浪漫飛行への誘(いざな)い

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久し振りの小旅行

2021年10月04日 20時40分40秒 | 旅行

 

コロナ禍の中、ステイホームが長期化しているが、久しぶりに泊りがけの小旅行に出かけた。新規感染者数も急激に減少し、緊急事態宣言も解除されたので、台風が関東に近づいているにも関わらず、那須塩原まで出かけることにしたもの。東北新幹線で東京から那須塩原まで行き、妻の会社時代の同僚の別荘に2泊させてもらった。新幹線に乗るのも十数年振りであるが、車内はあまり混んではいなかった。

 

同僚のご主人は鉄道マニアでまさに人生の楽園ではないが、趣味の手作りで、家の中にも、広大な庭にも線路が敷かれている。定年後に好きな趣味に没頭できるのは羨ましいかぎりである。中日は、台風の影響で雨が降り続いていたが、福島県にある大内宿まで車で連れていってもらった。大内宿は、江戸時代に会津若松と日光を結ぶ重要な道の宿場町として山あいに栄えたところで、現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並んでいる。約400年の歳月が経っているが、村の人々が店舗兼住居として生活し、景観を維持しているという。宿を訪れるとタイムスリップしたような当時の景観そのものを肌で感じることができる。お蕎麦屋さんやお土産屋さんが建ち並んでいるが、昼食は、その内の一軒で「くるみそば」と言う変わったお蕎麦を食べ、当時の雰囲気を味わうことができた。

 

今、区の健康ポイントプログラムに参加しているので、毎日1万歩以上歩くことが日課となっている。旅先であるが、早朝に周辺を散歩していたら、放置されている分譲地の一画に大きな栗の木があって、台風のせいか栗の実がたくさん落ちているのを発見し、勝手に栗拾いをさせてもらった。散歩そっちのけで栗拾いに時間を割き、100個以上は拾ったものと思われる。家に戻ってから早速栗ご飯にして賞味してみたが、十分美味しい栗であった。また、別荘の前に道の駅があるが、その周辺にクルミの木があり、そこも台風のせいか、クルミの実がたくさん落ちていたので、クルミ拾いもさせてもらった。図らずも栗とクルミのお土産ができたことはラッキーであった。

 

帰る日は、台風一過で青空が広がったので、那須高原、那須湯本の殺生石、南ヶ丘牧場に車で案内してもらった。那須ロープウェイで茶臼岳まで行こうとしたが、観光客が殺到していて、途中で諦め、「恋人の聖地」という洒落た名前の展望台からの眺望で我慢した。緊急事態宣言が解除された初日の土曜日であったので、人流が爆発的に増えた印象を持った。久しぶりの遠出であったが、友人の手厚い歓待のおかげで、楽しい小旅行となった。ユーチューブによる旅行アルバムは別途作成予定。

 

写真は、大内宿の景観

 

コメント
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