ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

日本のシティ・ポップスみたいです。Blonde - Barnaby Bye

2020-10-15 20:49:24 | AOR

Blonde - Barnaby Bye

ブルース・マグースを率いて、最初はサイケ・ロック(ポップ)、そして後期はファンク・ロック、ジャズ・ロックの世界に展開した、ペッピー・カストロが1973年から1974年にかけて活動したのが、バーナビー・バイ。

9月の下旬に取り上げたばかりのバーナビー・バイです。前回はファースト・アルバムの曲を取り上げたので、今回はセカンド・アルバムを紹介しましょう。

どうも、アレッシー兄弟がブレイクする前のバンドというイメージが強いのですが、ちゃんとペッピーもギター兼ベース兼ヴォーカルで参加してました。アレッシー兄弟とはミュージカル「ヘアー」の仕事で知り合ったみたいです。

このバンド、プレAORとかソフト・ロックと言われていて、けっこうメロディ指向だし、おしゃれなポップ感覚に溢れています。

ややマニアックな方向に走っていたブルース・マグースと全然違う感じで、ブルース・マグースのリーダーがなぜこんなバンドに参加したんだろう?とちょっと驚いてしまいます。

もっと、実験的な音楽やりたかったんじゃないの?と突っ込みたくなりますね。

この「ブロンド」という曲は、金髪美人ばかり写す動画も気になりますが、やはり日本のシティ・ポップスみたいなアレンジが気になります。まあ、こういうアレンジはこっちが本家なんでしょうけど、なんか馴染んじゃう音なんですよね。

Can't Live This Way

この曲もほんとシティ・ポップスって感じです。見事にオシャレなアレンジで、彼らが只者でないことを証明するような曲ですね。

素晴らしいバンドでしたが、このバンドは2枚で解散。

アレッシー兄弟は1976年ごろからデュオ活動を開始し、大成功を収めることになります。

そして、ペッピーはというと・・・「バランス」というバンドを結成するんですね。

その話は次回に。

 

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