ふるやの森

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闇の世界史 2: 宗教対立の民族的背景

2013-04-27 13:04:42 | 闇の世界史

闇の世界史―教科書が絶対に教えないより抜粋

世界の物質的財産に対する絶対的支配権を得て、無神論的唯物主義に立脚した全体主義的独裁支配を樹立するためには、あらゆる形態の政府及び組織化された宗教を破壊しなければならない・・・そう考えた「悪の力」は、この目的のために、さまざまな問題に関して世界の諸民族を対立陣営に分立させることを決意した。古代から、アーリア人種とユダヤ民族は互いに敵愾心を持って無神論的唯物主義者であるそれぞれの指導者の秘密の野望に使えるように仕向けられた。アーリア人種とユダヤ民族が神への信仰と神の戒めを堅持していたならば、悪の力によってこのような邪悪な目的が果たされることは決してなかったはずである。

アーリア人という言葉は実際のところ、インド・ヨーロッパ語族[参照1]ないしはインド・ゲルマン語族として知られる民族を意味し、2つのグループから成り立っている。ウエスタン(ヨーロッパ)系と イースタン(アルメニア)系だが、語彙、言語体系、文化慣習からみれば、その起源は明らかに共通である。実際のところ、アーリア人という言葉の語義は「誉れある地主」であり、語義にたがわずヨーロッパのアーリア人集団の指導者のほとんどは、自らの領地を守るために強固な武装を続けた領主男爵であった。やがてナチスを組織し、ファシズムおよびあらゆる右寄りの反ユダヤ主義集団を利用して自らの目的に仕えさせ、世界支配のための秘密計画を邁進させようとしたのも、そうした人々の中から現れたアーリア人将軍団である。

そのようなアーリア人集団の中心分派が西ヨーロッパに住みついたチュ-トン人、古代ローマ人、スラヴ民族で、トルコ人、マジャール人、バスク人、フィンランド人はアーリア系民族ではない。はるか昔の一時期、パミール高原に住んでいたコーカサス人とともに生活していた人々を共通の祖先とするのがアーリア人グループだ。

一方、ユダヤ民族[参照2]も実際のところ、2つのグループから成り立っている。アッシリア人、アラム人、ヘブライ人、フェニキア人から成る一団と、アラブ人、エチオピア人から成る一団だ。アラブ人がもっとも富み、アラム人がもっとも貧しく、ヘブライ人はその中間に位置する。

今日、ユダヤ人という言葉は、実に大雑把に、ユダヤ教をいっときでも信仰したことのある人々を示している。したがってユダヤ人とされる人々の多くは、民族的にはユダヤ民族ではない。そしてユダヤ教を受け入れた人々の多くはトルコーモンゴル人の血を引くイドゥミア系ヘロデ主義者の子孫である。

実際のところ、イドゥミア系の人々はエドム人であり、ユダヤ人指導者のなかでは、アーリア人指導者の中においてそうであるように、イルミナティーあるいは無神論者である中核小集団が、過去においても、現在においても、存在していることを忘れてはならない。彼らは、自らの目的に合わせるために、ユダヤ思想やキリスト教思想に口先だけの好意を示すが、神の存在を信じることは決してなかった。

そんな彼らが今では国際主義者になった。自らの運動を推進させようと、どこかの国の国家主義を利用することはあっても、その国と提携したりは一切しない。彼らの関心は最大の政治的、経済的支配権を獲得することであり、この最終目標はどちらの陣営の指導者にも共通する。どちらの陣営の指導者も、全世界の富、天然資源およびマンパワーの絶対支配権を、自らのために勝ち得ようと決意している。全体主義的無神論に基づく独裁支配という自らの計画に世界をはめこもうとしているのだ。

参照1 

 インド・ヨーロッパ語族

参照2

「ユダヤ人」がどの集団を指す名称なのかは日本人にはよく理解されていない。英語で「Semitic people」で検索した画像と動画を転載する。

 

VIDEO RE The Peopling of Arabia Peninsula -Arab are Semitic people

 

 

 



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