Blue Jays - Who Are You Now
ジャスティン・ヘイワード&ジョン・ロッジといえば、
そうです、ムーディー・ブルースの中心メンバーです。
その二人が1975年に、なぜかデュオアルバムを出したんですよね。
地味に。
でも、楽曲が粒ぞろい。ロックというには静かで、どちらかというと「小さな恋のメロディ」時代のビージーズみたいなんですが、
けっこういいです。
なんで、このアルバムを知っているかというと、
当時NHKFMで昼間にやっている「軽音楽をあなたに」という番組で、ロックのアルバムを全曲かけるという
とんでもないことをやっていて、私はその番組で、このアルバムを丸々録音しました。
でも、そのカセットテープはどこかに行ってしまいました。
また、聴きたいなあと思ってたら、こうやって聴くことができます。
インターネットすごい。
優しい気持ちになれる秀作です。
歴史上のバンドとして扱われていますが、
どうも「サテンの夜」の一発屋と勘違いされている感じもあります。
「童夢」が人気だったのは、一曲目がハードロック風で、それが、ハードロックファンに受けたという気がします。
彼らは、どちらかというと静寂なふんわりした世界が得意なんですけどね。
私も、これを機会に振り返ってみたいと思います。