私が渓流釣りを始めた頃、頭の中はアマゴやイワナを釣りたい一心。
情報もないまま地図を見て川を探し、適当な所で川に入る。
釣れない事の方が多いのも当然です。
しかしながら、たまには釣れる事があり、それが何よりも嬉しかったです。
その繰り返しが経験となり、自分の中に魚の情報が少しずつ増えていきました。
そしてフィールドを本流へと広げてからも、地図を片手にのスタイルは変わりませんでした。
どこへ行けば魚が居るのか?
つまり新規開拓ですね。
ここ最近の釣りは、
過去の実績から、この時期どこへ行けば魚が釣れるか?
いつの間にか新規開拓から遠ざかっていました。
釣り歴が長くなり釣果を優先すると、こうなってしまうのも仕方ないのですが・・・
しかしながら、ここ数年は出来るだけ新規開拓を心掛けるようにしています。
それは過去の新規開拓が今の釣果に繋がっている事をわかっているからです。
ポイントを釣友から教えてもらう事もありますが、
この時はどれだけ貴重で有難い事かを噛みしめながら竿を出しています。
労が無いのですから当然ですよね。
ナワシロイチゴの実が終わりを告げる頃、新規開拓へと出掛けました。
本流が一番良い時期でしょうか。
初めてのポイントで竿を出す訳ですから、良い時期でないと意味がありませんよね。
そして本流アマゴが釣れました。
8時間で、この26センチが1本^^
これが嬉しいもんです。
本流の情報がまたひとつ増えました。
しかしながら、広い本流を歩き回りグッタリ・・・
過去を振り返ると、グッタリの思い出ばかりで笑えてきます^^
改めて私の釣りは新規開拓から始まったんだなと感じています。
釣りの精神論は、ほとんどが新規開拓から学んだと言ってもいいです。
それからもうひとつ大事な事、釣れない忍耐力も学びました^^
-初心忘るべからず-
これからも最初の志を忘れないようにしたいですね。
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