ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

日本のヘヴィ・メタル・ロックはこの曲で始まる!Loudness - LOUDNESS

2020-01-25 17:27:41 | 日本のロック

Loudness - LOUDNESS

70年代、ディープ・パープルとレッド・ツェッペリンが日本の若者を夢中にさせたのは事実だった。

そして、日本ではたくさんのハード・ロック・バンドが生まれたのだが、当時、どのバンドを聴いても、感じたのは

「ヴォーカルの力が弱い!これじゃ世界に通じない!」というものだった。

ギターはそれなりに上手いギタリストは多かったと記憶している。

特に「バウワウ」の山本恭二のテクニックは群を抜いていて、すごいとは思ったものの、彼のヴォーカルはやはり物足りなかった。

ハードなギター・サウンドを突き抜けるような鋼鉄の声を出せるヴォーカリストが日本に出てくることはないのか?

多くの日本のロック・ファンが期待していたと思う。

そして、満を持してデビューしたのが、アイドル・バンド「レイジー」を母体にした「ラウドネス」だ。1981年のことだった。

二井原実の声は、ラッシュのゲディ・リーを思わせる高音で、今までの日本人ヴォーカリストになかったもの。

日本語歌詞でのデビューだったが、「ついにこの時が来たんだ。」とちょっと感動した。

曲の構成、演奏力もまさに世界レベル。後に、彼らが全米デビューするのは約束されていたようなものだった。

40年近くたったいまでも、この曲の凄みを感じる。

日本のロックの最高峰ここにありである。


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