浪漫飛行への誘(いざな)い

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新型コロナ相談窓口はパンク ~パニックはすぐそこ~

2020年04月01日 20時27分24秒 | 健康

新型コロナウイルス感染症にかかる相談窓口に初めて電話してみた。トライしてみたのは、①厚生労働省の窓口 0120-565653 ②東京都の一般相談窓口(新型コロナコールセンター 0570-550571) ③区の保健所の相談窓口。どれも新聞に掲載されていた電話番号だが、厚生労働省のみフリーダイヤルで、後は、普通の有料の電話であった。

訊きたかった内容は、海外から帰国者は2週間自宅待機(外出自粛)が要請されているが、その家族はどうしたらいいのかということと新聞報道では、帰国者は日本人も含め、全員PCR検査が義務付けられるとなっていたが、いつ、どこで、どうやって検査を受けたらいいのかということである。10日にタイから家族が帰国予定なので、正確な情報がどうしても必要となっている。

まず、都と区の相談窓口は、終日、話中状態で何十回もトライしたが、繋がることはなかった。テープ案内で待ち時間を教えてくれるならともかく、話中状態では、待つこともできない。ともに、17時までのようで、17時寸前まで話中状態で繋がらないにも関わらず、17時の瞬間に「本日の業務は終了しました」のテープ案内に切り替わってしまった。相談窓口とは名前ばかりで、全く機能していない。命にかかる非常事態がせまっているのに、冗談じゃない。お粗末な対応に呆れるばかりかとてつもない不安に襲われた。電話が殺到しているなら、24時間体制を取る等の万全の対策を講ずる必要がある。電話が有料であることも気にいらないが、もうパニックは始まっている印象であった。

厚生労働省の電話は、あまり「待たずに繋がったが、どうも応対にあたっているのは、委託受けた素人軍団であるようで、質問をするたびに、「調べますので少々お待ちください」という案内ばかり。もちろん上の質問対しては、全く答えられず、区の保健所の相談窓口に訊いてくれの一点張り。PCR検査の義務付けのことも全く知らないと言われてしまった。フリーダイヤルだからまだ許されるが、全く機能していない印象であった。

まだ、首相による非常事態宣言が出されていないが、この段階で、もはや相談窓口は完全にパンクというか機能不全に陥っている。テレビによる報道がかすかな頼りとなるが、このままだと日本全体がパニックになるのは時間の問題ともいえる。正しい情報はどこから得たらいいのか全くわからない。電話での相談窓口は、繋がらない状態が継続し、全く機能しないことは明白である。ベッド数も足りないし、医療崩壊も差し迫っているにも関わらず安倍首相は、まだ非常事態宣言をするほどではないという呑気な発言をしているのが、極めて残念である。リーダーシップのない無能なトップを持ったことは日本の悲劇というか不幸であることは否めない。
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