建築設計と健康

設計者のライフスタイルを気儘に記載、
健康が一番!

船頭小唄

2013年05月07日 | 音楽

 

 世に雨情伝は出版されていますが、

どちらかというと、研究者向けで

一般向けのものが少なかったようです。

孫である近親者の秘話ありの雨情伝、読んでみました。

そしてこの本はCD付き、20曲あり、

生涯の作詞数は二千数百・・に

その中に・・・船頭小唄あり。

http://www.youtube.com/watch?v=kAWZloNBr8c

聴いていて、いいなあ・ と、しみじみ思いました

艶ありかつ朴訥に・・三橋美知也が唄ってます。

この名曲、いろんな歌手が歌ってますが、

森昌子、坂本冬美、森繁久弥、石川さゆり

一般に森繁久弥の声音・・・が一番だよ

・・・との仲間が多いですが

編集者は・・・三橋美知也がピッタシ。

おれは河原の 枯れすゝき
同じお前も 枯れすゝき
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れすゝき

死ぬも生きるも ねえおまえ
水の流れに 何変ろ
おれもお前も 利根川の
船の船頭で 暮らそうよ

枯れた真菰に 照らしてる
潮来出島の お月さん
わたしゃこれから 利根川の
船の船頭で 暮らすのよ

この歌詞、退廃的・・ということで

いっとき、発売中止だったとのこと。

最初は・・枯れすすきという題名だったそうな。

それが、船頭小唄に変身。

雨情さんは作曲の中山晋平氏に

依頼しても・・なかなか曲にしないので

かなりかなり催促したんだそうな。

中山氏は余りにも退廃的、

作曲する気もなかったとのこと。

 時代閉塞の歎き

然しこの唄も、大方の人がイメージしているような

哀調を帯びた、ただ暗い感じの曲というのではなく

むしろ、逆に、当時の暗く重苦しい閉塞した世の中から

一日も早く脱出したいという裏返しの希望を込めた曲として

受け止めるべきなのであろう

・・との解説あり・・・納得。

しかし、しみじみと・・酒が弾む、ねえおまえ。

http://www.ujokinenkan.jp/

編集者の場合、仕事にひとくぎり・・で、ホッツ

セッケイノォシーゴトォデェイーキルウノオヨオ