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フィンランドがNATO加盟申請へ

2022年05月15日 08時50分05秒 | ニュース

 

フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相は12日、連名で声明を発表し、北大西洋条約機構(NATO)の加盟申請に支持を表明した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けたもので、軍事同盟に加わらない非同盟の立場からの転換が事実上固まったという。ロシアと約1300キロにわたり国境を接するフィンランドは、冷戦時代にNATOに入らず「軍事的中立」を貫いた。ソ連崩壊後、欧州連合(EU)には加盟したが、対露関係を考慮してNATOには非加盟だった。しかし、ウクライナ侵攻後、国の安全に対する危機感が急速に拡大し、最新の世論調査でも76%が加盟を支持し、議会は大半の政党が加盟支持を表明していたという。加盟が実現すれば、NATO加盟国がロシアと接する国境が大幅に延びるため、欧州の安全保障上の転換点となりそうである。 NATO加盟には、全30加盟国による全会一致の決定が必要という。NATOのストルテンベルグ事務総長や米国はこれまで、フィンランドの加盟を歓迎する姿勢を示し、フィンランドの隣国スウェーデンも加盟の申請を検討しており、ロシアによるウクライナ侵攻が欧米の結束力を高める結果となっている。

フィンランドとスウェーデンが軍事的に中立だったことは今回初めて知ったが、ヨーロッパとしての結束を固めるためにも、当然の動きだと思うし、ロシア側は大分あせっているようで、早速フィンランドへの電力の供給を止める嫌がらせを始めたという。フィンランドの首都ヘルシンキには、2005年に2回出張で訪問しているが、街中の見どころほとんどすべて見て回ることができた。1回目は、世界陸上の下見(4月)、2回目は本番の大会及び会議への出席(8月)であった。8月は真夏のはずだが、物凄く寒く、コートが必要なほどであった。市内の見どころとしては、ヘルシンキ大聖堂、 ウスペンスキ大寺院、シベリウス公園、オリンピック競技場、スオメンリンナ要塞等で、街中は大変綺麗であった。フィンランドはヨーロッパでも北の端に位置しているので、行きにくいイメージがあったが、今では日本から直行便もあり、馴染み深くなっているものと思われる。

今回のロシアによるウクライナ侵略は到底許されるものではないので、早くフィンランドもスウェーデンもNATOに加盟させ、ロシア包囲網を築いてほしいものである。ロシアは現在ヨーロッパに属している形となっているが、戦争犯罪国ロシアをヨーロッパから締め出してほしいものである。ウクライナ情勢は、今後どうなるか全くわからないが、世界中の叡智を集めて、ロシアを容赦したり、ロシアが復活して生き延びるようなことを絶対させてはならないと思う。そのくらいひどい戦争を仕掛けていることをプーチンに思い知らせたいところである。

 

読売オンライン記事(5/12): https://www.yomiuri.co.jp/world/20220512-OYT1T50212/

ヘルシンキ旅行アルバム(4月): https://youtu.be/_ScXYDKT5Z0

 

 

 

 

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