浪漫飛行への誘(いざな)い

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お正月の風物詩~今年は異変

2024年01月03日 20時18分13秒 | 日常

 

お正月の三が日の生活パターンは毎年大体決まっている。元旦は、ニューイヤー駅伝の視聴、年賀状やりとり、2日は、箱根駅伝の沿道応援後、イトーヨーカドーで干支(辰)の置物プレゼントをゲット、3日は、やはりイトーヨーカドーでオリジナル根付プレゼントをゲット、箱根駅伝の復路の応援で基本的には家でゆっくりとテレビやユーチューブを視聴するというもの。箱根駅伝は、お正月の風物詩として定着しており、視聴率も他の駅伝の比ではない。今年は青学大が圧勝した感じで、あまり見どころはなかった印象である。今年は、2日に子供家族全員が我が家に集合し、8人全員でお正月を迎えた。次男がタイに駐在しているが、年末年始の一時帰国で全員集合が実現したものである。普段はふたりだけなので、8人も集まるとおせち料理やら妻への負担は想像を絶する。年末から風邪気味であったので、薬を飲みながら、何とか集まりの会は無事終わった。これから何度皆で集まれるかわからないが、今集まれたことに感謝したい。

今年のお正月も平穏に過ぎるかと思いきや今年は、元旦から能登半島地震のニュースで心を痛め、嫌なスタートと思っていっところ、2日には羽田空港でJAL機と海上保安庁機が滑走路上で衝突するという前代未聞の事故が発生し、炎上する機体を見て愕然とした。鶴丸が炎上しているシーンはあまりにショックであった。乗員乗客379人の内、14人が軽い怪我を負っただけで、無事緊急脱出できたことを知って安堵したが、まかり間違えば大惨事になるところであったので、まだ幸運だったともいえる。機内には白い煙が立ち込め、機体は炎上して、真っ赤な炎が出ている中、整然と全員が緊急脱出できたことは奇跡的なことと英国のBBCは報道したようである。炎に包まれた中では、我先にと非常口に人が殺到してそこで事故が起こる可能性もあるのに、短時間でほぼ全員が脱出できたことは、冷静沈着なキャビンアテンダントの誘導のおかげだと思われる。緊急脱出の際、滑り降りてくる乗客を下で受け止める役は、CAではなく、一般の乗客であるから、その乗客のアシストも評価される。脱出シューターは予想以上に急こう配で、降りる時に尻もちをつき怪我するケースがよくあるので、大変スムーズな脱出劇であったような気がする。管制官と海保機のやりとりミスが原因の疑いが強いが、JALのみが記者会見して謝罪していたことに違和感を覚える。国交大臣や岸田首相は何をやっているのであろうか?年始の繁忙期を襲った今回の事故で羽田空港を中心に欠航やら遅延やらで飛行機の運航が乱れているのも忍びない。海保機の乗員5人が亡くなったことは痛ましいが、早く原因を究明してほしいものである。


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