ビルボード・チャート日記 by 星船

70年代、80年代から最新までビルボードのヒットチャートにあわせて名曲を紹介します。
(最新チャートはお休みします)

ドニー・アイリス Donnie Iris - My Girl(1982年の洋楽 Part18)

2018-05-27 23:00:06 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart18はDonnie Irisの"My Girl"。
最高位は5月29日と6月5日の25位。年間チャートは圏外でした。

Donnie Irisですが、Top40ヒットは1981年3月に最高位29位を記録した"Ah! Leah!"、1982年2月に最高位37位を記録した"Love Is Like a Rock"があり、3曲目のTop40ヒットがこの曲"My Girl"、一応彼の最大のヒット、そして最後のTop40ヒットとなりました。

一応と書きましたが、彼Donnie Iris、元々The Jaggerzのオリジナルメンバーでリードボーカリストとして活躍、1970年に"The Rapper"が最高位2位を記録する大ヒットとなっています。そしてその後Wild Cherryを経てソロ活動に入ります。

この曲"My Girl"ですが、彼のソロ2枚目のアルバム「King Cool」収録曲、曲はDonnie IrisとWild CherryのメンバーMark Avsecとの共作。明るい楽しいポップロックンロール調の曲です。


こちらの曲がThe Jaggerzで1970年に最高位2位、年間チャート45位の大ヒット曲"The Rapper"です。
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1982年5月22日付 ビルボード 全米 Top40 ポール・デイビス Paul Davis - '65 Love Affair

2018-05-23 20:02:51 | 1982年ビルボードTop40
1982年5月22日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はPaul McCartney and Stevie Wonderの"Ebony and Ivory"。Paul McCartneyとStevie Wonderのスーパースター同士のコラボレーション、ヒットしないわけはありません。Paul McCartneyとStevie Wonder、両者ともNo.1ソングを含め大ヒットを無数に持つヒットメーカー、No.1については、Paul McCartneyは1980年の"Coming Up"以来、Stevie Wonderは"Sir Duke"以来となりました。

3位から上がって2位はRick Springfieldの"Don't Take To Stranger"。2週間の1位を記録した"Jessie's Girl"に続くTop3ヒットになりました。
3位は6位からアップ、Charleneの"I've Never Been To Me"。この曲のリリースは1977年ですが5年を経てのヒット。Charlene、初めてのTop40ヒットでTop3ヒットとなりました。
4位は5位からアップ、Tommy Tutoneの"867-5309/Jenny"。Tommy Tutone、1980年に38位まで上がった"Angel Say No"以来のTop40ヒットで、大ヒットはもちろん初めて、ヒット曲はこの2曲のみでした。
5位は9位からアップ、Ray Parker Jr.の"The Other Woman"。Ray Parker Jr.、1981年に最高位4位を記録した"A Woman Needs Love (Just Like You Do)"以来2曲目のTop5ヒットです。

この週6位はPaul Davisの"'65 Love Affair"。最高位はこの週と翌週29日の2週間の6位。年間チャートは39位。年間チャート12位の大ヒットした超ロングセラー曲"I Go Crazy"に次ぐヒットとなりました。

Paul Davisですが、1960年代から活動を開始したシンガー・ソングライター。1970年代からHot100には数曲チャートインしていて、初めてのTop40ヒットが1974年に最高位23位を記録した"Ride 'Em Cowboy"。そして1977年には前述の"I Go Crazy"が超ロングセラー大ヒットとなります。

どこまでも優しい声で極上のポップスを歌い上げるPaul Davis、ヒット曲にはバラード調の曲が多いのですが、この曲"'65 Love Affair"はその中ではアップテンポの曲で6位まで上がる大ヒットになりました。元々は"'55 Love Affair"という曲だったそうですが、彼は1948年生まれ、1955年はまだ7歳でこの曲のイメージには若すぎるということで曲名が"'65 Love Affair"となったそうです。
PVはその1965年のニュースが素材になっていて、ジョンソン大統領やベトナム戦争、ビートルズなどその時代の出来事の映像が流れています。なかなか面白いです。


今週 先週 song / artist
1 1 EBONY AND IVORY / PAUL MCCARTNEY & STEVIE WONDER
2 3 DON'T TALK TO STRANGERS / RICK SPRINGFIELD
3 6 I'VE NEVER BEEN TO ME / CHARLENE
4 5 867-5309 / TOMMY TUTONE
5 9 THE OTHER WOMAN / RAY PARKER JR.
6 7 65 LOVE AFFAIR / PAUL DAVIS
7 2 CHARIOTS OF FIRE / VANGELIS
8 16 DON'T YOU WANT ME / HUMAN LEAGUE
9 10 DID IT IN A MINUTE / DARYL HALL & JOHN OATES
10 11 GET DOWN ON IT / KOOL & THE GANG
11 14 ALWAYS ON MY MIND / WILLIE NELSON
12 12 THE BEATLES MOVIE MEDLEY / BEATLES
13 15 HEAT OF THE MOMENT / ASIA
14 4 I LOVE ROCK 'N ROLL / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
15 18 EMPTY GARDEN / ELTON JOHN
16 19 MAN ON YOUR MIND / LITTLE RIVER BAND
17 8 FREEZE FRAME / J. GEILS BAND
18 22 IT'S GONNA TAKE A MIRACLE / DENIECE WILLIAMS
19 21 RUN FOR THE ROSES / DAN FOGELBERG
20 27 ROSANNA / TOTO
21 30 CRIMSON AND CLOVER / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
22 24 MAKING LOVE / ROBERTA FLACK
23 23 STILL IN SAIGON / CHARLIE DANIELS BAND
24 26 FANTASY / ALDO NOVA
25 33 BODY LANGUAGE / QUEEN
26 13 WE GOT THE BEAT / GO GO'S
27 29 MY GIRL / DONNIE IRIS
28 37 LET IT WHIP / DAZZ BAND
29 31 WAKE UP LITTLE SUSIE / SIMON & GARFUNKEL
30 34 WITHOUT YOU / FRANKE & THE KNOCKOUTS
31 32 SHANGHAI BREEZES / JOHN DENVER
32 56 LOVE'S BEEN A LITTLE HARD ON ME / JUICE NEWTON
33 35 WHEN HE SHINES / SHEENA EASTON
34 38 WHEN IT'S OVER / LOVERBOY
35 41 CAUGHT UP IN YOU / 38 SPECIAL
36 17 GOIN' DOWN / GREG GUIDRY
37 49 HURTS SO GOOD / JOHN COUGAR
38 39 CIRCLES / ATLANTIC STARR
39 43 TAINTED LOVE / SOFT CELL
40 42 I DON'T KNOW WHERE TO START / EDDIE RABBITT
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グレッグ・ギドリー Greg Guidry - Goin' Down(1982年の洋楽 Part17)

2018-05-20 20:27:54 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart17はGreg Guidryの"Goin' Down"。
最高位は5月1日から3週間連続の17位。年間チャートは97位でした。

Greg Guidry、この曲は年間チャートにもギリギリですが入るヒットとなりましたが、いわゆる一発屋(Hot100にはもう1曲最高位92位の"Into My Love"という曲があります)です。
元々ソングライターとして活躍、Climax Blues BandやRobbie Dupree、Exileなどに楽曲を提供、Allman Brothers Bandのバックボーカルも務めました。
そして彼自身のデビューアルバム「Over the Line」を発表、アルバムからこの曲 "Goin' Down"がヒットします。

曲は彼自身とDavid Martinという人との共作。AORソングで、ちょっとマイケル・マクドナルド風でもあります。
この後もソングライターを続けますが、長い間彼自身のアルバムは発表せず、2000年になってやっと2枚のアルバムを出しますが、2003年に残念ながら自殺してしまいます。
全米Top40ファンの方ならこんな曲あったなぁと思い出していただけると思います。しっとりとした良い曲です。


最高位92位止まりでしたがもう1曲のヒット曲"Into My Love"。妹のSandyとのデュエットソングです。Sandyさん、よい声をしています。
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1982年5月15日付 ビルボード 全米 Top40 ヴァンゲリス Vangelis - Chariots Of Fire

2018-05-18 23:20:06 | 1982年ビルボードTop40
1982年5月15日付ビルボード All American Top40、2位から上がっての1位はPaul McCartney and Stevie Wonderの"Ebony and Ivory"。Paul McCartneyとStevie Wonderのスーパースター同士のコラボレーション、ヒットしないわけはありません。Hot100に6週目でのスピード出世です。Paul McCartneyとStevie Wonder、両者ともNo.1ソングを含め大ヒットを無数に持つヒットメーカー、No.1については、Paul McCartneyは1980年の"Coming Up"以来、Stevie Wonderは"Sir Duke"以来となりました。

1週のみの1位からダウンしての2位はVangelisの"Chariots of Fire"。ギリシャ出身のキーボード・シンセサイザー奏者ヴァンゲリス、映画『炎のランナー』タイトル曲で初めてのTop40ヒットでもちろん初めてのTop1ヒットになりました。
4位から上がって3位はRick Springfieldの"Don't Take To Stranger"。2週間の1位を記録した"Jessie's Girl"に続くTop5ヒットになりました。
3位からダウンして4位はJoan Jett and The Blackheartsの"I Love Rock and Roll"。初めてのヒットで1位獲得、そして7週間の1位の年度を代表する大ヒットとなりました。Joan Jett、そう元The Runawaysのギタリストで、ソロになって初めての大ヒットです。The Runawaysは日本では大人気でしたが、アメリカでは全くヒットしていませんで、アメリカのチャートでは初めてのヒットがこの曲です。
5位は6位からアップ、Tommy Tutoneの"867-5309/Jenny"。Tommy Tutone、1980年に38位まで上がった"Angel Say No"以来のTop40ヒットで、大ヒットはもちろん初めて、ヒット曲はこの2曲のみでした。

この週2位はVangelisの"Chariots of Fire"。そう映画「炎のランナー」主題歌です。1週のみでしたけど1位を獲得。年間チャートは12位の大ヒットでした。
Vangelis、ギリシャ出身のキーボードプレイヤーであり作曲家、レコードプロデューサーでもあるマルチプレイヤーです。

映画『炎のランナー』はアカデミー賞作品賞を受賞した大ヒット映画、映画のヒットによりヴァンゲリスのサントラ盤も大ヒット、ビルボードアルバムチャートで4月17日から4週間連続の1位を記録、インストルメンタル曲のアルバムとしては異例の大ヒットを記録しました。
後年、この曲に歌詞が付き"Race to the End"としていろいろなアーチストに歌われました。


今週 先週 song / artist
1 2 EBONY AND IVORY / PAUL MCCARTNEY & STEVIE WONDER
2 1 CHARIOTS OF FIRE / VANGELIS
3 4 DON'T TALK TO STRANGERS / RICK SPRINGFIELD
4 3 I LOVE ROCK 'N ROLL / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
5 6 867-5309 / TOMMY TUTONE
6 9 I'VE NEVER BEEN TO ME / CHARLENE
7 8 65 LOVE AFFAIR / PAUL DAVIS
8 5 FREEZE FRAME / J. GEILS BAND
9 13 THE OTHER WOMAN / RAY PARKER JR.
10 10 DID IT IN A MINUTE / DARYL HALL & JOHN OATES
11 11 GET DOWN ON IT / KOOL & THE GANG
12 12 THE BEATLES MOVIE MEDLEY / BEATLES
13 7 WE GOT THE BEAT / GO GO'S
14 14 ALWAYS ON MY MIND / WILLIE NELSON
15 15 HEAT OF THE MOMENT / ASIA
16 16 DON'T YOU WANT ME / HUMAN LEAGUE
17 17 GOIN' DOWN / GREG GUIDRY
18 19 EMPTY GARDEN / ELTON JOHN
19 22 MAN ON YOUR MIND / LITTLE RIVER BAND
20 20 HANG FIRE / ROLLING STONES
21 21 RUN FOR THE ROSES / DAN FOGELBERG
22 30 IT'S GONNA TAKE A MIRACLE / DENIECE WILLIAMS
23 24 STILL IN SAIGON / CHARLIE DANIELS BAND
24 27 MAKING LOVE / ROBERTA FLACK
25 25 MAGNUM P.I. (THEME) / MIKE POST
26 29 FANTASY / ALDO NOVA
27 38 ROSANNA / TOTO
28 28 STARS ON 45 III / STARS ON 45
29 33 MY GIRL / DONNIE IRIS
30 52 CRIMSON AND CLOVER / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
31 34 WAKE UP LITTLE SUSIE / SIMON & GARFUNKEL
32 35 SHANGHAI BREEZES / JOHN DENVER
33 62 BODY LANGUAGE / QUEEN
34 37 WITHOUT YOU / FRANKE & THE KNOCKOUTS
35 39 WHEN HE SHINES / SHEENA EASTON
36 18 DO YOU BELIEVE IN LOVE / HUEY LEWIS & THE NEWS
37 55 LET IT WHIP / DAZZ BAND
38 43 WHEN IT'S OVER / LOVERBOY
39 42 CIRCLES / ATLANTIC STARR
40 40 MAN ON THE CORNER / GENESIS
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デヴィッド・ラズリー David Lasley - If I Had My Wish Tonight(1982年の洋楽 Part16)

2018-05-13 22:50:10 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart16はDavid Lasleyの"If I Had My Wish Tonight"。
最高位は36位。Top40内には3週間チャートイン、年間チャートは圏外でした。

David Lasley、この方は日本ではほとんど知られていない、いわゆる一発屋さんです。
でも声を聞いてください。この驚くべき声でずっと印象に残っているミュージシャンです。
初めは女性ソウルボーカリストだと思いましたが、Davidって男の名前?
そう、彼のファルセット・ヴォイスで数々の有名ミュージシャンのバックグランド・ボーカルを務めている凄い人なのです。

バックグランドボーカルを務めているアーチストはJames TaylorやLuther Vandross、Bette Midler、Chic、などなど、数えきれないアーチストのバックを務めています。
そしてソングライターでもあり、Boz Scaggsの"Jojo"やMaxine Nightingaleの"Lead Me On"など、ヒット曲の作者でもあります。

"If I Had My Wish Tonight"ですが、この曲の作者はランディ・グッドラムとデイヴ・ロギンスのコンビ、ソウルフルであり、AOR色も強い、なかなか良い曲です。小ヒットではありましたが記憶に残る特徴ある曲です。
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