ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

オジー在籍時に、オジー以外のメンバーが歌ってる!Black Sabbath - It's Alright

2021-11-20 15:53:17 | HARD ROCK

Black Sabbath - It's Alright

It's Alright (2009 - Remaster)

今年、ブラック・サバスの7枚目の作品「テクニカル・エクスタシー」のデラックス・ボックス・セットが発売されました。

未発表ライブ・ヴァージョン、リミックス等が収められた高額の商品ですが、例によって、人気なんでしょう(笑)。

そこで、このアルバムも見直されています。

ブラック・サバスといえば、やはり初期の4枚の作品が名盤とされています。やはり、重さとおどろおどろしさのあるオカルト的なロックが、衝撃だったんですね。

でも、彼らはそのあと、オジー脱退(解雇?)までアルバムを数枚出しています。

そのうちの一つが「テクニカル・エクスタシー」。初期の頃に比べると、けっこうポップで、音がスッキリして、聴きやすい感じです。

ディオが加入した「ヘブン・アンド・ヘル」や、「ブリザード・オブ・オズ」以降のオジーのソロ作品に通じるモダンな感じがします。意外と聴きどころがあり、名盤ですね。

そこで、驚くのが、この曲「イッツ・オールライト」。何と、ドラムのビル・ワードが歌っているし、美しい曲です。こんな曲があったのか!と思うし、ビルが歌えるドラマーであったことにも、びっくり。言われなければ、サバスの曲とは思わないでしょう。

 

 

さて、そのほかの名曲も1曲紹介しましょう。「DIRTY WOMAN」

これは、もちろんオジーがヴォーカルを取っています。7分を超える大作です。フックのある展開があり、美しいメロディが収められていて、ブラック・サバスがただのヘヴィ・ロック・バンドでないことを世に知らしめるような曲です。2分過ぎからのドラマティックな展開は好きだなー。最後の方のトニー・アイオミの泣きのギターはすごい高揚感があります。

Dirty Women (2009 - Remaster)

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やっぱりスラッシュのギターはかっこいい! Guns N' Roses - Hard Skool (Audio)

2021-11-04 20:07:31 | HARD ROCK

Guns N' Roses - Hard Skool (Audio)

つい最近(9月24日)、発表されたばかりの新曲です。

2008年に発表されたアルバム『チャイニーズ・デモクラシー(Chinese Democracy)』制作時に書かれたもので、「Jackie Chan」という仮タイトルで音源がリークされファンの間では知られていたものだそうです。

で、このたび、スラッシュとダフ・マッケイガンが参加したバージョンを作って発表となったわけですね。

アクセル・ローズの声は唯一無比のものですが、スラッシュのギターも凄まじい個性を感じます。まさにガンズ・マジック。

年月は経っても、このバンド、ロックンロールのかっこよさを体現しれくれます。

エアロとモトリーとガンズの独特の跳ねるようなノリは、やはり魅力的。元気にさせてくれます。

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暑い夏に聴きたくなる!BLACK SABBATH - "War Pigs" (Live Video)

2021-07-18 15:40:47 | HARD ROCK

BLACK SABBATH - "War Pigs" (Live Video)

この曲は、耳に残るんですよね。

他のハードロック・バンドとは一線を画す、独自の構成と展開は、まさにブラック・サバス!

全盛期の彼らの凄みを感じる曲です。

東北と関東が一昨日に梅雨明けしてしまい、暑さを吹き飛ばすような曲を聴きたくなって、この曲を思い出しました。

やはり、この曲はかっこよく、ドラマティックで、良く練られている。

ドラムが派手なのも好みです。

初期のブラック・サバス、けっこういいです。

 

もう1曲、アルバム「テクニカル・エクスタシー」から。

Black Sabbath - You Won't Change Me

この曲は個人的に好きな曲です。彼らの曲としては、すごく哀愁が漂う感じで、印象的。

トニーのギターが泣きまくるんですよね。中学だか高校の時にこのギターを聴いた時、実に胸に響きました。名曲だと思います。

 

 

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前向きな別れの歌?ゾクゾクする盛り上がりを感じる名曲!Alter Bridge: Godspeed (Official Lyric Video)

2021-03-17 20:45:32 | HARD ROCK

Alter Bridge: Godspeed (Official Lyric Video)

この21世紀を生きる現代的なアメリカのハード・ロック・バンドは評価が高いが、それほど聴いていない。

メロディアスであっても、重く、ダークな音は好みではない・・・

でも、この曲だけは、どうしようもなく好きだ。心に沁みる!気持ちがなぜか前向きになる曲だ。

マイルス・ケネディの声が魅力にあふれている。実に素晴らしい。

「ゴッドスピード」というのは、最初、「神の速さ」かと思ってしまったが、「幸運を祈る」という意味だ。

「ゴッド・ブレス・ユー」という慣用句があるように、英語では神様をいろんな意味に使うようだ。

 

別れを歌った曲だが、目の前が開けていくような音像に引き込まれる。

メロディと伴奏が見事にかみ合って、力強い気持ちにさせてくれる。

3月は別れの季節。今の時期にいいかもしれない。

別れを歌った曲でも悲しくはない、乗り越えようとするパワーを感じてしまう。

何度も何度も繰り返して聴きたくなる名曲である。

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2021年にフルパワーの1970年代風のハードロックが聴ける!グレン・ヒューズはもうすぐ70才! The Dead Daisies

2021-02-20 17:25:18 | HARD ROCK

The Dead Daisies - Holy Ground (Shake The Memory) - Official Video

The Dead Daisies - Chosen and Justified

The Dead Daisies - UNSPOKEN (Lyric Video)

グレン・ヒューズがヴォーカルとベースを担当するハード・ロック・バンド、The Dead Daisies のニュー・アルバムが先日出たので、買った。

The Dead Daisies は、オーストラリア人で投資会社のCEOをやっているというギタリスト、デイヴィッド・ローウィーが作ったバンド。だからオーストラリアのバンドという紹介のされ方もあるが、メンバーは英米人だ。やたら有名人を集めている。変遷を経て、現在のメンバーはデイヴィッド・ローウィー、グレン・ヒューズ以外は元ホワイトスネイクのダグ・アルドリッチ(ギター)、元ジャーニーのディーン・カストロノヴォ(ドラムス)となっている(ただし、今回の作品発表後、ディーンは健康問題のために、現在は脱退したそうだ。後任はトミー・クルフェトス)。

今回の作品はグレンの趣味まる出しのゴリゴリの70年代風ハード・ロックとなった。ジョン・コラビがヴォーカルだった前回のオリジナル・アルバムとは雰囲気が変わっている。もしかしたら、古くさいロックと顔をしかめる人がいるかもしれない。でも、ディープ・パープル世代の私にはたまらなく魅力的だ。これぞ、ワイルドな本物のハード・ロックだと思う。

クラシック・ロック・ファンでもメロディ指向の人はダメだろうなあ。特に女性ロック・ファンには嫌われそうである。グレン・ヒューズを好きだと言う女性に会ったことがない(笑)。男性でも、この歌い方は嫌だという人もいる。でも、このクセのある声と歌い方は好きな人にはツボにはまるのだ。男っぽさまる出しのブルージーでソウルフルなハード・ロックである。

グレン・ヒューズはあのディープ・パープルの名作アルバム「バーン」で世界の檜舞台に出て、世界中のロック・ファンに名を知られるようになった人物だ。1951年8月21日生まれである。ディープ・パープルに参加したのは1973年。名曲「バーン」で、メイン・ヴォーカリストのデヴィッド・カーヴァーデイルに合いの手を入れるようなサブ・ヴォーカルが強烈で、ロック・ファンの注目を浴びた。驚くべきことに、もうすぐ70才になるのに、声が若いし、強烈だ。前述のデヴィッド・カーヴァーデイルは加齢により、最近声に艶がなくなり、ファンの間で賛否両論あるのだが、グレンの場合は依然としてパワフルで、実にソウルフル!

1970年代前期のハード・ロックには原始的なエネルギーがあった。それを自ら実践してた人物が50年近い時の流れを超えて、自ら証明しているというところにグレン・ヒューズのすごさがある。実に若いロックじいちゃんだ!興味がない人は何も感じないだろうが、私はこの声を聴くと、ディープ・パープルで熱唱していたグレンの若い頃を思い出すし、1970年代にタイム・スリップできてしまう。体が反応してしまうこの作品、しばらくはヘビロテになりそうだ。

1974年のパープルのライブも見てみよう。たぶん、伝説のカリフォルニア・ジャムだ。低い声で歌うデヴィッドと対照的なグレン・ヒューズの甲高い声は実に特徴的である。ベースを弾きながら歌うところもかっこいい。

Deep Purple - Burn 1974 Live Video HQ

そして、伝説のディープ・パープルのキーボード奏者、ジョン・ロードに捧げられたライブも見よう。2014年のライブである。こちらのメンバーは豪華だ。ヴォーカル兼ベースのグレン・ヒューズ に加え、アイアン・メイデンの ブルース・ディッキンソン 、ディープ・パープルのオリジナル・メンバーの イアン・ペイス 、そして、キーボードには ドン・エイリーと リック・ウェイクマンが名を連ねている。オーケストラも入っているし、聴きごたえ、見ごたえがある。こりゃ、楽しい。昔のロック、いいじゃないか!

Celebrating Jon Lord - The Rock Legend "Burn"

 

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