Kansas - Carry on Wayward Son
マニアックな曲の後は、やっぱり超メジャーな曲を選ぶことにしました。
70年代の洋楽好きなら、みんな大好きなカンサスの「伝承」です。
この曲は、当時、人気ロック評論家だった渋谷陽一氏が、ラジオで繰り返しオンエアしてたので、それで気に入った人も多いと思います。
このカンサスはポップなメロディを持つことから、ポップスファンに人気があったロック・バンドなんですが、
実は、本格的なプログレ・ロック・ファンからも人気がありました。
理由は難しいことをやっているからなんですね。リズムパターンが通ごのみなんでしょうか?
それにしても、この「伝承」と「ダスト・イン・ザ・ウインド」はホントに名曲です。
たまに、無性に聴きたくなります。
「すべては風の中に」が好きだったものですから。
数年前に、この曲が収録されている『永遠の序曲』を購入し、「このアルバムもイイじゃん」と思いました。
イギリスのプログレより解りやすくて良いですよね。
素直に、良いバンドだと思います。
当時、産業ロックとして、プログレファンから非難されたボストンと対象的に、マニアックなファンから歓迎されたのは変拍子の多用ですね。これがイギリス、ヨーロッパっぽい。でも、聴き手には複雑さを感じさせないようにポップに仕上げてくる。すごい人たちでした。
やっぱり誰でも好きな曲だと思います。
メロディやドラマティックな展開は秀逸です。
よく、こんな曲を考えたなあって思ったものです。
"Carry on Wayward Son"は名曲でした。ラジオで初めて聴いた時には「なんという曲!」とびっくり。アメリカンプログレのパイオニアですね。
ジャケットがまた良かった。というか、あのおじいさんの絵のジャケットは強烈でした。この時代の彼らの音楽にこのジャケットはぴったりでした。
当時、ラジオでもよくかかってました。
みんなが気に入りましたね。