ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

CARAVAN のLIVEの後、新橋のロック・バー「童夢」さんを訪問

2022-09-19 21:34:16 | ロック・バー
Black Sabbath / War Pigs / 1974 California Jam

キャラヴァンのライブが終了したのが8時過ぎ。そのあとまっすぐ新橋に向かいます。
台風の影響がまだない土曜日で、9時ごろの新橋には酔客がいっぱい。例によって、「お兄さんどうですか?」という呼び込みも結構いました。
そこをかき分け、ビルの地下一階、童夢さんを訪問。
まだ、2回目の訪問というのに、マスターの関さんは私の顔を覚えていて、ちょっと嬉しかったです。お客さんの顔を覚えるって大変だと思うので。

先客のカップルがいましたが、その二人はすぐ帰り、私が一人残ったかと思えば、すぐ、キャラヴァン・ライブ帰りの人が、4人入店。キャラヴァン帰りが5人となりました。やはりライブのあとは一杯飲みたいものですね。

私の横に座ったお二人は若い!おひとりは28才で兵庫県から、おひとりは32才で大分県からの参戦。お二人ともプログレの知識は十分なようで、さすがネット時代の申し子だなあって感心します。私の年齢の半分以下で同じ音楽を聴くことができるというのは、素晴らしい。
クラシック・ロックもベートーベンやバッハみたいなものになっていくかな?

お二人とも、ピンク・フロイドがきっかけで、プログレやクラシック・ロックへの道へ入っていったとおっしゃっていました。フロイドには若い人への影響力があるんだなあと、そこでも感心。

早速、このブログを紹介しましたが、機会のある時に覗いていただけると幸いです。

さて、「童夢」さんを訪問した時にかかっていた映像が上の映像です。カリフォルニア・ジャムのサバスですね。オジーがめちゃ若い。ものすごく昔に感じます。

でも、オジー、新作出したんですよね。
Ozzy Osbourne - Parasite (Official Visualizer) ft. Zakk Wylde  
どうですか?新曲です。
年の割に声がほとんど変わらないから、驚異的です。
そして、当時のサバスの世界観の継続があり、かっこいい。

さて、ロック・バー「童夢」は一人でも、気軽に入れるお店だと思います。
新橋という超好立地で、地方から東京にたまに来る人間にとっては、超便利。
高円寺とか下北沢だと、ちょっと行かないですからね。
クラシック・ロック好きなら、出張や研修、会合、観光のついでに寄ってみてはいかがでしょうか?大学時代、高校時代の友人と東京で飲み会っていうときの3次会あたりで行くというのもいいかもしれません。お客さんが少なければ、リクエストも聴いてくれます。マスターは感じのいい方です。

今回はお店のTシャツを購入させていただきました。それがトップ写真です。

次回は、キャラヴァンの日本公演のセット・リストと曲についての紹介を多少したいと思います。自分の備忘録にもなりますし。

カンタベリー・ロック特集の続きは次の連休には何とかしたいと思います。
ソフト・マシーンを予定しております。



コメント (6)
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CARAVAN JAPAN TOUR 2022.7.17公演 クラブチッタ川崎 に行ってきました。 

2022-09-19 16:52:15 | ライブ・レポート
Introduction By Alan Black / Memory Lain, Hugh / Headloss (Live At The Theatre Royal, Drury...

東北から上京して、川崎に行ってまいりました。
待ちに待ったキャラヴァンの日本公演です。
前回の2019年には行けず、今回やっと念願がかないました。
高額のチケット代にひるみましたが、バンドも、自分も年齢を考えると行くしかないということで決心。無事に公演を楽しむことができました。

クラブチッタはライブハウスとしては大きいですが、やはり大きなホールと比べると収容人数は小さい。バンドのギャラや費用を考えると、イギリスから呼んでくるんだから、高額チケットもやむなしと感じます。これは、ライブ会場に行って実感したことでした。

今回のブログでは、とりあえず、雑多な感想を述べたいと思います。

まず、やはりというか客層の年齢が高い。
まあ、バンドの顔のパイ・ヘイティングスさんが、75才なんだから、当然ですよね。
観客の約90%は男性です。60代が中心。みんな髪の毛が白い。
そんな中に、若い人がちらりほらり。貴重です。

女性もいました。3タイプいましたね。
まずは男性と同じ60代のおばさまたち。一人とかグループで来てます。
リアルタイム世代ですね。高額のチケット代なんかものともしない。
次のタイプは旦那の付き合いで来た奥様という感じ。
そして、もう1タイプはアラサーくらいのおひとり様女子。
若くて女性だから超目立ってました。私の目の前に二人並んで座ってましたけど、別に知り合いでもなく、全くの偶然で隣り合って座ってました。珍しい若い女性が隣り合ったのに、会話はなし。自分は自分って感じです。私が若い女性だったら、同性で年代が近いということで、会話したくなっちゃいますけどね。
おじさん(おじいさん?)ばかりのライブ会場におひとり様で来る女子、すごい勇気です。
貴重なプログレ女子ですね。(プロレス女子と間違いそう。)

ライブは有名曲を見事に配置し、期待通りの選曲でした。
セットリストは調べましたので、次々回のブログにアップしようと思っています。
1970年代前半の曲はプログレですが、最近の曲は普通のポップナンバーという感じで、ちょっと落差を感じましたが、まあライブなので、十分楽しみました。

MC担当はジェフリー・リチャードソン。もちろん、全編英語。
まあ、イギリス人英語なので、少しは理解できたような。
彼は楽器を持ち替え持ち替え、演奏していて、本当に多才。キャラヴァンをキャラヴァンたらしめている重要人物ですね。とにかく、ヴィオラはかっこいいし、ギターもうまい!

そして、リーダーで、バンド主宰者であるパイ・ヘイティングスですが、
75才という高齢なのに、よく頑張ってました。
ちょっと高音が出ないところとか、技術を要するギターコードなどで、ちょっと心配なところありでしたが、最後まで、何とか切り抜けてました。やはり加齢の影響はありますね。

とにかく元気をバンドに与えていたのが、ドラムのマーク・ウォーカー。彼はたぶん一番若そうでした。やたらと立ってドラムをたたくパターンが多くて、立ちながらバスドラを踏んでいるのが印象的。
バンドを引き締める役割でしたね。

最近参加したベースのリー・ポメロイもリード・ヴォーカルをとる場面もあって、器用そうでした。彼は、ELO、イット・バイツやARW(アンダーソン・ラヴィン・ウエイクマン)にも参加しているんですよね。プログレ人脈なんですね。

機材トラブルもありました。
キーボードのヤン・シェルハースの周りをローディーの人がうろうろしながら作業していて、シンセが鳴らないトラブルのようでした。何とか解決したようですが、ちょっとドキドキしましたね。ヤンはエレピでつないでたようでした。
そうですね。キャメルにも参加していたヤンもプログレ・レジェンドですね。

あと、ジェフリーが、一時楽器を弾かないで、なんか困ったようなしぐさをしていた時期がありました。なんかのトラブルかなと思ったのですが、これも、しばらくしてから、楽器を再開し一安心。結構心配します。

やはり有名曲は盛り上がります。最後の方で、ジェフリーが「ナイン・フィート」と声を出した瞬間、会場が大盛り上がりになりました。

アンコールで総立ちです。
高齢者ライブですが、最後の方くらいいいですよね。

それにしても、キャラヴァンのメンバーよく働きます。
ネットでスケジュールを見たら、けっこうライブの予定があるんですよね。
訃報が多い中、キャラヴァンのようなベテランが頑張っているのは実にうれしい。

あ、忘れてました。ニューシンフォニアとの共演の再現?ということで、フィーチャリング・ストリング・シンフォニアってどんな感じ?ということかと説明しますと、日本人女性8人の弦楽器集団との共演でした。
まあ、オーケストラは無理だろうと思っていたので、納得はしました。
女性8人は、みんな若くて美人。年齢ははっきりわからなかったのですが、
20代かも?
もしかしたら、音大の学生じゃないか?というご意見もある人から聞きました。
費用が安くすみますからね。
共演は3曲。名曲の「フォア・リチャーズ」、「瞳の中の愛」、「狩りに行こう」です。
やっぱり、音が厚くなって、かっこよかったですね。
ヴィジュアル的にもいいし(笑)。
海外のアーティストと日本人の演奏者の合同練習って、時間は限られていたと思うので、これは、大変だったと思います。でも、このアイディアは大正解だと思います。ストリングスがあると、迫力が違いますね。間違いなく、今回のライブのハイライトでした。

さて、今回はこんなところで。

次回は、ライブの後に寄ったロック・バー「童夢」さんのお話です。
コメント (8)
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孤高のヴォーカリスト、スティーヴ・グリメット逝く 奇跡の1曲を我々は忘れない!

2022-09-10 08:40:57 | metal
8月15日、62才の若さで、イギリスの名ヴォーカリスト、スティーブ・グリメットが逝去した。
2017年感染症にかかり、右足を切断した後も、車いす、義足でステージに立ち、その才能ある歌唱を披露していただけに、実に残念だ。
突然の死らしく、その死因は明らかにされていない。

80年代のメタル・ブームの時に、グリム・リーパーというバンドで有名になった彼だが、ここ日本では、「ライオンズハート」というバンドのファースト・アルバム(1992年)が出色の出来で、ハード・ロック、メタル関係のファンから注目されることになった。
このアルバムは、オワーズ兄弟という天才的なミュージシャンが大きく関与しており、スティーヴの天賦の才能を大きく引き出していた。
しかしながら、残念なことに、オワーズ兄弟はアルバム完成後、すぐバンドを脱退してしまいバンド活動は暗礁に乗り上げる。結局、スティーブはこのアルバム以上の作品を作れなくなってしまった。

とはいっても、彼はこのアルバムのこの曲で、多くのHRファンHMファンの心に残ることになった。まさに奇跡の1曲である。
この曲は理想の展開を示すハードロック。
理想の声、理想の歌い方を堪能できる。
聴いていて、うなってしまうような、素晴らしいヴォーカルとメロディだ。
静と動の対比のうまさ。
ロニー・ジェイムズ・ディオやデイヴィッド・カヴァーデイルにも通じるロックの熱さ。
彼の才能が見事にあふれているのだ。
一時的ではあったが、彼は日本でスターになった。
その奇跡は彼にとっても、日本のハード・ロック・ファンにとっても幸福であったと思う。

この曲で、彼を偲びたい。

Lionsheart - Can't Believe



アップテンポのこの曲も見事!

Lionsheart - Living in a Fantasy



若さいっぱいのグリム・リーパー時代も聴こう。1987年の作品。
突き抜けるようなヴォーカルがすごい!
Grim Reaper - Rock You To Hell  
コメント (2)
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高校時代にめちゃめちゃ聴いた! 四人囃子 - Carnival 976年「ゴールデン・ピクニックス」より」

2022-09-04 14:09:07 | 日本のロック
四人囃子 - Carnival

四人囃子のファースト・アルバムとセカンドアルバムは、高校時代ものすごく聴いた。私の日常とともにあった。
高校時代のバンド仲間もみんな大好きで、この曲を演奏しているクラスメイトもいた(一般の生徒はほとんど知らないバンドではあった(笑)。でも、記憶では、ミュージックライフ誌の1974年度人気投票で国内バンドの1位だったはず。)。
ちなみに、私が属していたバンドは、サード・アルバムの曲を文化祭でやった。


で、「ゴールデン・ピクニックス」について、いろいろ書こうと思ったのだが、この曲について語りたくなったので、今回はこの曲について掘り下げる。

この曲の正式なタイトルは、「カーニバルがやってくるぞ(パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ)」である。
とても、明るくて、陽気な曲で、すごく盛り上がるというのがずーっと変わらない印象だ。しかも、独創性にあふれた実に痛快な展開を示す。イントロが始まった瞬間、ハイになってしまう。
歌詞も大好きである。一時的にキーボード・プレイヤーとして四人囃子に参加していた茂木由多加氏が作詞しているが、まさにカーニバルって感じがいい。

で、間奏部分に使われている曲が「パリ野郎」という古い曲であるということは1976年当時も理解していたのだが、ちゃんと調べたことがなかった。
いつか、ちゃんと調べようと思いながら、46年経ってしまった!

そこで、今回、初めてその原曲を知ることができた。YouTubeはえらい!
しかも歌詞つきで、意味がわかる。何しろ、フランス語だから、字幕がないとわからない。

【フランス語】パリ野郎 (Paris Canaille) (日本語字幕)  

(1953年にレオ・フェレ(Léo Ferré)の作詞・作曲で作られ、カトリーヌ・ソヴァージュ(Catherine Sauvage, 1929-1998)が歌ってヒットし、後の1956年に作られた同名の映画『巴里野郎(Paris Canaille)』でも使われました。)と書いてあります。


うーん、青春してた高校生の自分に教えてあげたい。
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