浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

すぎやまこういちさんの死を悼む

2021年10月07日 20時03分46秒 | 音楽

 

作曲家の「すぎやまこういち」さんが9月30日に90才で亡くなった訃報が流れた。晩年では、人気ゲーム「ドラコンクエスト」シリーズの音楽で有名になったが、我々世代にとっては、グループサウンズ全盛時代の作曲家として有名で、好きな曲もいっぱいある。略歴を見ていたら、当初は音楽大学を志望していたが、お金がなかったから、東大に進学したとのことで、卒業後は、フジテレビに入社し、ディレクターとして活躍していたようである。並行して、作曲活動もやっており、フジテレビ退社後、作曲家として本格的に活動していったようである。才能がある人は違うなという印象である。

 

彼の作品の中で、一番好きなのは、ヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」で、カラオケでもよく歌ったものである。他には、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」、ガロの「学生街の喫茶店」、ザ・タイガースの「シーサイド・バウンド」「花の首飾り」「君だけに愛を」「モナリザの微笑」「銀河のロマンス」等が馴染み深いが、テレビアニメの主題歌やCMソングも2000曲以上手がけているというからすごい才能である。我々の子供世代は、なんといっても「ドラゴン・クエストシリーズ」でお世話になっており、ほぼすべての楽曲を手がけているというから驚きである。オリンピックの開会式に使われたのも記憶に新しい。

 

時代の流れから仕方がないことであるが、我々がよく知っている昭和歌謡やグループサウンズの歌手、作曲家、作詞家たちが次々と旅立っていくのは寂しいかぎりである。最近では、平尾昌晃さん(2017)、服部克久さん(2020)小林、筒美京平さん(2020)、なかにし礼さん(2020)、小林亜星さん(2021)と次から次なので残念な思いである。歌手でも、梓みちよさん(2020)、坂本スミ子さん(2021)、ジェリー藤尾さん(2021)と寂しく時の流れを感じる今日この頃である。すぎやまこういちさんのご冥福をお祈りする。

 

「亜麻色の髪の乙女」(ヴィレッジ・シンガーズ):

https://youtu.be/7aGmPZtu5bc

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする