フィッシュレプリカ

渓流魚のレプリカ・ブローチをオールハンドメイドで作成しています。釣行記事や思い出の魚を紹介しています。

新作サクラマスブローチの続き。

2019-11-26 | レプリカ

毎日少しずつですが、作業進めています。

現在は、サクラマスの6月カラーに取り掛かっています。

ピンクの調合も終わり、塗装してみました。

ピンクはイメージよりも少し濃い目にしています。

上から鱗を塗装するからですね。

塗装の順序も大事なポイントで、間違えると取り返しのつかない事もあります。

そして次は、顔周りとなりエアブラシから筆に持ち替えです。

 

頭の中であれこれと考えている時は楽しいのですが、

一旦作業に入ると、楽しいという感覚は無くなります。

特に今回のような新作の場合、

心配や、不安や、迷いや、苛立ちや、緊張やでストレスが溜まる一方ですね。

どちらかと言えば、苦です~

なので完成するまでは、苦から抜け出せられない覚悟で作業しています!

 

 


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Gijie創刊号!

2019-11-21 | 渓流カタログ・雑誌

Gijieの第一歩となる記念すべき創刊号が出てきました~

何とも言えない古めかしさを感じる表紙。

第1号は1997年10月号だったんですね。

定価750円(税込み)は今では考えられない価格。

当時はどんな時代背景だったんでしょうか。

時は橋本龍太郎政権。

消費税が3%から5%になった年。

マイルドセブン(当時の銘柄)が230円でした。

そして、安室奈美恵のCAN YOU CELEBRATEが大ヒット。

 

 

本誌の全体的な構成をページ数から見てみると、

5割がフライで3割がルアー、2割はアウトドアやその他。

表紙をめくるといきなりフライ特集。

そのまま、フライ関連の記事が次々と掲載されていました。

つまり、フライがメインのトラウト雑誌だったんですね。 

 

そして本誌の中間位でやっとルアー特集。

当時の若い姿が印象的。

 

 

そしてこちらも当時のウエアと若い姿がとても良いですね。

その時の時代を感じます。

手にはしっかりと大ヤマメ。

 

 

その他にも、タキタロウの興味深い記事や。

上州屋のCMの記事なんかも掲載されていました^^

今回のGijie創刊号の記事は、

渓流歴が25年以上の方なら懐かしさが伝わったかと思いますが・・・

懲りずに、これからもたまにはマニアックな記事も書いていきます。

 

 

 


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大物祈願。

2019-11-15 | プライベート

シーズン中は釣り中心の生活となる為、遠出のレジャーはまずありません。

この日は、本当に久しぶりのプチ遠征ドライブ。

明けても暮れても川ばかりの生活が続きましたので、

大海原が恋しくなりました。

荒波が立つ日本海は上越。

 

やはり、この地はここですね。

もちろん来年の大物祈願^^時間をかけて参拝。

 

そして紅葉も見頃。

天気が良いと、何もかもが絵になります。

 

昼間は雲一つない青空、夕暮れは最高のサンセットを期待。

しかしながら、夕暮れに近づくにつれ雲に覆われる空・・・残念。

間もなく日没で、時刻は16時半頃。

早過ぎますよね。

夏の本流では19時まで竿を振っていたのが嘘のようです。

 

さて、そろそろ冬ごもりで春までインドア生活です。

 

 


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サクラマスの試作塗装と手順確認。

2019-11-09 | レプリカ

先日、新作の原型が完成しました。

さて、塗装するとどんな感じに仕上がるのかが一番気になるところ。

場合によっては、原型に手を加えなければならないかもしれません。

 

そして、試作として塗装したのはサクラマス。

未コーティングの塗りっ放しの状態です。

ちなみに今回新作のモデルとなるのは、やはりコンディション抜群の個体。

カラーの調合や、塗装手順も確認しながら試行錯誤。

カラーは5タイプの予定。

サクラマス(早春カラー)・(6月カラー)・サツキマス・本流ヤマメ・本流アマゴ。 

それから、ブローチサイズは80ミリ以内におさまりました。

年内完成を目標に奮闘します!

 

 


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本流アマゴ総括2019(329)

2019-11-04 | 思い出の魚達

禁漁となって1ヶ月が過ぎ、完全にオフモードに切り替わりました。

今回は本流アマゴ総括という事でシーズンを振り返ってみます。

毎年の事ですが、自分の本流解禁はかなり遅めの4月末頃です。

15年位前までは、2月の雪降る解禁日に本流で竿を出していた頃もありましたが、

今では懐かしい思い出です。

今シーズンは課題をたて、その課題を常に意識しながら挑むように心掛けていました。

「隈なく本流を釣り歩く」

とは言っても限られた時間の中、トップシーズンにホームエリアを外せるか・・・

そんな事を考えながら、4月末頃から先ずは例年通りホームエリアを攻めてみますが、

一度のアタリを出すのに1日仕事・・・

不作の昨年から想像はしていましたが、嫌な予想が当たってしまいましたね。

解禁当初にあれだけ賑わっていた本流に、釣り人がまばらなのも理解できます。

本来の本流なら、季節が進み水温が上がるにつれ、釣り人が増えていくはずなのですが、

解禁日に釣り人のピークを迎える渓流のような、とても不思議な現象になっていました。

そしてトップシーズンを迎え、本流のあちこちを幅広く釣り歩く過酷な課題に挑みました。

基本的に本流のポイントは豪雨の度に変わってしまいます。

ポイント自体が無くなってしまったり、逆に新たなポイントが出来たりもします。

つまり本流のポイントは、竿を出してみないとわからないという事なんですね。

なので今シーズンは過去に無く、クタクタになって本流を歩きました。

汗だくで、やっとポイントにたどり着いたにもかかわらず、魚の着き場が無く、

竿を出さず仕舞いで、そのまま引き返した事もよくある事です・・・

そんな状況の中で、手にした今シーズン唯一となる四十上。

まさに苦労の末の1本でした。

今シーズンは、たまたま偶然にもと言いますか、40に迫る本流アマゴには恵まれましたが、

なかなかその大きな壁を越える事は出来ませんでした。

課題をたて、疲労困憊にまで追い込んで挑んだ本流。

20年以上も前に、がむしゃらに竿を担いで本流を釣り歩いた頃の自分の姿を思い出しました。

当時の体力の差を痛感してしまう事にはなりましたが、

今シーズンの過酷な経験は、これからきっと役に立つ事となるでしょう。

それは何故か。

過去の無駄と思っていた経験が、少なからずとも今に役立っているからです。

 

また来年も本流を歩きます。

 

 


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