BMW S1000XR と Mercedes

バイクでキャンプ、星空と美味いものと、そして仲間との出会い。

OLD & NEW

2010-04-24 | K1300S

K1300Sをようやく引き取りに行ってきた。

行くとそこには、先月末点検のつもりで乗ってきて、それが予期せぬ別れとなったR1200GSAdvが、きれいに化粧直しされてたたずんでおりました。

20100424152817

改めて見ると、外観的にも問題なく、もちろんパニア他TouraTechの部品もてんこ盛り。機関もばっちり整備されて、「えっ、その値段!」。思わず買うところだった。一回別れた奥さんを、町で見かけてもう一回プロポーズしちゃうような気持ちか?別れてから初めてわかる愛ってもんもあるんだろうねぇ

20100424172829

書類などの手続きを行い、いよいよバトンタッチ。Advの顔がなんとなくイジケテ見えるのは気のせいか

K1300Sは、K1200Sで使用していたCorbinのシートとSmugglerを納車に先立ち装着してもらった。Smugglerの名が付くリヤケースの色は、以前のK12Sのグレーのままだが、なんとなく違和感無く収まった。カーボン調か、つや消しブラックに再塗装しようと思っていたが、まあしばらく様子を見ることにした。

K13Sの帰り道、このバイクに乗るFredyは、「なんか悪い人になった感じ」である。K12SからGSに乗り換えたときには、その逆、「なんかいい人になった感じ」というのが第一印象であったのだが

胸の辺りに直接受ける風圧や、低音のエグゾーストノート、そして、加速。たまには、こんな「ワルなFredy」も悪くない、なんて思いながら、首都高を一気に通過。この時点で頭の中には、西部警察のタチヒロシが現れる(古い)。加速中のシフトアップでクラッチ操作がいらない「シートアップリフター」は、途切れないスムーズな加速を、エンジン音の息継ぎなしに与えてくれる。音的には、F1のシフトアップみたいなものである。そんな演出というか、メカニズムが、結構やる気にさせてくれ、首都高のコーナーで、お尻は、GSの時のようにコーナーのアウトではなく、インにしっかりずらして、タンクに体が張り付いていた(この時点で気分はトムクルーズ)。

ということで、明日の朝は、早起きして箱根でも行こうか、それとも榛名山か?