コロナの新規感染者は、連日過去最高を更新するほど拡大の一途を辿っているが、ここに来てイギリスから感染力の強い変異種も日本に持ち込まれている。Go Toどころじゃないことは明白だが、平気で会食を続ける菅首相や閣僚の言うことなど空言に従う気になれない。25日に避けてきた首相の記者会見が行われたが、静かな年末年始を要望するだけで、中味もなく真剣さや迫力は全く伝わってこない。テレビで首相の会食を擁護していた薄口評論家杉村某も不快そのものである。
これだけ感染が拡大している現状を見る限り、来年もオリンピックどころじゃないことは明白であるが、マスコミでは、予定通り実施する論調で彩られているのも違和感がある。WHOもIOCも中止勧告をしているのに、日本側だけが最後の抵抗をしているようである。中止発表を遅らせている張本人の組織委員会のM会長の責任は大きい。M会長も抑えられないS首相も情けない限りである。
ネット検索していたら、どうも1月15日に中止を発表するような情報もある。オリンピック関連会社の株下落は必至であるので、タイミングを見計らっているようである。世論調査でも国民の大多数が中止を要望しているようだが、当然である。オリンピックより、命の方が大事であることは明白である。開催にこだわる責任者は、〇〇犯罪人も同様である。
また、28日から1月末まで、外国からの入国をすべて禁止する措置をとると発表したが、時すでに遅しである。会食にうつつを抜かし、真剣にコロナ対策をしてこなかったツケである。Go Toにこだわった菅政権は、対策の失敗を素直に認めるべきである。
オリンピック中止の発表は〇月〇日か?: https://youtu.be/OqEisZ-oRTo
東京五輪中止までの裏の駆け引きとは?: https://youtu.be/26gJ7hGf-1I