ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

velvet underground - venus in furs

2018-07-07 06:29:03 | アメリカンロック

velvet underground - venus in furs

60年代後半、アメリカでは、音楽や映画での前衛的な動きがあった。

アンディ・ウォーホルという当時、時代の先端を行っていた前衛芸術家は、新しい感覚をもつ音楽に惹かれていた(アンディはボブ・ディランやミック・ジャガーなどポップソング世界の大物とも交流をもつ)。

そこで、このバンドがプロデュースすることになる。

ニコというドイツ出身の女優(あのアラン・ドロンとの間に子供をもうけてるらしい。)を一時的にメンバーにするなど、ちょっとした人間関係のいざこざがあったり、当時発売されたファーストアルバムが売れなかったという残念なことはあったものの、後年、ファーストアルバムは再評価され、名盤としてロックの歴史に燦然と輝くことになる。

この曲を聴けばわかるように、クセのあるルー・リードの歌とインド音楽を連想させる不思議な伴奏が、マニアックなファンを呼び寄せ、のちに、多くのロックファンの評価を得ていく。

日本でも、熱烈なファンが多く、特にデビッド・ボウイのファンがこのバンドを聴くというケースが多いような気がする。

私も、リアルタイムでは知らないし、ルーリードを聴くようになっても、過去までさかのぼってレコードを聴くことはなく、名前と歴史だけ知っているという

感じだったけど、ネットのおかげでこうして振り返ることができた。

まあ、爬虫類的な歌唱スタイル(わざとメロディを歌わないスタイル)の元祖はボブ・ディランかもしれないが、ロックバンドで、強烈な印象を最初に残したのは

ルーリードであり、このバンドだったかもしれない。

それにしても、ルーリードもニコもアンディ・ウォーホルも死んでいるのに、ボブ・ディランは生きていて、ノーベル賞まで受賞している。

前衛的なアーティストなのに長生きですなぁ。

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2 コメント

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Unknown (ローリングウエスト)
2018-07-18 08:04:44
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは殆ど聴いたことがないRWです。1970年前後のアーティストは殆ど押さえてきたつもりなんですがやはり死角アーティストって結構あるなあと反省・・。なんか過激でタブー音楽みたいなイメージがありました。同世代のドアーズ、や進のパティ・スミスも聴いていないので苦手意識みたいなものがあったのかな・・。
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ローリングウエストさんへ (ミュウ)
2018-07-18 20:16:08
うーん、日本のロックファンは西海岸志向なのかもしれませんねー。
文字通りアングラなだけに、暗いイメージがあったかも。
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