YouTubeから借用
Nini Rosso , ローレライ,
読まれたらいかがでしょう、朝の小説。
浅田さんと宇野さんの名コンビです。
物語の展開も面白いし、また挿絵が素晴らしい。
浅田次郎さん 67歳
今まで沢山の名作を残し、
1997年に、「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞を受賞!
そのことがきっかけでブレイクされた!
宇野さんが今回の連載用に手がける絵は、
実寸で縦7センチ弱、横9・5センチととても小さなもの。
顔を絵にぐいと近づけ、面相筆で細部まで描写と説明あり。
水彩の10色だけで、混ぜ具合や繊細なタッチにて
作品に豊かな表情をつけていくそうな。
すべてが細かな作業となるため、
ほぼ名刺大の絵1枚を仕上げるのに、7時間前後もかかる由。
面相筆・知らない言葉でしたが、
日本画用の絵筆の一つで
眉毛 や鼻の輪郭など細い線を描くのに用いる、
穂先のきわめて細長いもの・・なるほどなるほど。。
宇野信哉さん 44歳
その絵は、堅実で芯のぶれない
宇野さんの人柄そのものが表れています。
宇野さんのように誠実で堅実になりたいと
私は常日頃、憧れています。
ある読者のトークでした。
これまでの絵で一番のお気に入りを尋ねると、
「1枚は選べないなあ。ただ、家に飾っておきたいという絵なら、下の絵
光と影を描くのは難しいはずなのに、実に美しい」。
そして、「連載が完結したら、ぜひ展覧会を開いてほしい」とのこと。
編集者も展覧会にいくべし・・・との思いです。
「小説家の才能って、想像力のことだと思うんだ。僕は一日中、
バカなことばかり考えているから、向いているんじゃないかな」
浅田さんは語ってます。
「宇野さんは大変な才能の持ち主で、以前も彼の絵に
僕のストーリーがついていくことがありました。
ああ、そういうことなのかと、絵に教えられたんです」
浅田さんは毎朝、届いた新聞を開き、改めて今作を読むそうな。
自分の文章に対して宇野さんが
どんな挿絵を描いてくれたのかを知るのは、その時とのことです。
「とても手がかかっている絵だと、いつも頭が下がる思いでいます。
自分も作品には手をかけているつもりなので、挿絵は、
同じだけのことをしてくれる人にお願いしたかった。
宇野さんは、僕以上の時間をかけてくれているのでしょう。
これだけの絵を見せられると、ストーリーが絵に引っ張られることがあります」
流人道中記
そして
二人の旅路です。
才能はもちろん
キャラがいいのだなあ・・と納得。