フランス人のお世話で久しぶりに京浜急行の電車に乗ろうとした時、駅名がいつの間にか「青物横チョッパー駅」に変更されていたので、ビックリ。これは一体何かと思って調べたところ、7月8日から9月16日までの間、人気アニメ「ワンピース」とのコラボ企画で、「京急宴線 真夏のONE PIECE列車」と題したキャンペーンが行われていることがわかった。「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」を目指す横須賀市が、横須賀・三浦半島を盛り上げるべく実現した企画で、アニメ「ワンピース」20周年、カレーの街よこすか20周年、京急創立120周年事業に合わせ、横須賀市及び京急沿線を「ワンピース」にちなんで、「宴」の舞台として実施するものだという。
このキャンペーンの一環として、赤・青・黄の3色3編成の列車が「ワンピース」仕様のラッピングを施して運行するとともに、最寄駅である青物横丁駅他6駅の全7駅の駅名看板が「ワンピース」仕様に変更されていたのである。登場人物の一人でマスコット的キャラクターであるトニー・トニー・チョッパーにちなんで、「青物横チョッパー駅」が命名されたものと思われる。他には、「生麦わらの一味駅」「ナミ大岡駅」「Yアールフィ野比~駅」とかユニークな駅名が付けられている。
普段、あまり電車に乗らないので、このキャンペーンのことは知らなかったが、正直言って「ワンピース」のこともあまりよくわかっていない。超人気アニメで、外国人にもすごく人気があるということはよく聞くが、アニメ自体は見たことがないので、実感はない。それにしても、大胆な企画をしたものだと感心した。若者や外国人は大変喜ぶことであろう。ラッピング電車は、当日と翌日の運行スケジュールが公表されているので、近いうちに乗ってみようかと思う。
写真は、キャンペーンポスター