7月7日に投開票される都知事選が公示され、56人の立候補者が出揃ったが、現職の対抗馬として、蓮舫、石丸、田母神氏に焦点が当たっているが、野党が分裂する一方、裏金・利権の自民党、宗教の公明党、マスメディア・電通、警視庁、大企業及び大企業の組合の連合が全面的に支援しているので、どんなに問題が多い現職でも、現職の強みで、ほぼ勝利することは間違いないと推察する。どんな悪事を働いても何ら罪を問われないバ-ベキューH氏を筆頭に自民党が裏でステルス作戦で動いているので盤石である。マスメディアも政権と結託して、ちゃんとした情報を流していないので、一般都民は、都知事の実像・実態を知ることが出来ない状態に置かれている。学歴詐称問題も告訴を含め状況証拠が揃いほぼ確定的であるが、マスメディアがグルになってその犯罪行為をスルーしているのだからどうしようもない。裏金自民党と利権まみれの独裁知事が悪としても、その政権運営に満足し、一緒に甘い汁を吸っている連中がいかに多いかがわかるというものである。
小池都知事が勝利すれば、自民党は息を吹き返し、裏金と利権に物を言わせ、引き続き、日本の政治を牛耳ることは目に見えている。反自民の勢力は、バラバラだし、維新や国民党は与党に入り込もうとする下心も見え隠れする。岸田政権の終焉は間違いないが、さらに悪いい体制が敷かれる可能性もある。このままでは政権交代なんて夢のまた夢である。政権と司法・大企業との癒着は一層進み、一部の富裕層がさらに潤う時代となりつつある。時の政権がどんなに悪いことをやっても、警察・検察は本来の業務を果たすことなく、三権分立が形骸化しているのが実態である。勧善懲悪という言葉も死語となりつつある。
小池都知事の実像については、マスメディアは全く報じないが、郷原信郎の「日本の権力を斬る!」では、元都庁職員の澤氏をゲストに迎え、詳しく解説してくれているので、耳を傾けてみたい。今回の選挙は政権選択選挙に匹敵するほど、東京都及び国の独裁権力を継続させるか民主政権を誕生させるかどうかが争点であり、都民の良識が問われているといえる。
日本の権力を斬る!(6/22): https://www.youtube.com/watch?v=89YgDaT3rTM