コロナ禍も落ち着き始め、11月23日から1泊2日で地元の年寄り卓球クラブの合宿が4年振りに開催された。場所は、ここ十数年お世話になっている千葉県の白子温泉にある体育館が併設されている温泉ホテルである。例年だと2泊3日でやっていたが、ホテルがうまく取れなかったこととコロナがらみの抑制もあって、1泊にとどめることにした。合宿というと大学生の合宿というイメージがあるが、平均年令は、72才を超えるという年寄り15人(男性9人 女性6人)の参加なので、合宿といっても朝連があるわけでもなく、練習や試合の後、宴会、カラオケといった具合で、遊びの延長というか慰安旅行のようなものである。今回、参加者の一人が車酔いで、入院するという不測の事態もあったが、翌日には復帰し、無事合宿を終えることができた。年寄軍団なので、いつ何が起こるかわからないともいえる。
今までに、9回参加したことがあるが、この年になって合宿なるものを経験できるなんて貴重な機会であるともいえる。健康寿命を過ぎた人が大半であることを考えると恵まれているというか感謝する次第である。好きな卓球をやって、温泉に入り、美味しい夕食をいただき、カラオケを楽しみ、交友を深めることができるのであるから、極上の時間ともいえる。ただ、メンバーの高齢化も進み、参加者も減りつつあり、個人的にも今年度でクラブを卒業する予定なので、最後の合宿生活となるかも知れない。
電車で、千葉県の茂原駅まで行くと、ホテルのバスが迎えに来てくれるので、足も楽である。ホテルから体育館まで約1分、広い体育館で卓球の練習や試合を楽しんだ後は、ゆっくりと温泉に入り、6時すぎから宴会が始まる。よくある温泉旅館の夕食なので、食べきれないほどいろいろな料理がテーブルに並ぶ。カラオケが付いている宴会場なので、途中からカラオケタイムとなる。お酒とカラオケが好きな人にとっては、極上のひと時となる。4年振りに楽しいひと時を過ごすことができた。
今年は、1泊なので、そんなに多くは練習や試合はできなかったが、自分の体調からすると無理はできないので、1泊で十分ともいえる。宴会の最後は、決まって「青い山脈」を全員で歌って終わる。この曲は、我がクラブのテーマソングのような歌で、我々年寄り世代にはピタリの感がある。この曲は、今NHK朝ドラ「ブギウギ」で、草なぎ剛が演じる服部良一さんが作曲したもので、何度聴いてもワクワクする素敵な曲である。宴会後は、特別室に移り、プレイのビデオ映像を鑑賞する反省会を兼ねる飲み会で交友を深めた。ひとまず無事合宿から生還できたことに感謝する次第である。合宿中に撮った写真をもとに、別途YouTubeの合宿アルバムを作成し、思い出を共有する予定である。
青い山脈(神戸一郎・青山和子): https://youtu.be/JSV7ctB0bCE?si=YxU4hAQHKOFsl3R-
合宿所の体育館にて
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