浪漫飛行への誘(いざな)い

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旧ユーゴスラビア旅行の思い出

2020年08月27日 08時09分49秒 | 旅行

ドイツ駐在中の1989年の夏休みに家族でユーゴスラビア旅行に出かけた。旅行したのは、当時の首都ベオグラードとノビサド(共に今のセルビア)、ザグレブ、リエカ、ツレス島(共に今のクロアチア)、ポストイナ鍾乳洞とリュブリアーナ(共に今のスロヴェニア)である。当時は、どこもユーゴスラビアであったので、その後の内戦による国の分裂には心が痛む思いである。当時、同じマンションの住人がザグレブ出身であったので、彼らの街と別荘のあるツレス島に招待されて遊びに行ったものである。

ツレス島は、アドリア海最大の島で、海は綺麗で素晴らしいリゾート地であった。彼らの別荘に泊めてもらい、バーベキューをやったり、コンサートに出かけたり、昼は海でボートや水遊びやテニスを楽しむことができ、子供達にとっても最高の夏休み旅行となった。ツレス島で床屋に行ったが、初めての日本人客だと言われたのをよく覚えている。

2007年と2017年にザグレブを再訪問し再会することができ、この家族とは今でもお付き合いが続いている。内戦で一時は消息不明となったが、インターネットのおかげで、奇跡的に居場所がわかり、交友を再開することができたものである。 

写真は、ツレス島

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