソールボックスに穴を開けたら、次にディジタル温度スイッチに基礎配線を施す。

 それを取り付け穴から差し込んで、他のタイマーやらと接続。

ボックス内にディジタル温度スイッチの後ろ側が出っ張っていますね。

 にゃははは!

仕方ないですけど、僕自身かなりアバウトな性格ですから、カバー付けてしまえば関係ね~や! という感じです。

 

以上でコンソールボックスの加工取り付けは終了。

ここで記念撮影なんかしますが、撮影角度のせいか?、レンズのせいか? ゆがんで見えなくもないな~ ぶつぶつ。

あとはこれを車に戻して、本配線は昼休みに行う予定。

 

ちなみにディジタル温度スイッチの付属されていた NTC温度センサーですが、 配線ガイドを付けて、 どこに置こうか?と考えています。

温風が吹き出されるセンターから車体後ろ側の方が温度が低くなる傾向があるので、 そこにしようか? と、設置場所が悩みの種かな~・・・・

 

 

 

 

コンソールボックス取り付け

雨が霧雨のお昼休み~!! ふ~~~~

 

ディジタル温度スイッチ取り付けたコンソールボックスを戻して、 コネクターを接続、そして室温センサーも取り付け。

実は、本当に微妙に配線の長さ足りずで、 仕方なしに線を少しだけ延長しました。

 

ディジタル温度スイッチの温度センサー入力端子から後ろへの取り回し配線は 以前 実験(ベバストの温度センサーと同じ端子(8番9番間)に室温センサーを取付けて温度制御できるか?)した際に使った予備配線(赤黒線)を 今度はコントローラまでのセンサー配線として使いました。

なので、特段のライン通しは無し。

 

 

センサー取り付け

前述の通りに、リアのキッチンルームとの境にある隔壁に取り付けました。

FFヒーターの吹き出しが、センターより前方方向になるためです。

 

全部の配線が終わったら、実際に作動するかの試運転。

問題なく動作します。

 

これでコントロール系は全システム完成となりました。

 

下の写真はマニュアルモードをONにして実際に機能している状態の写真。

ディジタル温度スイッチに室温が表示されて FFヒーターがきちんと作動(定温度燃焼モード)しています。

 

 

最後に例の出っ張っていた部分含めて、見かけを良くするためのボックスプレートも取り付け完了。

 

でもって、終了です!    読んでくれて、感謝!

 


ベバスト(同等品)FFヒーター に 2500円で ディジタル温度スイッチ その2

2016年03月06日 | FFヒーターなど

昨日ほど酷くは無いけど、 やはり朝から花粉がすごい・・・・・・   ズルズルズル

今朝は灯油を買いにホームセンターまで行って、ポリタンクを下ろすそうかと車外に出たとたん、鼻がむずむず。

 

昨日は薬飲んでも効かない程酷かったですけど、今日は飲まなくてもこの程度で収まってるのだから、まだいい方かな・・・・

 

っと余計な話はともかくも、 ディジタル温度スイッチが昨晩届いた。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9-%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%A2-%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81-%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88/dp/B012HZBP4U/ref=sr_1_12?ie=UTF8&qid=1457030875&sr=8-12&keywords=%E6%B8%A9%E5%BA%A6%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81#productDetails

型番は MH1210Aらしく、このMODELナンバーから、ネットで取り扱い説明書がダウンロードできた。

電圧により同じモデル番号でも価格が違うのかな~・・・・ 1200円くらい(送料別)のも売られているけど制御電源の表記が無いので

それは多分 AC110V様かと。

検索にDC12Vは欠かせないな~とも思う。

箱から出して車の床に置いてみる。 大きさ的には横幅7cm 縦3cm程、 奥行きが少しあるので、取付け場所を考える必要があります。

 

車内を見渡し、「どこに付けようか?」と考えるけど、やはりここかな・・・・

集中パネル的な感じになるけど他に場所も無いし。 

 

問題は付属のNTC温度センサー(なぜか?10KOHM 25度 だははは!)でして、 線が余り長くないので、必要なら延長しなければならない。

 

そうそう、ついでに?すでに届いているホースやらなにやらを箱から出してみる。

ダクトホースと これまでのアルミダクトを再利用する可能性があるので異径アダプター

 

あと、一応ポンプの取り付け場所を将来変える可能性もあるので、消音型ポンプホルダー等々。

これまではFFヒータの真横のパネルに吹き出し口があったのだけど、 これだとメンテナンスでパネルを外すときにダクトが邪魔となって面倒なのと、

吹き出し口の向きが固定方式で変えられないので、不便なんです。  

今度のは方向が変えられますので便利。

 

なので、おそらくこれは塞ぐことになると思う。

新しい取り付け口ですが、今のところはここにする予定。 後ろへの通路に出っ張るわけでは有りませんから邪魔にならないし、向きも変えやすい。

*テストの為に応急的に取付けているアルミダクト(かなり無理矢理)が飛び出しているのが笑える

横にするとこれまでの吹き出し口と大体同じ方向を向く。

本当は今日にでも取付けたかったのですけど、注文していた60mmのホールソーが届かなかったので、できませんです、ハイ

まあ、花粉もすごいし、今日はイメージ固めただけにしておこっと   

 

さて、話変わって 一番上のディジタル式温度スイッチの話に戻るわけですが。

取扱説明書が無くて、Amazonの説明にも取説が無いと記載されていて、 当然日本語訳なんぞ見つかるはずも無い。

なので翻訳しました。

操作方法

セットボタンを 3秒間押し続けると メニュー モードに入り、ディスプレイには HCが初めに表示されます。

そこで△もしくは▽ボタンを押すと 表示(パラメーターコード)が HC-CP-LA-HA-PU-CA という様に切り替わります。

希望するモードが表示されている状態で、再びSETを押すことで、 希望するデータにセッティング変更をすることが可能となります。

設定やデータの変更は、 同じく △ もしくは ▽ボタンにて行います。

コントロール温度設定:

SETボタンを押すと(2秒以内)、ディスプレイが点滅を開始してデフォルトの温度設定が表示されますので

ボタン△ もしくは ▽ を押すことで可変することができます(2秒以上押すと オートで値が変化します)

 

ヒーティング温度調整(ディスプレイのHEATが点灯動作): コントロールモードが HC に有ると、たとえばセットされた温度が28度の場合ですが、

周囲温度が その28度より 温度許容範囲が2度にセットされていると(設定変更可能)、それより周囲温度が高くなる条件(30度)になると 内部のスイッチが切れます。

周囲温度が 28度より 低温許容範囲が2度にセットされていると、周囲温度がそれより低くなる条件(26度)になると セットされた遅延時間後に 内部スイッチがONになります。

(もし、この遅延設定が不要な場合は PU の設定を0にしてください。)

冷蔵温度調整: 

温度コントロールモードが HC の低温モード(ディスプレイのCOOL)が点灯動作の場合。

セット温度が 28度だとすると、 温度許容範囲2度(設定変更可能)にセットされていると、周囲温度がその条件26度になると セットされた遅延時間後に内部のスイッチをONにします。

もし遅延時間が不要な場合 PUの設定を 0にしてください。

コード  コード操作     設定可能範囲  基本セッティング  表示単位

HC  温・冷 温度調整   H/C      C

CP  温度許容範囲     1~30     2       度

LA  最低温度セット限界  温度調整    -40      度

HA  最高温度セット限界  温度調整    120      度

PU  遅延設定       0~10     2       分

CA  基本(中心)温度  -10~10    0       度

 

補足

LA と HA 設定は、それによりこのディジタル温度スイッチが動作する範囲を決めています。

設定の変更は 実質的に設定範囲を狭めることになりますが、希望によりご自分で変えることが出来ます。

 

基本設定に戻す場合:

Rstボタンを3秒以上押すと ディスプレイは5回点滅をした後に全ての設定を基本状態に戻します。

 

設定ロック方法: 

▽ボタンを 3秒以上押すことで、ディスプレはOFFになります。

これはユーザーにより設定された値がロックされたことを意味して、この操作は 各設定がディスプレイ表示で見れることが、設定変更可能が可能であること、

と同じ意味であるという事です(設定をロックするとユーザによる設定変更を受け付けなくなる)

 

 

以上、必要部分だけの翻訳でした。

間違いないとは思いますが、 技術的で操作感をともなう文の翻訳は 言葉のニュアンス解釈の感覚的違いで意味が変わることがありますから。

 

無料の翻訳なので間違っていたらごめんね。 

 


ベバスト(同等品)FFヒーター に 2500円で ディジタル温度スイッチ

2016年03月04日 | FFヒーターなど

ここ数日、とても快適な朝の通勤をしている!? 

何故か?というと、タイマーセットによる自動運転でFFヒータを動かし、通勤前に車内を温めているからです。

 

とは言え、あくまでもテストなので、 時間的には30分程度の短い時間。

 

ここ数日は朝の気温がマイナス3度前後なので、ヒータの試験するには丁度いいけど、

クラスBのバンコンとはいえ、天井に船が乗っかっている家の広いハイエースを

十分に温めるには、かなり時間かけて暖房を焚いていないと厳しい。

 

それでもフロントガラスの凍結がその30分程度で十分に溶けているので乗り出しが楽だ。

 

でもって、次にやりたくなってきたのが、 ディジタル方式のサーモセンサーによる制御。 えへへへ

 

150円で制作した室内温度センサーは 規定の9番-7番端子間に入れて、現在も動作確認を続けているけど、なにぶんヒーターを付けての車内泊をまだしていないので、コントローラの温度調整ノブの位置と、室内温度の相関関係が明確につかめきれてない。

 

そうでありながら、もう次にやりたくなってきたのが、外部にサーマルスイッチ付けての温度管理が出来ないだろうか?という事。

 

例のごとく5~6万円もする そんなスイッチを買ったりしていたら、とんでもないことになるわけで、当然、”数千円”で出来る事を考えるのが僕。

 

ネットで適度なものがないかな?と探すと、2500円くらいで(送料込)でAmazonにて売っていた。

送料は だいたい500~1000円するので実質 1500円位。

http://www.amazon.co.jp/dp/B012HZBP4U/ref=pe_492632_169829912_TE_dp_1

ディジタル式で、 設定温度以下もしくは以上で内部のリレースイッチがオンする様にできるので、これをFFヒータの オン・オフ スイッチラインに割り入れて温度制御をしてみようかと・・・・

考えているんですね。

ただ、外気温が寒い時や、キャンピングカーの造りで室内温度の低下が著しい時に、

果たしてFFヒータの スイッチを オン・オフ 操作することにヒーターの制御回路が耐えるのだろうか?と それが一応の懸念事項。

そこで、オペレーションチャート図を見ながら、検討してみる限りでは間違いなく大丈夫だろうとは思うけど、基本的に人柱な僕なのと、やりたくなると収まらないので、どうにもいかんです。

でもって、 チャート表を元しての、オン・オフに関する実験はすでにトライ済みで、オンにしてしばらくFFヒータを運転して、 そのあとオフにする。

当然ヒーターはクールダウンしながら停止モードに入り始めますが、あえてそこでまたスイッチをオン、 オフからオンまでの時間を色々と変えながら操作して見ましたけど。

内部のオペレーションシーケンスは、スタートから燃焼終了、そしてクールダウンまで、いわゆる”基本となるサイクル”を必ず守る様にできている。

*それが当然ですけど

コントローラーのスイッチ操作=即連動という場合は 下手にサーモスイッチなんぞ付けていられませんが、 ヒーターの動きを見ていると、内部プログラムが機器の保護を再優先にして運転されているのが判る。

FFヒーターのメインヒューズを抜き差しする様な、乱暴なことをすればすぐに壊れることは間違いないが、コントローラのスイッチでの操作は、必ず1サイクルを必ず守るので、

ここに温度センサーのリレーコンタクトを咬ましても問題ないというのが僕の判断。

本当は機械式のサーモスイッチをつけようか?と考えていたんですけど、

なんとなく見かけのよい、このスイッチにしました。

 

まあ、やってみてどうなるか?は後で記事にしますけど、

このサーモスイッチを付けて、これまで使っている手作り室温センサーを廃止するのか?と

僕のクルマに車載している、 ベバスト同等品持つ 2つのモード 温度制御運転、定燃焼モード運転、果たして どちらが サーモスイッチとの相性がいいのか?

僕は温度管理をサーモスイッチでやるなら、 定燃焼モードのほうが良いのではないかと思ってます。

定燃焼運転モードは リモートコントロラーのノブを最小位置で1kwの低燃焼、

ノブ位置最大で2kwの燃焼となる。

寒いけど外気温が割りと高い時は 低いワット数の燃焼モード ガチガチに寒い時は高い燃焼モードで運転、 そして部屋の温度は ディジタルサーモでやる。

そのほうがサーモスイッチのオン回数が少なくなると思うので、

まあ、サーモスイッチが実際に来てみないと、実際にやれるのか?はなんともいえませんけど。

 ニコニコニコ

 

 


ベバスト(同等品)FFヒーター  その8 150円温度センサーを試す

2016年03月01日 | FFヒーターなど

FFヒーターが稼働するようになったので、やってみたいことにトライした・・・・・・・   びゃははは!

継続して読んでくれている方はおわかりだと思いますが、増設の室温センサーの話。

 

買うと5~6千円する室温センサーを、 150円のNTCサーミスタで代用できないか?更に、ベバストと同じ端子で温度コントロールが出来ないか?

この二つですね。

別に無理してセンサーを取付けなくてもヒーターとしての運転には問題が無いのですが、 好奇心が半端なくて、また人柱な僕ですので、なんでもやってみたくなる。

困った性格です、実に  ← と自分で言ってみる(笑)

 

まず、室温センサーを作成 届いたNTCサーミスター 10kOHM(25度C)に灰色の配線接続。 150円の室温センサーの完成。

 

接続されるコネクタ側のギボシ処理をします。

ブラウン矢印 はマイナス

赤矢印は 本体の9番端子から

灰色矢印は コントローラの8番端子から来る配線を、カットして接続容易な様にオスメスのギボシ端子付けています。

 

さて、ベバストだと、 温度センサーを 8番と8番端子間に入れ、

同等品では9番とマイナス間に入れます。

で、まずは完全なノーマルで運転。

 

当たり前ですが、普通に温風が出てくるわけでして、コントローラのダイヤル位置と室温設定(5~35度間)が解らないので、まあ、真半分の位置にしての実験

ヒータ自体の動作サイクルは最低でも6~8分くらいのサイクルが1サイクルなので、テストするにも短い昼休みでは制限が多く焦り気味です。

半分外蓋を被せ、あえてショートサーキットを造り、 すぐに温度上げる様にする・・・・・

当然にコントローラの設定温度をすぐに超えますから、ある程度運転すると ポンプが停止し、冷却モードに入ります。

 

暫くして、蓋を外して、外の冷たい空気を入れてヒータ周りの温度下げると、当たり前ですが再起動する。

本体内部の温度センサーで作動しているのがよく分かります。

 

その次は 同等品のレギュラー取付け状態でのテスト。

これはブラウンのマイナス線と、 9番端子間に室温センサーを接続しろ、と書いてあるのでその通りに接続。

 

スイッチオンでヒーターが普通に運転を開始します。

と、そこまでは良いのですが、 冒頭に書いたようにダクト配管していないので、車内全体の温度が上がるわけでも無く、

内部温度センサーが高温検出して停まらないように外蓋を開けつつの実験。

上の写真の黄色丸のように吹き出し口近くにセンサーを置いて、場合により手でもって

吹き出し口に近づけてきちんとヒーターが停止するのか?をテスト。

 

センサーが純正品では無いので、 コントローラーのノブの位置との相関関係をつかめませんから、ノーマル運転と同じく真半分の位置を動かさずに実験。

温風が出て来て、センサーを近づけると吹き出し口の温度は当然に高いですからすぐにセンサーは高温となります。

 

で、どうなったか?というと きちんとポンプが停止して、燃焼が収まり、冷却モードに入る。

熱を検出して作動しているようです。

 

最後のテストに移ります。

なにぶんもう 12時半近い・・・・

 

これはベバストと同じ 8番9番間にセンサーを入れますが、 同時に灰色の線を切って回路的に遮断することになる訳で、

とりあえずセンサー無しの、灰色線切断状態のまま運転させると、 定温度モード 定燃焼モード を表示するLEDが点灯しないまま運転。

当然にどちらの運転モードで動いているのかが解らない。

 

ただ、FFヒーターはきちんと点火して燃焼、温風を送り出してくれます。

これを確認した段階で12時40分。

 

さすがに時間が無いので焦ってまして、スイッチでオフにして、停止させたら、最後の8番9番間に室温センサーを入れてテスト。

ベバストのセンサー取付けと全く同じになります。

 

スイッチオンにすると 当然ヒーターが作動して温風を吹き出します。

センサーを吹き出し口近くに手で持っていると、温度感知してポンプが停止、燃焼が止まり、冷却モードに移行。

 

この時点で12時50分。

 

この時点で終了~!! 

 

結局、 ベバストと同じく 8番9番間にセンサーをいれる方法、 同等品の図面通りに9番マイナス間に入れるのも、きちんと温度が上がるのを認識してヒーターの燃焼をコントロールしているのが解った。

 

た~だ~し! 

あくまでも温風の吹き出し口に室温センサー(手作りセンサー)を持ってきているだけでの実験。

配管ダクトを設けて、完全な状態での室温制御しているか?を実験できる条件ではありませんから、その辺が未検証。

 

さらに、温度センサーが、温度検出して運転停止が行われるのは確認した物の、 センサーの読み取り値と、 コントローラのノブの位置が、 室温の制御範囲内にあるのか?も確認できませんでした。

これは実質的長時間運転テストをしてみないとサーミスタの抵抗値がはたして10kOHMで良いのか?等の詳細な事は解りません。

参考?までに、海外サイトの webastoがらみの フォーラムでは NTCタイプの10kOHM ベバストのセンサーーを取り扱って販売している

処では同じくNTCタイプの10KOHM と書かれて販売されています。

 

 

今回はっきりした?のは、結局 室温センサーを ベバストと同じ8番9番に入れて運転しても、きちんと制御しているということで、

 

これはベバスト純正品も 僕の買った同等品も 形状、中身から始まって、配線、端子の使い方まで全く同じ物である!というのはほぼ間違いない、と認識しました。

これって何が重要かというと、使っていく上で必要になる消耗部品がまったくベバストと同じであるという事で、一番やっかいな本体内部のコントロールモジュールの故障に対して、ベバストの部品を使っても何の問題も無いということですから。

 

99%     同等品。 違うのは表に貼られているラベルにWebasto のブランド名が無いだけです。

 

 


実質、6万円で買える 新品のベバスト(同等品)FFヒーター 試運転

2016年02月29日 | FFヒーターなど

基本的なセットが完成したので、帰宅後に試運転。

 

真っ暗な中でタンクに灯油を1L程、給油。

燃料タンクのキャップは閉めずに少し緩めておきます。 こうしないとタンク内が減圧してポンプで燃料吸えなくなりますから。

エア抜きを儲ける方がいちいち緩めるより簡単かもしれないな~と思う。 次の検討事項。

 

いよいよ試運転。

コントローラのノブを回して最大にすると、 タイマーのスイッチをマニュアルのONにする。

オレンジの動作表示がタイマーに出て、 コントローラのLEDが点灯。

 

やおらヒーターのファンが回り始める。 

暫く待つも、点火せずで、フィルターをライトで照らして覗くと、まだ燃料が来ていないじゃん! 

コントローラのLEDも一つ消えて、燃えていないクールダウン状態??? 

 

もう一度スイッチ再起動して、今度は燃料ポンプを手で持つと、 コツ コツ コツ と ノンビリ作動していて。

なんてノンビリした動作だことこりゃ・・・・ 暫く待っているとフィルター内に燃料が見え始めた。

 

面倒なのでポンプの入り口のところでホースを外して、タンク上から口かなんかで圧をかければすぐに燃料が流れるのでしょうけど、

特段急ぎもしない僕は気長に待ちます。

 

エラーとなったのでしょうね、 ポンプの動作音が無くなった。

そこでまたスイッチ切り 再度ON

 

マグライトで配管の裏から空かし、燃料の流れを見るとポンプの入り口まできて、 やがてポンプ出口からFFヒータ側に・・・・ 遅い・・・・

本当にノンビリ    大爆笑!!

 

燃料がヒーターに入ると同時に、ゴーという燃焼音が始まり、ファンの回転数が上がる。

燃焼排気ガスの出口に手を触れると、燃焼ガスがきちんと出ていて、 吸い込みから出る、あの独特のヒュ~~~という吸気音は全く無い。

 

ポンプの動作感覚が極端に長くなり、さらに燃料が内部を通って燃焼が始まると動作音が3分の1程度に小さくなったのは面白い。

動作間隔は コツ・・・・・・・・・・コツ・・・・・・・・・・・・・・コツ・・・・

眠くなるなこりゃ~    なはは!

 

そのまま15分ほど燃焼テストして、まだ、温風の配管していないので、ヒーター室は全開、 車のサイドとリアドアも全開。

室温上がらないので、ヒーターファンも全開。

 

全開全開全開にて、無事テスト終了。 

 

フアンが停止したら、一度電源のヒューズを抜いて 最低3秒以上待ち、元に戻す。

これ、初めの何回かで起動失敗しているわけですから、 ヒーター本体のコントロールモジュールにそれが記録されています。

なので、 こうやってエラーをリセット(ベバスト正規修理マニュアルより)するわけです。 

 

 

次は温風ダクト配管をして、ドア閉じた状態で、自作室温センサーを取付けての実験を予定しています。

 

しかし・・・・、ポンプの動作が実にノンビリ。

これはバーナー室で燃料が吹き出される部分が、いわば霧吹きで、極微細に燃料を噴霧しているため。

 

それをスタート時に通電して赤熱したグローに吹き付けることで燃焼が開始される。

*ベバスト(同等品も)燃費が良いのは、この噴霧がきわめて微細で有る処から来ているわけだけど、 これは同時にポンプによる加圧で配管内のエアを出そうにも災いして?

ノズルがきわめて小さい分、なかなか燃料が廻らないんです。

 

一度点火して燃焼が始まると、 グローの通電そのものは止まるものの、すでに赤熱したプラグに燃料が継続して吹き付けられる事で、赤熱状態が維持され、これが安定継続した燃焼となる。

原理はきわめて簡単かつ単純なんですね。

 

以上、試運転終了でした!

なんか・・・・・・知れ渡り始めているのか? 少し値上がりしているような・・・・・

 


新品のベバスト同等品FFヒーター  自分で取り付け続き編4

2016年02月29日 | FFヒーターなど

昨日の続き。

タイマーとコントローラをコンソールボックスに取り付けるのと配線が今日の主な内容。

 

その前に、 タイマー後ろの邪魔な端子を外し、内部から配線を出す加工を施します。

でないと、タイマーの下に配線が出てみっともなくなりますから・・・・

 

ケースを開けて、ハンダを溶かして端子を取り去ります。

それが終わったら配線をハンダ付けして、ケースを少し加工して改造終了。

*青矢印は取り外した端子です。

 

完成品!?  

 

黄色と緑がスイッチ、 赤が電源(プラス)、 黒はマイナスですが、何かのテスト等で外しやすいように普通のギボシにしています。

4極コネクタ無かったのも有りますけど、この辺は経験的なものから来ています。

 

タイマーとコントローラーを、プラバン加工したプレートに取り付け、コントロールユニットの完成。

パチパチパチ!

 

まだ昼休み終わるには時間が有るので、ついでに車の配線を少しやっておきます。

 

外部温度センサーが届きましたので、そのテスト?取り付け?の為の配線なんかも取ります。

下の写真は半端無く小さいNTCサーミスター

 

 

外部室温センサーの配線は、ヒータのすぐ近くのコネクタX11(BLUE/PURPLE)から配線を引っ張りだす必要がある。

配線が奥まっていて、うまく取り出せないので、 パープル線で外に少し伸ばします。

 

 ブラウンは共通(マイナス)なのでどこからでも取れますから、実質使うのは一本だけ。

ハーネスの配線を取り回した際に、一緒に配線した予備線(室温センサー用配線)の赤に接続。

 

パープル線にギボシ、 赤黒線の赤にもギボシ。

そして接続。

 

次はコントローラ側の配線に移ります。

まずは余計?なX10コネクタを切断して線を短くします。

ただし、X10のREDはタイマー電源+ですから、新たに増設した3極コネクタ(黄色矢印)のトップに。

ブラウンは タイマーの電源(マイナス)に接続するのでギボシ(紫矢印)。

 

次にX9(赤矢印)の RED線を切断して、 それを3極コネクタの 2つに。

スイッチの配線です。

 

これで、準備は整いました。

緑色のコネクタはX8コネクタです。

 

おっとと! お昼はここで終了。

 

就業後にタイマーとコントロールスイッチをコンソールボックスに取り付ければ基本的配線は終了となります。

運転テストが可能になると言うことですが、家で燃料を入れて運転テストして、 問題なければNTCサーミスター噛ませて室温センサーに使えるか?を試します。

 

午後の部。

昼休みに配線が完了していましたので、プレートを取り付けるだけ。

コンソールボックスの下のボルト緩めて、 プレート取り付け用のネジ穴を開けてプレートを固定すると、タイマーとコントローラの各コネクタを接続。

黒矢印の線は 温度センサー用。まだ未使用。

 

各部の配線が完了したら、 昨日作成したメイン電源コネクターを、元Mikuniの電源供給コネクターに差し込む。

コントローラのノブを適当に回し、 タイマのマニュアルスイッチを入れると、オレンジ色のパワーランプが点灯、コントローラの2つのLEDが点灯、

そしてFFヒータが運転モードに入ります。

 

当たり前ですが、燃料が無いので点火しまで、ただ、ファンが回っているので、作動していることが確認できる。

余り長い時間回しているとエラー判断されるので、 適当なところでパワーOFF。

今日の作業はここまで、

後日は配管ダクト内径60mmのアルミ製の物を買ってきてレジスターに取り付け、そして燃料タンクがガタガタしないように固定する方法を考えます。

追記:

タンク固定しました。

燃料入れるときにレベルが見えるのが便利。

ちなみにプラ製ドア? 扉? の固定は磁石です。

 


実質、6万円で買える 新品のベバスト(同等品)FFヒーター  DIY取り付け実作業

2016年02月28日 | FFヒーターなど

さて、 いよいよ自分でFFヒーターを取付け、 レッツ DIY!

天気いいし、日中はだいぶ暖かくなるらしいので、いそいそと職場へやってきた。

 

家の駐車場みたいに建物北側で日陰になる訳ではないので、ひたすらポカポカ。 ただし花粉もすごいけど・・・・ 

FFヒータの取り付けは、 要点さえしっかり守れば誰にでも取付け可能な物でして、ハッキリ言って簡単。 「チョロい!」

ただし、取り付けの為に必要な補足的加工が多くて面倒で、時間がかかるんです。

 

取り付けに際しての絶対必要注意点はいくつかあって、 まずは燃焼排気ガスをできる限り車体外に出す事(可能な限り)。

一酸化炭素中毒になってしまったら笑えませんから。

 

燃料配管は熱源体(車のエンジンやマフラー配管、 FFヒータの燃焼排ガス配管)から避け、できる限り距離を離して、尚且つ損傷しにくい取り回しをする。 

*必要なら遮熱の為の保護をする(鉄管や塩ビ管、コルゲートチューブなど)

今回は灯油を使うので余り神経質にならなくて大丈夫だけど、ガソリンを燃料として使う場合はFFヒータ本体から配管を離し、パーコレーション(配管内沸騰)を避けねばならない。

 

以上、これだけ。

 

後、細かい点としては ベバスト(同等品も取り付け方は全く同じ)は、燃料フィルターの置き方が決まっていて、下から上へと流すのが基本、 ポンプは 排出側を上になるように、水平面から約15~35度程度の角度を付けるのがベスト。

注意点としては、ヒーターへ流入する室内空気の環が、出口と入口の近い、いわゆる空気のショートサーキットにならないようにする。

このくらいしかない。

 

大したことは有りませんね、所詮FFヒータですから。

 

1.下駄の加工から。

今回、MikuniのFFヒーターMY16に使われていた物をそのまま使用します。

下駄を使わずにそのままフロア置きも考えましたけど、 床鉄板の上に、ベニアとビニル性フロア材が載っかっていて、それを切り取ることが場所的に難しいので再利用することにしました。

 なにげに?カットします

これは将来のメンテナンスを考えてと、本体を脱着しやすいように開口部を設けた訳です。

 

以前はこれなかったので、取り外しが大変でした。 

取り付けする場所を見てみると、楕円形に床ベニアがカットされているのがお分かりかと思います。

これを更に、ヒータ本体の大きさにまでカットすることが難しいのは素人でも判るわけで、それなら下駄を再利用する方が簡単ですから。

そうそう、今のうちに不要になったMikuniの残配線を取り除いておきます。

電源配線のコネクタだけ残し、ここにバッテリー直の電源+ーが来ているので、それが今回取り付けるヒーターの電源になります。

ちなみに壊れた時計が転がっていたりして。(笑)

2.燃料タンク取り付け

配管は上から下へ 配管は 供給元から供給先へというのがセオリーですから、まずはタンク取付け加工。

灯油タンクは普通の使い方とは異なり、タンクを逆さに置いて使うので、 キャップが来る位置にホールソーで穴開け。

 

キャップ回しやすいように大きな径で開け、後で指とかを怪我しないようにカット部分のエッジを落とします。

のこぎりでスライドさせる溝を切って、最終的にこんな感じで収まるわけです。 

*緑色のラインはタンクを固定するベルトのイメージですが、今はまだ材料が無いのでこれは後付けします。

タンクからの燃料取り出し配管の通し穴はこのあたりにと・・・・

でかいホルソー3発でアクリルに穴を開けて、更に鉄ホルソーを一発、 車体の金属部分への穴開けは最低の大きさであること。

このキャビネットその物を外せれば良いのですが、 どうやって外すのかが全く解らない(一応は試みました)ので、かなり乱暴なやり方をしています。

青線が燃料配管の通るイメージ。

タンクそのもの加工は指定の25mm径ホルソーで穴を開けて行います。 

カット時に細かい鉄くずが内部に入りますが、タンク逆さにもって叩きだして、後はフィルターが濾してくれるので余り神経質にはなりません。

取り出し配管は、長さを測ってカット。

これはタンク底部分に水とかが貯まる可能性を考えてのことで、一番ボトムから1cm位上に吸い込み口が来るくらいの長さに調整します。

ちなみにディスクグラインダでカットすると、吸込口がつぶれて狭くなるので、 ドリルで吸い込み口(穴)の整理が必要。

 

で、ナットとワッシャー外し、タンクに差し込み、ゴムを外側にして再びワッシャーとナット咬ませて締めれば完成。

外側の取出し配管が長いので、これも最低必要な長さにカット。

 

3.FFヒーター本体取り付け準備。

古いヒーターの排気管を外しますが、車体下に潜っての作業で、砂が落ちてくるし、ねじは錆びているし、配管留めていたクランプがぼろぼろだし。

一番やりたくない作業・・・・・ 嫌いじゃ~!!

取り外した配管はまだ使う可能性があるので、捨てませんね、ステンレス製ですし。

 

4.再び燃料ライン配管開始。

まずはタンクからフィルターまで行く配管を通します。

タンクに配管を取付けてクランプで留める。 ホルソーで車体に開けた穴とチューブはこの場合干渉しない(取り出し金具が穴の中に入る)ので、 特にグロメットを取り付けたりの保護はしません。

納める  ぎゃははは! ぴったりだ~♪

 

キャビネットの裏を通したチューブ配管を引き出して、フィルターからポンプまでの配管を開始。

 

青色線がタンクからフィルターまでの配管ですが、何がしかのメンテナンスでタンクの脱着をする可能性を考え、長さに余裕(コイル状に巻く形)を取っています。

フィルターは水平から垂直(下から上へ流れる様に)に取付けますが、 ベバストでは”垂直取り付けを図示”してまで推奨しています。

まさかプロショップで水平取付けなんかしていないとは思いますが(笑)

 

実際にはエア抜きをきちんとすれば水平でも余り関係ないですが、垂直に取り付けると写真みたいなぐるり配管になるので、あまり綺麗では無いです・・・・

ぐるり配管の理由ですが、 上にも書いたように メンテナンスの関係でそうしています、 フィルターが汚れたら簡単に交換できるようにしていて、具体的にはクランプ緩めるとフィルターそのものが手元に取り出せる様にしているわけです。

 

ガソリン仕様のFFヒーターの場合、 できる限り無駄な配管長さを無くすために横取り付けでも良いとは思いますが、僕はメーカー指示通りにしました。

*赤い点線は フィルターからポンプまでの配管。

 

ポンプは、初めこそ同梱されていたポンプクランプで留めようか?と思いましたけど、カチカチカチという独特の動作音があるので、 今は消音と断熱かねて布で包んでステンレス針金でまとめています。 

いい加減に見えなくもありますが、直接車体に固定すると音の反響が気になることが有るので。

もっとも、あまり気になる場合は後でポンプだけ外に出し、ベバストの消音クランプを使うことにします。 

 

後で、ポンプ排出側チューブをクランプしてポンプそのものをフローティングさせることで、角度を付けますが、音の具合を見て、今の布からウレタンチューブ等に替えるかもしれません。

5.FFヒータ本取り付け及び配管

ただ置いただけの本体を一度取り外し、本格的に配管を開始します。

まず燃料配管を接続、 そして燃焼用排気管と吸気管を取付ける。 

 

逆さ状態のままで作業しますが、下駄のカット部分からクランプにアクセス出来る角度にします。 

同時にヒータの固定ボルトなどに鑑賞しない位置に固定。

配管終われば 本体をひっくり返して、車体床に開いた穴に給排気管を通し、下駄を固定。

そしてポンプの排出側の配管を接続。l

燃焼用の吸気と排気配管は可能な限り、 床板との間に均一な隙間(黄色矢印)が開くのがベスト。 

排気管の方は、車体が熱の影響を受けたり敗れたりしないように、吸気管の方は振動などで配管が破れないようにですが、吸気管の方はそんなに気にしなくて大丈夫。

問題は排気管でして、破れるとそこから一酸化炭素が入ってくるので、絶対この点を疎かには出来ません。 

 

最も、排気管はステンレス製の厚みが有る物なので、配管そのものをブラブラさせておかないかぎりは、心配不要です。

*僕みたいに下駄を履かせずに、FFヒーターを直接車体に取り付ける場合(普通の取り付け)は、 密着用のパッキンを使うので一酸化炭素の問題は殆ど気にする必要はありません。

吸気管が屈曲しますが、このあたりはグラスファイバー巻いた吸気消音器を造ることで、配管は適度に保護されます。

ここで、お昼~!    きゃははは!  カップヌードルとチョコパンでぃ!!!。

相変わらずランニングコストの安い僕~ ♪ ふんふんふふん。

 

ランチ後は、先程車体を通した給排気管の本固定。

まずは排気管から開始しますが、同梱されていた排気管の長さが短かったので、Mikuniのヒータで使っていた配管をコネクタ使って長さを延長しました。

取り回しは以前のMikuniと全く同じ。

 

配管接続のコネクタですが、たまたま電材の金属配管用の物があったのでそれ使っています。

排気管をブラブラさせるのは論外なので、 しっかりクランプ(黄色矢印)にて固定。

接続部分のコネクタも緩みが無いように締めます。

 

燃焼排気の出口ですが、普通の車体横ではなく、 後ろタイヤのハウジングにかかる部分。

*タイヤに直接かからないように注意が必要

 

排熱は上に上昇するので、 リアのタイヤハウジング空間を登って、自然に解放されて行く様にしています。

横出しも良いのですけど、それだど少しの風で車体下に貯まりまくりますので。

 

次は吸気管。

さ何度も書いていますが、さほど神経質になる必要は有りません。

ただ、吸気音が結構大きいのはMikuniの時に経験しているので、その音の軽減方法として少しだけ工夫。

 

まず配管にドリルで穴あけ、

そしてグラスウールを巻いて。 最後にグラスファイバーで丸める。

これって消音器と全く同じ構造。

 

そしてこれを更に曲げて取り付けるんです。 

こうすることで吸音されやすくなります。 音響工学勉強した人は当然に分かる物(笑) 

 

ちなみに、吸気管を固定しているところは、隔室みたいな感じになっていて、雨のかかることも無く、走行中に吸音材部分にまで水が跳ねることは有りません。

*配管そのものが軽いので、 クランプ一つで固定は十分。

 

青矢印が吸気、 黄色破線が排気。

赤矢印部分は構造的強度を高める車体隔壁。

 

給排気管が近いように見えますけど、 Mikuniの時もこんな感じの配管(吸気なんかは、ただの短に配管が出ていただけ)だったので問題は無いはずです。

配管最後のポンプ角度つけ、本体取付関連はほとんど終了したので仕上げというか、 ポンプの角度つけをします。

ベバストでは、ポンプは水平でなく、15~35度程度 ポンプの排出側が高くなるように取り付けろ!と明記しています。

理由は明確でして構造的にそうするのがベスト。

水平にした場合にですが、ポンプ内部に水分が貯まる可能性が発生して、特に車体外部にポンプを置く配管とした場合ですが、 使おうと思ったら外気温で水分凍結してヒーターが動作しないというトラブルや、ポンプ内部のサビや腐食(故障原因)などに関係しています。

これもまさか、ショップ取り付けで水平になんかしていないでしょうね~????

なんてね  爆笑!

 

なので、メーカ指示通りにチューブをクランプして排出側を高くして、角度を出しました。

ポンプそのものはさほど重いものでもなく、 下になる部分(吸引側)は布に包まれて床に接触しているので、重さがそこで受け持たれて、排出側を持ち上げるのが容易で、配管のポリューブも基本的に硬いですから、この程度の重さには十分耐えます。

注意:これも、ポンプ音の状態や動作の様子見て、改良を加えようと思っています。

 

 

 

6.電装

一番面倒くさいのが電装系の配線取り回し。

電源取り出し用に、既存のコネクタに不要となったコネクタを加工して半田付け。

そして絶縁テープで巻きます。

それをFFヒーター本体の裏から取り回し、電源配線はこれでOK

まだ接続していない状態です。

上の黄色矢印は 電源用。 下の黄色矢印は コントローラに行く配線です。

 

リモコンとタイマーを設置する場所への配線工事。

下の写真の、黄色矢印開口図にコントローラとタイマーを取り付けますが、 水色矢印線は仮置きした配線。

配線を通す穴をホルソーで開けます。

そして配線の位置決め。

 

基本的に水色線の流れで配線をします。

黄色丸は照明やら水ポンプやらの、集中コントローラーボックスの配線ターミナルです。

配線を通す場所が決まればカバーを取り付けて行きますが、まだ弛んでいるので配線が丸見えですね。 赤矢印部分です。

取り回しが終わったら、ホルソーで開けた穴にグロメット処理して、配線が傷つかない様に保護。

 

さてと、この時点で、もう15時近くとなり、現実的に今日できる部分は無くなりました。 

 

タイマーとコントローラは プレート加工が必要なので後日取り付けとなりまして、燃料タンクの固定方法も考えないと駄目だし・・・・・

そうそうそろそろNTCサーミスタが届くはずですので、 室温センサとして使えるようにテストしたり取り付けたりしなければなりません。

 

この続きはまた後日  ペコ!

 


ベバスト(同等品)FFヒーター  その7 タイマーと温度センサー

2016年02月28日 | FFヒーターなど

燃料タンクと、タイマーが届いた。

http://www.kayaba.org/pd/tmr_r_dc12_17/index.html

しかし・・・・・休みだというのにやたらと目が早く覚めて ゴソゴソ撮影なんかしている僕、 朝の4時45分   笑

入力は DC/AC12Vで、 接点は一つのとても簡単な物。 

今のところ、ヒータのコントローラは運転席と助手席の間にある、コンソールボックスの後ろに配置する予定でして、タイマーは更にその隣に設置します。

*運転席からもスイッチの ON/OFF したいので。

 

タイマーの電源はコネクタX10 、もしくはX8から取りますが、  テストで室温センサーを取付ける可能性があるので、X10から。

 

配線はこんな感じで、至極簡単。

X10の RED(+)とBROWN(-)を タイマーの電源として取り出し、 接点は コントローラに行く RED(ON/OFF)線カットして間に接続するだけです。

パラレルに接続しても良いのですが、温度調整ダイヤルを希望温度で固定状態にしておきたい(運転の度にスイッチ回していると必ずコントローラ内部の抵抗がバカになって壊れます)のと、タイマーにマニュアルでON/OFF出来るスイッチあるので、二つスイッチあると面倒なのと不要ですから。

余談?ですが、 NTCサーミスターが届いたら、

室温センサーとして本当に使えるのか?の実験をしてみる予定です。

ノーマル?のX6コネクタ 7番(BROWN) と 9番(BLUE/PURPLE) 間でまずやって、その次に。

べべストと同じく、 8番(GRAY) と 9番 間で試す予定。

 

ベバストは 本体内部の コントロールモジュールその物に温度センサーを持っていて、それが8番端子に接続されていて、これは図面を見れば解ります。

そこに温度変化で抵抗値が変化するサーミスターを付けて(後付の室温センサー)温度調整をしてる。

*なので”モジュール内部の温度センサー”が壊れる(故障)と 本来なら室温35度程度まで設定できるはずの温度調整が出来なくなる。

症状としては、コントローラのダイヤル回しても室温が上がらないままだったり、逆にバカみたいに暑くなる

ちなみに、増設の室温センサーを取付けても、 内部のセンサーとコンビで動作するために 症状は改善しません。

 

僕の購入したベバスト同等品でも、8番端子の先はコントローラ内部の抵抗とダイオードに接続されていて、モードスイッチで 抵抗をON/OFFして、モードを切り替えている。

その6でコントローラを分解して調べましたので。

 

このON/OFFは、モードの切り替えボタンで行っているわけですが、これを燃焼モードの切り替えスイッチとして使っている訳で、実験的に9番との間に 

高抵抗 10KOHM(25度)であるサーミスタを入れても、故障することは考えにくい。

べべストと僕の購入した同等品はまったく同じ物と考えていることもあり、なのでベバストと同じ 8番 9番間サーミスタ入れてみようか? なんて考えているんですね。

下の図はベバストと同じ配線にした場合。 *黄色線

 

 


なんで格安の Webasto FF ヒーター (同等品)が手に入るのかとおもったら

2016年02月27日 | FFヒーターなど

そういうことだったんですね。

正規のWebasto社 プレスリリース2103年に 中国でのマーケット見据えて 現地法人と工場を造り グローバリズム目指して

生産販売すると報道されている。 *この当時は車のサンルーフ生産からという記事です。

http://www.webasto-group.com/int/press-zwnjevents/press-releases/news-article/webasto-expands-footprint-in-china-with-new-chongqing-factory/?no_cache=1


ベバスト(同等品)FFヒーター その6 リモコンをバラしてみた

2016年02月26日 | FFヒーターなど

同等品付属の リモコンコントローラーを分解してみました~!。

徹底してやる傾向があるもので、性格というかなんというか  汗

 

中身は単純そのものです・・・・・うむむむ

裏面

馬鹿みたいに単純な構造なので、 テスター使って回路解析。

X9に来ている YELLOW配線ですが、 内部回路的には何にも使用されていないのが判り、よって下図では図示していません。

 

配線は下の図の通りですが、温度センサーが無いじゃん!

Convector ラインの8番端子(GRAY)配線の先にある 基盤のチップがセンサーかな?とも思いましたけど。

基盤にはR6と書かれいていて、サーミスタには思えない。

セラコンみたいな形状の小型サーミスタも実際には有りますけど、温度環境変えて測定しても抵抗値は同じでした。

となると、ベバストと同じく、温度センサーは 本体内部のモジュールに付いているということになる。

蓋を剥ぐと モジュールが見えますが、赤矢印部分が温度センサー部分。

*青矢印は空気の流れ

しかし、端子間10番と11番は温度設定抵抗=ベバストと同じ。

端子間13番と12番はスイッチと表示用LED、更にベバストと同じな訳ですが、 

8番 端子の意味がまだわからないです・・・・・

9番が増設室温センサー用の端子であるのは、 ベバストも同等品も同じです。

 

 

ちなみに、増設室温センサーは 製品としての価格は現在5000円程度。

 

抵抗値は NTCサーミスター(Jaycar parts number RN3440)で代用できるという情報を海外サイトから入手。

 

Jacar製品が日本にないので、25度にて10KOHMで、温度上がると抵抗値が下がるNTCタイプを探すと、村田製作製のサーミスタで同タイプ(特性は多少違うとは思いますが)を見つけたので、部品屋に注文(150円)。

これ届いたら、 接続して実験してみます。

無駄なお金を払う必要なんかありませんから   えへへ

 

 


実質、6万円で買える 新品のベバスト(同等品)FFヒーター その5 リモコンから違いを見てみる

2016年02月23日 | FFヒーターなど

その3 でベバスト正規品と同等品との間で、X6コネクタの端子をめぐる違いについて記載しましたけど、やはり仕様の違いのようです。

純正品でキットに付属してくるコントローラはノブ一つの簡単なもの。

ダイヤル回すとスイッチがオン そのままノブ回して温度設定というもので、 ダイヤルを置いたところが設定温度になる。

なのでダイヤルに印を付けておいたりします。

 

同等品のリモコンコントローラーは?というなら、 モードスイッチというのが付いている点に違いがある。

大した違いではないですけど・・・・・

添付マニュアルに説明があって、

リモコンコントローラには、モード切り替えスイッチと”2つ”のLED、そしてスイッチを兼ねた温度調整ノブがあり、

モード切替ボタン を押すことで ヒーターの運転モードが切り替わる、切り替わりと同時に2つあるLEDの一つが次のように色変化する。

 

(コンスタント 温度モード)下の赤線 : LEDが赤表示の時に ノブを回してセットすると(室温5~35度)まで好きなところに設定して運転できるモード。

(コンスタント 燃焼パワーモード)下の黄色線 : LEDがグリーン表示の時は ノブを回すして 運転出力1KW~2KWの範囲に 設定して運転するモード。

 

 

 

(空気循環モード)下の青線 配線の中の RED/WHITE 線をスイッチを設けて接地(マイナスもしくは車体に接続)させるようにすると(ユーザの希望で)、そのスイッチをONにすることで、ヒーターは燃焼を伴わないただの送風機として動作します。

ピンク線部分は付則説明 : 通常運転時は 電源ON表示LEDは緑色の表示ですが、何かトラブルが発生するとフラッシュして故障が起きているステータスを表示する。

そんな感じです。

ベバスト純正品だと、送風モードにするためには調整ダイヤルパネルの送風モードスイッチ付きをワザワザ買わねばならない・・・・・ 変な話~

そう考えると、同等品のほうが安いのにコストパフォーマンスが高いということですかね?

 

さて、 なぜリモートコントローラの話をしたか?というと、このリモコンの関係でベバストと同等品は違う配線になっているみたいなのです。

その3ではベバストの基本取付配線図を記載していますけど、 もう一つ同じ AT2000STでも 違う図面が有りまして、 これはファクトリーサービスの修理書に載っているもの。

 

どうやらこちらのほうが正しい?というか、その3で記載した図面は仕様が少し違うというのか?

修理書の方は増設室温センサーの取り付けも、 コネクタを差し替える事でOKということになっていて、その3で記載したような”切断”というのがありません。

 クリックすると拡大します。

 

ベバストのX6の端子番号 5,6,7,8,9が、同等品とは違うように思えましたが、それは同等品のリモコンコントローラの違いによる 配線の違いのようです。

 

ベバストの図面では 外部に増設する室温センサーは 8、9番端子。

同等品でも9番は 同じ増設室温センサーに接続されます。

 

問題は8番、 べベストでは9番の信号の帰り?ですが、 同等品では低温度運転モードと定燃焼運転モードの判断、表示として使われていて、 リモートコントローラにモード切替スイッチ持っていることから、その回路に行っています。

 

次は7番。

べバストでは 7番をスイッチ(S6)付けてマイナス(グランド=接地)に接続、 スイッチをONで CO2調整モード(ファクトリー調整モード)に切り替わる。 ブラウン色の③ですね

 

同等品では 室温センサー(サーミスタ)を新たに設けて回路構成することで、制御用に取られてしまった8番の代わりとしているようです。

 

なので外部増設の室温センサーを設けず、 これにベバストと同じようにスイッチ付けてマイナス(グランド=接地)させると CO2 モードに切り替わる???。

 

実際に同等品に添付されていたマニュアルには 外部室温センサーを付けるのはオプショナルであり、必要なら可能である。  という内容が赤線部分に書かれている。

 

さて、ベバストの 5番端子 ライムグリーンの②だけど、 これは W-Bus 用となっていて、 同等品では K となっている。

Wはベバストの W で、ベバストのオリジナルバスラインなので W-Busなんです。

ベバストの 6番端子が ブラウン① で、Diagnostic K となっていて、

ちなみに、同等品も べベストも この2つの端子には、特段何も接続されない。

(注意:同等品は外部特殊ファンクションスイッチに接続されるようではあるが、それが何か?は添付マニュアルに記載がない。

マニュアル記載の配線ハーネスに、”診断用コネクタ”の記載が存在していることから、どちららかがそれ用と判断できます。

 

でもって、これまでを全てまとめるなら、制御用コントロールモジュール及び、本体の各部はベバストとまったく同一品と見てよく、

ただし、 リモコンの違い(仕様の違い)からくる配線の違いが、配線色の違いと考えるのが妥当です。

 

配線の色の違いですが、

べバストでは5番は GREEN/WHITE

同等品では BLUE/WHITE

 

べベストでは9番は WHITE/BLUE

同等品では BLUE/PURPLE

 

べベストでは8番は YELLOW

同等品では、GRAY

 

日本では すでにATEvo2000シリーズが主流となって、店頭では発売されていないAT2000STですが、他の国ではコントローラが新しくなって継続販売されていると考えてもなんらおかしくは無いわけですけど、 

ちなみに、 今回のバベスト配線図(修理マニュアル)は マリン関連のホームページから ダウンロードしたAT2000STの物で、高地という概念がない海では高価なEvoは不要ですから。

 

 


実質、6万円で買える 新品のベバスト(同等品)FFヒーター その4 テスターで検証

2016年02月22日 | FFヒーターなど

今日は テスター使って、 図面の中のなんとなく疑問?だった部分を検証。

まずはヒータのコントロールモジュールに接続される コネクターX6

配列はこの通り。

 で、X6コネクターが刺さる、本体部分(コントロールモジュールそのものの端子)の内部導通、ハーネス配線(X8、X9、10、x11)を追いかけ、まとめてみたのが次の通り。

まずは プラスのライン。 赤の太い線は全部導通で、ヒューズに電圧かけるとこの赤い線で結ばれたところは全部12Vの電圧が常時かかります。

増設温度センサーが繋がる9番は 2.5kohmの抵抗があり、内部の制御回路に絡んでいることが分かります。

ちなみに、ベバスト同等品のキットには無い 後付エクストラコントローラーと実際にハーネス線に存在しない配線は図面から消しました。 面倒なので・・・・

さらにコネクタのX8が実際には2つあり、無視できないので、それを加えておきました。

 

次が マイナス(グランドもしくは設置と言います)側の導通。

中国語図面ではX6コネクタの14番端子はマイナスとして7番にダイレクトに内部接続されている表記でしたが、 実際にはそうしたことはありません。

完全な間違いですね。 間違いなく! (笑)

 

見てもらえれば、 疑問点は解決できるかと思います。

 

次に、 同等品に付属してきたハーネスケーブルの構成はこうなります。

FuseからFFヒータまで約5M ヒータからスイッチおや温度調整あるコントローラまで5Mあり、普通のキャンピングカーなら十分だと思える長さです。

 

各コネクタの写真。

X6コネクタ

X11 と x8 コネクター、ヒータのすぐ近くのコネクタです。

X8 と X9コネクタ

x10 コネクター

X11 と X8

 

以上です。

x6のコネクタですが、 3,4,15,17,18は接続用の接点がなく、

その部分には後ろからゴムが嵌めこまれていました。

使わない不要端子(予備)ということですね。

 

以上、その4でした!

 


ベバスト(同等品)FFヒーター 取り付け編1  自分で取り付ける為のイメージを描く

2016年02月21日 | FFヒーターなど

「大雨だ~!  大雨だ~!」 なんてメディアが騒いでいた土曜日が過ぎ、今日は日曜日  「当たり前か~!」  なははは!

で、ヒーターの比較ばかりしていないで、実際に取り付ける算段しなければならん!ぞな、 天気も回復するし・・・・

 

いつものように車で職場にやってくると、 まずは以前付いていた Mikuni製の FFヒーターを引っ張り出して来て、とりあえず両者を比較。

 

並べてみると、Mikuniの方がスマートで、 全体が金属カバーで覆われており、 対してベバスト同等品はプラスチック。

*ちなみにMikuniの方は キャンピングカービルダーが 高さあわせなどの関係?で下駄を履かしています。

下駄無しの写真

当然に金属で覆われた分の重量があるので、Mikuniはそれなりに重いです。

 

上から見た写真、 ベバストは綺麗に四角で収まっていますが、 Mikuniは グロープラグや、配線類を入れる部分が出っ張っていて。

実質的に取り付け容積としては差が無く、全長が長い分、Mikuniの方がスペースをとるかな・・・・

 

更にコントロールモジュール等が別体であるので、 全部がコンパクトに収まっている ベバスト同等品の方が扱いやすいかもしれません。

 

取り付けに際して、 ポン付け出来るのが一番簡単で理想的なのですが、それには吸排気官が同じで無ければならない。

両者とも 吸排気管の外形を買ってみましたが、 全く同じ22mm

*写真(サムネイル)は拡大できます。

 

 

更に、相互の管の距離。    ベバスト同等品 55mm

Mikuni は70mm 

 

15mm違う・・・・・・ ということは ポン付けは不可能ということで、何らかの工夫をせねばならないという事になると思います。

 

次は温風吹き出し口の直径。

ベバスト同等品は 55mmのダクトホースがピタリですが、 Mikuniは54mm。

 

で、そろそろ路面も乾いて、外気温も暖かくなってきていると思うので、 実際に車のヒータールームを開けて見てみます。

家の車は スライドドアのすぐ後ろにあります。

 

水色矢印が温風吹き出し口。

暖房吸気は一番後方の、キッチン周りや、そのすぐ上のリアガラス等の隙間、全体から吸い込んでいる感じです。

 

蓋を開けてと、 

ここにMikuniが収まっていた訳ですが、 赤矢印が排気管。 水色矢印が吸気管有った場所です。

吸気管が転がっている (笑)

ほこりの侵入防止と、蜂等が「こんにちは!」しない様にスポンジで塞いでます。

細い管は 元のMikuniヒーターの燃料配管、 そのまま使えますが、現在はこれの先端を塞いであります。

とりあえず、厚みの関係で本体が入らないとやっかいなので、入れてみる。

スペース的には余裕があります。 

とりあえず、取り付けイメージを

実際には この下に下駄を履かして載せることになる訳です。

問題は電源などの配線ですが、 以前の配線類がここに来ていますので、これを使うことになるかな。

で、大体の目星は付きました。

 

実は燃料を軽油では無く、 すすが燃焼室内部に山積しにくい灯油を燃料にしたいわけで、だとするならその為に

タンクをどこに設置するのか?というのが今の最大の悩みです。

 

そうそう、吸排気管の相互間の距離の15mmという違いは、 吸気管側を曲げて解決するかと・・・・ 解決という程のものではないですけど(笑)

排気管はそのままストレートに穴から出るようにします。

 

下の写真は、ベバストに下駄を履かせてひっくり返したところですが、この下駄はフロアにピタリと付くようになっています。

なので、現在開いている燃焼室吸気管の穴はそのまま。 

特に配管等はしないつもりで、なぜならフロアに開けた穴から外気を吸い込みますので。

*必要なら配管します。

 

そして吸気音の消音と、結露防止という観点から下駄内部、もしくは外部に断熱材を貼り付けます。

 

燃焼室排気管だけは外に出さないと死んでしまいますので、それはきっちりとやります。

音がMikuniの時も出ましたので、気になるようならベバストのサイレンサーか、原付バイクのマフラーか、自作で対応。

 

 

そんな感じかな・・・・・

 

あっ! 下駄の開口部がこれだとまずいので、これはパッキンと梱包されていたプレートをカットして供締め固定。

後は燃料配管やらなにやら。 

 

もう季節は春になってきてしまい、今更慌てて取り付けねばならない! というわけでもないので、まあ、ノンビリとやります。

 

 

 


実質、6万円で買える 新品のベバスト(同等品)FFヒーター その3 配線図比較から考えてみる

2016年02月21日 | FFヒーターなど

本当に同等品?の検証の続き。  

外観、分解ときて、ほぼベバストの AT2000STと同等品(いや同一品)で有ると認識している僕ですが、今日は更に電装系の方向から見てみたいと思います。

まず、これが 箱に同梱して送られてきたマニュアルにある配線図。

 

そしてこちらが メーカー ベバストのサービスマニュアル配線図。

一番シンプルな物を掲示します。

どちらも本体内部のコントロールモジュールに接続される、センサーやら配線等を記載した物ですが。

モジュールにはX1~X6までの コネクタがある。

X1は ファンモーター

X2 グロープラグ

X3 オーバーヒートセンサー

X4 燃料ポンプ

X5 フレームセンサー(ガソリン仕様のみ有り)

両方とも使っている端子と接続される物は全く同じです。

 

問題はX6で、 これがコントロールスイッチなどに接続されるわけですね。

X6のコネクタ部には 端子番号が1~18番まで有り、15,17,18は多分 サービスマンが モジュールのプログラミングなどを行ったりする工場向けサービスポート

ベバストもこの端子は通常使っていません。

 

1番は 電源のプラスに接続され途中にヒューズが入っています 両方とも同じ

2番は 電源のマイナス 両方とも同じ。  

 

3と4番 は両方とも使用されず

 

10,11,12,13番は 外部のリモコンコントローラに接続されており、 11番は 電源のマイナスライン。

10番は 温度調整ボリューム、 12番は 運転表示LED、 13番は 12番端子と組で ヒータの運転スイッチを構成。

詳細は、購入した同等品を発売している処から送られてきた資料の 配線図から分かります。  中国語(笑)

 

16番は ベンチレーションスイッチの入力で、 タイマーなどを接続したりして、定期的に室内空気を外部空気と入れ換えるようにするため物で、

このスイッチをオンにすると 14番端子から電圧が出力されてリレーなどを動かし、換気フアンを回す。

他に16番端子にスイッチ付けて、 コントローラのモードスイッチを変えると、FFヒーターをヒータとしてではなく、ただの送風機として使うことができる。

 

ベバストも同等品も同じ使い方ですけど、多分これは余り使わないと思うので、 黄色四角で囲んでバッテンにしています。

 

中国語の図面は 添付マニュアルと表記が違い、 14番端子は内部でマイナス接続されています。 まあ、14,15,16番は使わないと思えば問題ないですけど、この14番端子がはたしてマイナスに接続されているのか? は その4で検証します。

 

さて、ほぼベバストも同等品もピンアサインは同じなわけですが、 まだ紹介していないのが 3,4,5,6,7、8、9番

3番は両方供に開放されて、使われていませんが、中国語図面から 多分12V出力

常時電圧が出るのか、それともコントローラのスイッチっと連動なのか?は その4にて。

 

4番はベバストには何の記載が無く、 同等品と中国語では マイナスになっています。 これの検証もその4にて

***Webast の英文設置マニュアル図面に誤り?があるのか?仕様の違いか?

詳しくは ”実質、6万円で買える 新品のベバスト(同等品)FFヒーター その5 リモコンから違いを見てみる”を見てください。

両者で違いがあるのが 5番と6番 ベバストでは使われておらず、 同等品では 外部に接続する無線・携帯電話リモートコントロールに接続されています。

6番は中国語からも 12Vの電源であるのが解り、でもって 5番は K という表示で Kってなに????  にゃははは!

8番は、9番と組で ベバストの図面から分かりますが、 室内温度を感知して、燃焼モードにするのか? ただの送風モードにするのか?の切り替えをするセンサーに接続できるようになっています。

ノーマルでは、ただの抵抗が接続されてます。  

***末尾を見てくださいね。

 

同等品では8番線が リモコンに行って、 コントローラ内部でグランド(マイナス)に落とされています。 送風モードとの絡みがあるようです。

 

べバストと同等品で唯一違う?のが 9番端子。

同等品では7番と組になり増設室温センサーを接続する使い方ですが、 ベバストでは8番と組となって室内温度センサーを接続する。

中国語では 記載なしで、9番端子の使い方が正直よく分かりません。

 

もう一つ7番端子、 同等品ではモジュール内部で マイナスに接続されていて、ベバストではスイッチを付けてCo2調整に使う事になっています。

工場にてサービスマンが調整する際に使う物だと判断できます。

 

7番 8番 9番の使い方がベバストと 同等品では違うようですが、 これが内部コントロールモジュールのプログラムバージョンによる違いから来ているのか?

それとも、同一品で有るといいつつ、実際はちがうのか? この辺の判断はなんとも言えませんが、

 

コネクタから始まり、ほぼ全部のピンアサインと信号入力等々、まったく同じと言って良く、 上記の?端子を除けば、ベバストと今回購入したFFヒータは、ラベルにWebastoの記載が有るか無いか?の違いだけでしかないと僕は思うんですね。

 

さて、続きはその4へ

 

追記、 端子 番号 5,7,8,9番に関わる説明が ファクトリーサービス(修理)マニュアルにありました。

どうやら外部に 温度センサーを接続する際、 X8(端子 5番と7番)のコネクタらしく、 同時にX12(端子番号 9番8番)の 

ターミネーター抵抗を切断するようです。 

*これについて、今ひとつ確証できなかったのですけど、http://trailjoy.exblog.jp/i12/ の2010年4月14日の日記を参照させていただきました。 

ありがとうございました。 ぺこり!

仕様の違いかは不明ですが、この外部温度センサーの設置に、二種類の方法があるみたいです。

詳しくは ”実質、6万円で買える 新品のベバスト(同等品)FFヒーター その5 リモコンから違いを見てみる”を見てください。

 

さて、同等品が 7番9番の間に温度センサーを入れていて、中国語では7番が マイナス(グランド)、添付マニュアルでもマイナス。

となると、 9番は増設室温センサーの抵抗値変化を読み取る端子と考えてよく、 8番は中国語から、コンベクターとしてコントロールスイッチ介してグランドしているので入力

と考えれば、 つじつまがあう。

結論として、 8番端子をモード切替の検出として使う同等品は X12(端子8番9番間)の抵抗が無い(初めから付いていない)

ベバストは コンベクターコントロールラインをコントローラが使っていないので、抵抗を入れている。

 

なので外部に室温センサーを設置する場合、 X8(端子7番 5番)に室温センサーを入れることになる。

以上の結果から ベバストと 同等品FFファンヒータは 全部同じ品物(OEM)製品だと考えていいという結論。  でいいのかな~????その5に続きます。

 

 


実質、6万円で買える 新品のベバスト(同等品)FFヒーター その2  外観検証

2016年02月20日 | FFヒーターなど

さて、およそ外観的な物から 商品の説明通りにベバストの AT2000ST(現行モデルの一つ前の型)と同じかな?と思える 格安FFヒーター

 http://store.shopping.yahoo.co.jp/taobaonotatsujinpro

*現在、楽天からYahooショッピングの方へ店舗を移動されたようです。

 

今日は少し突っ込んで見てみます。

まずは 添付マニュアル記載の基本諸元ですが、動作温度範囲 燃料消費はじめとしてベバストの物とほぼ同じで、海抜1500m以上の高地に対応できないのも全く同じですね。 

 

次は分解図

webastoのホームページや ネットで紹介されている 分解図とほぼ同一。

http://www.sales.butlertechnik.com/techdocs/Webasto%20Airtop%202000ST%20Installation%20Instruction.pdf

燃焼室形状も ガスケットの形も、その他全く同一(添付のマニュアルから)。

 

ヒータ内部にある コントロールユニットの形状および端子配置ですが配置もピン数も全く同一。

その1で説明しましたけど、図の右のコントローラは少し違います。

基本的構成図、これもベバストのホームページで紹介している図と ほぼ同一。

室内側のダクト配管説明なんかもほぼ同一。

 

やっぱり同一品なんだ・・・・・と思いますけど、

紙だけでは無くて、実際にある程度までばらしてみます。

カバーをはぐるのは特段難しくありません、 これもベバストと同じで簡単!

ちなみに、内部のコントロール モジュールの形状と配線接続端子、これもwebastoと全く同じ。

もちろんシールの記載は違いますけど(笑)

 

そんじゃ~~~~~!と、 全部カバーを剥ぐって見てみようじゃないか!?  えへうぇへへ!

 

というか、ベバストじゃんこれって!!   大爆笑!

そのほかの写真。

    

 

次は付属品の配線ハーネスを仮に取り付けてみる。 

燃料ポンプは べバストと同じ形状で 配線の取り出しも同じで、燃焼室の吸気口から配線が出て、 統一形状のコネクタ(防水)使ってポンプに接続される構造。

配線の保護カバーや、取り付けのためのプレートやベースゴムの穴の形状もサイズも全く正規品と同一。

 

ハーネスを接続して外部コントローラも取り付けてみました。

水色丸が電源でバッテリーに接続される部分ですが、ヒューズホルダも配線の先端端子も 正規品とほぼ同一。

黄色丸が 外部コントローラ。

赤矢印は 本体。

ちなみに、メインのハーネスコネクタX6(黄色矢印)の形状は、ベバストの物とまったく同じです。

なんと温度センサーの位置と形状まで同じ・・・・・・

 

こりゃ~本当に Weabastoと同一品にしか思えない、いやほぼ完全に同一品?なわけですけど。

問題は この配線に繋がるコネクタの信号が同じであるか?というのは 互換性、いや同一品であるか?という面で非常に重要になります。

 

今日は時間あったので 正規品とこのFFヒーターの配線などを見比べてみましたが、 殆ど同じでした。

詳しくはその3を見てください。