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ヒマワリとラウンドアバウト2

2023年08月25日 08時00分00秒 | キク科
2023.08.17撮影

これは、うちの近くのラウンドアバウトに植えられているヒマワリを、上から見て撮影したものです。矮性なので、上から写せます。また、横に向いて咲いているので、上から写すと、このように見えます。

舌状花の花びらの根本に、総苞があります。総苞とは、多くの花を一度に包み込んだ萼(がく)のようなものです。ヒマワリは大型の花(頭花)なので、総苞も大きいです。

ヒマワリの頭花がツボミの時には、総苞は、以下の画像のように重なり合っています。鎧(よろい)みたいですね。指で先を触ってみると、ちょっと痛いです。やってみなかったけど、縁に沿って指を滑らせると、(指が)切れると思う。

2023.08.17撮影

ラウンドアバウトは、本来、車両の流れをなめらかにするために交通量の多い大きな交差点に設置されます。でも、バンクーバー市の場合は、目的が異なります。

バンクーバー市では、ラウンドアバウトは、住宅街の小さい交差点に設置されます。これは、車両の交通量を減らすためです。

小さい円形の「島」の周りを走るには、かなりスピードを落とさなくてはなりません。つまり、突っ走れないのです。突っ走れないなら、ラウンドアバウトのある道は避けよう、という心理が働きます。

ラウンドアバウトが普及する前は、大通りが渋滞すると、迂回車両が住宅街に侵入していたものですが、ラウンドアバウトの設置に伴い、それが随分軽減されました。

それでも、道の交差のし具合によったら、滞ってイライラするより、ラウンドアバウトのある住宅街に侵入して遅いスピードで走る方がマシ、ということはあります。

わたしは、自分自身が大通りに近い住宅街に住んでいることもあり、そんなことは、住民のことを考えてなるべくしないようにしていますが、時々、ええい、あっち行っちゃおか、と思うことはあります。実際に行くことは、滅多にないけど。

左側通行の場合のラウンドアバウトの車両の動き
作成者:Mintguy
改変者:Fredrik
改変作アップロード日:2004.06.12
オリジナルからの改変、なし

上の動画は、左側通行の場合のラウンドアバウトの車両の動きです。(カナダは右側通行です。)

片側3車線なので、全ての車両を一度に見ると目が回るかもしれませんので、一度にひとつの車に注目してください。そうすれば、どう走ることになっているかわかります。

1.右側を見て(この時点で、方向指示器を *右* に出す方法もある)
2.安全なら、ラウンドアバウトに進入し、
3.必ず左へ向かい、時計回りをし、
4.ラウンドアバウトから出る前に *左* に方向指示器を出して、
5.ラウンドアバウトから出る

これ、慣れれば、大変簡単です。1の段階で方向指示器を *右* に出すのは、わかりにくい・・・そこにいたらランドアバウトに進入する意思があるのは他の運転者にはわかっているので、出さなくていいのだ、うん・・・そして、安全なら、一時停止しなくていいです。

以上がラウンドアバウトの走行法ですが、バンクーバーの住宅街に設置されているラウンドアバウトは、大変小さいです。それで、トラフィックサークル(traffic circle)とも呼びます。

以下の画像は、そんなトラフィックサークルの例です。バンクーバー市(The City of Vancouver)のサイトからですが、わたしの見た限りでは著作権の表示がどこにもなかったので、勝手に借りてきました。

How traffic circles work
オリジナルからの改変、なし

ラウンドアバウトの使い方は難しくないのですが、バンクーバーの人間は、どう使えばいいか知らない人が結構いて、とんでもない運転の仕方をする人がいます。

上の画像の右手の方に、交通標識が見えます(実は、これが全部で4つある、四つ辻なので)。この交通標識には、白地を背景に、黒い盾のような形の図形と黒い矢印が描かれています。これの意味は、何がなんでも「島」に沿って右側へ行きなさい、反時計回りをしなさい、というです。

が・・・左折したいから、と、これを無視して左側に向けて進入する人がいるんです。左折したくても、まず右側に向かって走らないといけないのに。こういう逆走をする人に出会うと、こちらは自己防衛で止まるしかありません。

これは、先の左側通行の動画で言えば、動画左手から入ってくる黄色の車両が、時計回りをせずに、そのまま、「流れに逆らって」右折してしまうことになります。

2023.08.17撮影

この虫さんは、だあれ? もちろん、ツボミではなく、咲いている小花にへばりついています。

次は、主に小花について見てくださいね。

つづく



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