浪漫飛行への誘(いざな)い

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紅白歌合戦に思う

2024年01月01日 06時21分03秒 | 音楽

 

2023年も大晦日を迎え、第74回紅白歌合戦が行われた。今回は、ジャニーズ問題で大きく揺れた紅白となったと思うが、ジャニーズ関連グループがすべて姿を消し、どうなるのかと思ったが、見ている限り、それをカバーするほど演出面ではいろいろ工夫が凝らされている印象であった。出場歌手は、相変らず半数は知らない人、知らない曲なので、音楽を聴いている限りは、ほとんど楽しめないが、何となく習慣で見てしまった。テレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」では「大晦日に歌い継ぎたい100曲」をやっていて、こちらの方は、すべて知っている馴染みのある曲ばかりなので、紅白と並行して見ることにして、懐かしい音楽を楽しむことができた。今回の紅白では、ドミノチャレンジが圧巻で一番見応えがあった。水森かおりの「日向岬」という歌とのコラボであったが、見事に成功を収め感動的であった。また、テレビ70年ということで、懐かしの曲がいくつか聴けたのはよかった。ジャニーズが消えたおかげで、年寄りにとっては、かえってよかった結果を生んだようであった。

紅白歌合戦は、大晦日の定番として皆何となく見ているが、テレビと生観覧とは雲泥の差がある。知っている曲であれば、まだテレビでも楽しむことができるが、そうでないと正直言ってあまり見る気がしない。特に、年寄りにとっては、テレビ東京の歌番組のほうがはるかに魅力がある。昔の紅白はもっと魅力があった気がするが、最近はどうも引き付けるものがあまりないのは残念である。紅白の生観覧が実現したのは、1999年の第50回という節目でかつニューミレニアムを迎えるという特別な紅白であった。今は1世帯1枚しか応募できないが、当時は複数の応募が可能で、倍率は、約200倍であった。(ここ数年は100倍前後)当選すれば、今は二人で観覧できるが、当時は1人だけで、座席は無作為に当日指定された。当選するだけでも奇跡的なのに、座席もわずかしかない1階席のそれも前から12列目中央というダブルの奇跡が起こり、夢でを見ているように、かぶりつきで生観覧するという貴重な経験を得た。間違いなく、一生分の運を使い果たしたいえる。生観覧の経験では、もしチケットが有料で買えるとしたら、10万円位の価値はあると思われる。今回第74回ということだが、24年前は第50回という節目で、出演者全員でいっしょにニューミレニアムのカウントダウンをしたことをよく覚えている。当時、最後に勝敗を判定するボールが会場に投げられていたが、その内、2個をゲットし、後に司会者の一人であったNHKの久保純子さんのサインをもらうことができたというオマケもあった。

観覧応募はその後も続けていたが、2011年に幸運にも再度当選した。チケットは子供二人に譲ったが、席は残念ながら3階席であった。倍率は、約1000倍であったというから、これも奇跡的であったといえる。今は、1世帯1通なので、倍率は下がっているが、それでも当選はかなりむずかしいといえる。いくらお金を出してもチケットが買えないというのが味噌であるが、どうも裏口はあるようである。1999年の時も、二人連れで来ている人がいて、関係者らしき人にお礼を伝えている現場も目にしたが、いまでも1階席にはそういう人が少なからずいると思われる。それほど価値のある販促チケットであることは間違いない。

紅白観覧だけでも奇跡的な出来事であるが、観覧後、明治神宮への初詣を終えた後、品川駅に戻り、そこで何と2000年1月1日の2000番という奇跡的な乗車切符を手に入れた。その足で、羽田空港に行き、ニューミレニアムの羽田発第1便(5時50分発)の札幌行に搭乗し、6時44分にニューミレニアムの初日の出を日本で最初に富士山頂より早く飛行機の中から拝むことが出来た。後でわかったことだが、タレントの磯野貴理子さんも同じ飛行機に乗っていたようである。当時、2000年を迎えるということで、計器の関係で飛行機が無事飛ぶことができるか世間の話題になっていたので、検査のため、航空会社の関係者も搭乗していた。こんなに忙しく、充実した年末年始は後先にもこと時だけで、今は懐かしい思い出だけが残っている。

 

第50回(1999年)紅白歌合戦: http://romanflight.web.fc2.com/kohaku.html

ニューミレニアム初日の出: http://romanflight.web.fc2.com/New-millennium-flight.html

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