浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

パリ五輪の陸上競技がスタート

2024年08月03日 06時11分30秒 | スポーツ

8月1日からサン・ドニにある「スタッド・ド・フランス」で陸上競技が始まった。このスタジアムは、1998年FIFAワールドカップ・フランス大会の主会場として建設されたフランス最大の多目的スタジアムである。今回のパリ五輪は既存の施設を使う方針とのことで、陸上競技はこのスタジアムで行われている。収容人員は可動座席込みで8万人という大きなスタジアムで、サッカーやラグビーや陸上競技で使われているが、個人的には親しみ深い懐かしい思い出のスタジアムである。というのは、2003年の世界陸上パリ大会(世界陸上競技選手権大会)がこのスタジアムで開催され、スタッフとして大会期間中ずうっとスタジアムに詰めていたからである。もともとワールドカップの会場として設計されているので、スタジアム内に特別観覧室が多く設けられており、スポンサーに提供されたり、企業による接待用特別室として販売されていたのである。今はどうなっているかわからないが、特別室では招待したゲストに対し、フランス料理も日替わりで提供され、部屋の外に出ると特別観覧席で競技を観戦できるというものである。コックさんも配置されているので、ちょっとした小パーティも可能で、まさに招待客を接待するのに相応しい空間となっている。

2003年当時、日本として、特別室の一つを借り切ったこともあって、日替わりで、招待ゲストを決め、招待状を用意したり、招待客の接遇に立ち会ったり、大会期間中忙しい日々を過ごしていた。スポンサー企業はじめ世界陸連やアジア陸連の役員等を特別室に招待し、飲食を提供したり、特等席でゆっくり競技を観戦してもらったりしたものである。一般席がかなり混んでいたので、ゆったりとした雰囲気で競技が見られるとのことで、関係者から深く感謝されたものである。

陸上競技の場合、日本と世界のレベル差が大きく、メダルどころか入賞が目標となる。メダルが期待されるのは、女子やり投げの北口選手と男子4x100mリレー位である。ここ何回か競歩でもメダルを獲得していたが、今回は残念ながらメダルには届かなかった。陸上競技は、種目数も多く、五輪競技の1丁目1番地なので、日本選手は駄目でも世界のトップ選手の活躍に注目したいところである。


  特別室内---外に観客席が付いている



      観客席---中央は当時の世界陸連会長



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 園まりさんの訃報にショック | トップ | パリ五輪卓球女子シングルス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポーツ」カテゴリの最新記事