Bon Jovi - Runaway (Official Music Video)
先日、チープ・トリックを取り上げた時に、ビッグ・イン・ジャパンから世界的なスターになったのはクイーンとチープ・トリックくらいと申し上げましたが、このバンドを忘れてました。
ファースト・アルバムのこの曲を聴いて、思い出しました。
ポップなハードロックだけど、実に日本人好みの哀愁あるメロディ。
そして、イケメン!
となれば、かっこいい外人が大好きな日本の女性洋楽ファンが放っておくわけがない!
ということで、母国アメリカを差し置いて、デビュー即、人気バンドになってしまいました。
この人気獲得スピードの速さは、クイーン、チープトリック以上だったような気がします。
伊藤政則氏のプッシュやレコード会社の売り方もうまかったのでしょうね。
彼らのデビューは1984年。何と、その年には来日。デビューアルバムは日本でゴールドディスクを獲得。
1986年、サードアルバム発売直前には、日本武道館で単独公演まで実現しました。
そして、その後、ついにアメリカで人気大爆発!
ビルボードでサード・アルバム、シングルが1位を獲得。スーパースターに一挙に上り詰めるという流れには驚くしかありません。
日本のファンの先見の明というんでしょうか?
ただし・・・
90年代以降はビッグ・イン・ジャパンとなるアーティストは次々と出てきますが、こういうパターンはなくなります。
それは、90年代以降、日本の洋楽ファンとアメリカのポピュラー音楽の指向が全く乖離してしまったためです。しょうがないですねー。
まあ、80年代までの音楽については、アメリカでは「クラシック・ロック」というジャンルで、取り扱われていて、それなりに存立はしていますが、メインストリームではありません。私のブログ・タイトルはそういうところからも来ています。
麻倉未稀の日本語カバー・バージョンもアップします。
違和感ないですね。日本人が好きなメロディってことなんですね。
麻倉未稀/ランナウェイ RUNAWAY