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ドイツ医療体制の素晴らしさ

2020年03月17日 19時41分48秒 | 健康

3月17日のTBS「ひるおび」の番組で、新型コロナ問題に関連して、いかにドイツの医療体制が優れているかを紹介していた。新型コロナ関連でも、ドイツの致死率がだんとつに少ないことが紹介され、それは、国民が皆保険に加入していることとホームドクター制度が機能しているためであるという。ドイツでは、ホームドクターが義務付けられており、そこ経由で、専門病院、総合病院、大学病院等に振り分けられ、PCR検査もドクターのアドバイスによるという。検査料は、もちろん無料だし、医療費はすべて保険がカバーするため、病院にかかっても、医療費はすべて無料である。消費税が20%近いためなせる業かもしれないが、自分のドイツ駐在での経験からも、ドイツの医療制度は日本よりはるかに進んでいるという印象である。

日本における医学用語も、カルテとかオペとかウイルスとかアレルギーとかワクチンとかカプセルとかあげたらきりがないほどドイツ語から来ている。かっては、北里柴三郎や森鷗外等も皆ドイツに留学していたことからもその先進ぶりがよくわかる。日本もその後はアメリカの医学に傾倒気味だが、いまだにドイツの底力はなかなかのものである。

ドイツでは医者にかかっても、タイムカード上にdoctor’s appointmentと記入するだけで、特別休暇が容易に取れるため、病気が理由で有給休暇を取ることはありえない。医者が温泉での長期療養を忠告すれば、それも有給休暇を取ることなく温泉地で体を癒すことができる。日本とはえらい違いである。駐在中、病気で医者にかかったことはなかったが、周りの派遣員には、ドイツの素晴らしい医療制度の恩恵を得た人もいた。新型コロナ問題でも、イタリアは医療崩壊が起こして、感染者数も多いが、致死率も、7.3%(3/16現在)と高い。日本は、2%台であるが、ドイツは、0.2%というから、いかに低いかがよくわかる。第二次世界大戦の件で、ドイツ人と話しをすると、次はイタリア抜きでやろうという笑い話のネタになるのもよくわかるというものである

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