オレゴンで開催されている世界陸上も終盤を迎えているが、ここにきて、女子やり投げで北口榛花さんが銅メダルを獲得した。世界陸上の女子投てき競技では初めてのメダル獲得という快挙のようである。笑顔の可愛い彼女を見ているだけで、こっちもほっこりする気分になる。大会前にチェコに武者修行に行っていたようであるが、大会前から応援していたので、メダルが獲得できて本当によかった。あのぽっちゃり体型で、体全体を使ってはじける笑顔で喜ぶ姿には元気がもらえる。
彼女の所属がJALというのも親しみを感じ、応援したくなる。ANAと違ってお金のないJALは、スポーツ競技の協賛をしたくても、十分にできない財政状況にある。ANAはふんだんな資金を使い、卓球、水泳、スキー、スケート、バドミントン等の競技のスポンサーになって、積極的にスポーツを応援しており、羽生結弦のような選手もかかえている。JALは昔からの因縁で、サッカー、陸上競技等のスポンサーを維持しているが、選手としては、この北口さんも所属アスリートになっている。スポーツのトップ選手は、海外遠征も多いので、エアラインが協賛してくれると渡航費用がセーブできるので、ウィンウィンの関係である。ANAやJALのロゴを付けたプロゴルファーやアスリートも時々見かけるので、いろいろスポンサーシップを活用していると思われる。
スポーツ競技団体のスポンサーシップは、通常、年間の協賛金支払いと飛行機の無料チケット提供から成っているが、エアラインにとっては、無料チケットの提供は大きな負担にならないので、スポンサー契約が成立しやすいと思われる。北口さんの活躍にはJALも大変喜んでいるものと思われるが、日本到着時に空港でJAL主催の凱旋インタビューが行われるのではないかと思う。
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