一月万冊のネットチャンネルで、政治ジャーナリストの佐藤章氏が、特ダネとして自民党の動き出した政局について、詳しく解説してくれている。コロナ禍拡大で国民は疲弊しきっているのに、菅・二階対安倍・麻生という構図で、政府・自民党トップ4人が勢力争いをしているというから呆れてものが言えない。悪代官の麻生氏は安倍氏との密談を重ね、菅おろしを狙っているようである。唐突に高市早苗氏が総裁選に出馬する旨の報道があったが、菅氏をけん制する一環の動きだという。高市氏は完全に当て馬だという。
どうも8月22日の横浜市長選が政局の鍵となりそうである。なぜ、小此木氏が国家公安委員長という閣僚を辞めてまで急に市長選に立候補したのかが謎を解く鍵となりそうである。小此木氏は横浜でのIRに反対の立場で立候補しているが、菅首相はコロナ対策そっちのけで、小此木氏の当選に躍起になって全面的支援活動をやっているという。菅首相もセガサミーとの関係でIRからは手が引けないはずなので、小此木氏は、「隠れIR」で本当は、IR推進派だというから驚きというか恐ろしい話である。国民のためのコロナ対策よりも、自分の再選のために物事を進めている意図が透けて見える。
菅首相の目論見は、9月に衆議院の解散-総選挙を先にやり、その後自民党の総裁選を無投票でやるということだが、コロナ禍拡大でその戦略に誤算が生じているという。追い詰められている菅首相は、総選挙の前に総裁選をやることになったら、首相を辞任すると周辺に告白しているようである。総裁選をやったら、数の上で、安倍・麻生陣営に負けることはわかっているから、辞任するということらしい。横浜市長選は、出口調査だけで、山中氏の当選が発表されるものと思われ、その時点で政争の号砲が鳴ることになるという。菅・二階連合は数だけでは勝てないが、二階氏は、広島の贈収賄事件で、1.5億円をつぎ込んだ安倍氏の弱みを握っているので、その銃口の引き金を引くかどうかもポイントである。また、麻生・安倍陣営としては、次の総裁には河野太郎氏を据えようとしているようである。国民がコロナで苦しんでいるのに、政争のために、オリパラを強行したり、緊急事態宣言の時期を操作したり、コロナ対策も傲慢で独裁的な自民党に任せていたら、日本はとんでもない方向に進んでしまう。もう一度、次の総選挙で自民党を下野させる必要がありそうである。人を馬鹿にしたような態度の麻生氏、嘘つきの塊の安倍氏、政局の鍵を握る老害の二階氏、再選にしがみつく無能な菅氏、この4人を早く日本の政治の舞台から退場させる必要がある。今回の一月万冊はまさに政局の裏の世界を見ているようで、大変興味深い。
一月万冊による特ダネ情報(8/17): https://youtu.be/PI6odm6_PfI
特ダネの続報(8/19): https://youtu.be/ymVeWdiRP6k
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