花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

ハマボウの花(薩摩川内市)

2013-07-11 11:07:56 | 
鹿児島の梅雨が明けた7月8日に薩摩川内市久見崎(ぐみざき)のハマボウ群生地を訪れました。平成12年に川内市の天然記念物に指定された県内有数の大きな群生地です。



鹿児島県で一番大きな川内川の河口南部に近い低湿地で、川内原発から1kmほどの場所にあります。下の画像は群生地の南側から撮影したものです。左側は水草の生い茂る湿地で、右側は耕作しなくなった水田跡です。



ハマボウは浜朴、黄槿とも言われるハイビスカスや芙蓉、槿(むくげ)などの仲間です。花は朝咲いて夕方には散る一日花ですが8月にかけて次々と開花します。



塩水と真水の合わさる河口の汽水域湿地が主な生育地です。鹿児島県内では海岸沿いの小さな川口や岩場などでも見かけますが、堤防が整備されて自然な低湿地が狭まったため広大な群生地は少なくなりました。



黄色い花は青空と白い雲に映えます。梅雨明けを待って撮影に出かけました。16時過ぎのため花は幾分しぼんでいます。歩いているだけで汗が噴出してきて強烈な日射しには閉口しました。

薩摩半島南部の南さつま市にも大きなハマボウの群落があります。久見崎よりも広大な群生地で遊歩道が整備されています。昨日見に行きましたので後日投稿します。

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