フィッシュレプリカ

渓流魚のレプリカ・ブローチをオールハンドメイドで作成しています。釣行記事や思い出の魚を紹介しています。

自然の逞しさ。(109)

2012-11-28 | 思い出の魚達

釣りをしながら河原を歩いていると、

いろんな自然の風景が目に飛び込んできます。

 

今にも倒れてしまいそうな大木。

確かキハダだったと記憶していますが・・・

増水した流れに地盤を奪われてしまったのでしょう。

むき出しになった根がその時の凄まじい状況を想像させてくれます。

それでも力強く生きている姿が、とても健気で逞しかったです。

 

 

そして手の中に収まったのは、逞しいアマゴ。

31センチの雌でした。

素晴らしいパーマーク。

それは私の好きなタイプのパーマークでした!

夏の日差しでキラキラでした。

これからも逞しく生きて下さいね。

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真夏の出逢い。(108)

2012-11-23 | 思い出の魚達

この時期にもなると、婚姻色に色付く個体が出てきます。

この日に出逢ったのは、その典型的なアマゴでした。

 

涼しい顔をした夏アマゴ。

 

お腹のうぐいす色が印象的でした。

 

33.5でしたが時期的に、まだもう少し大きくなりそうです。

 

背中から見ても美しい朱点が確認できます。

そして最後は悠々と流れに戻って行きました。

真夏に出逢ったその感触を今も覚えています。

 

いつの間にか季節はすっかり厳しい冬を迎えました。

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ボロボロの餌箱が復活!

2012-11-18 | 釣り関連・釣行記など

餌箱リメイクの続きです。

 

少し濃い目の色にしたかったので、

茶色をベースに、ダーク系のカラーを2種類混ぜ合わせてみました。

あまり濃過ぎると、元の素材が消えてしまいそうなので、

これぐらいが無難ではないかと判断。

う~ん、ここまではうまくいきました。

 

 

そして最後のコート!

艶々に仕上がり、なかなかの出来に自己満足^^

ボロボロだった姿が嘘のようです。

あれだけ酷かった黒染みもほとんど気になりません。

でも振り返ってみたら、意外と簡単にリメイク出来ました。

自分好みの餌箱に変えてみるのも楽しいですね。

これで来シーズンは大アマゴゲット間違いなし!エヘヘ。

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餌箱のリメイク。

2012-11-15 | 釣り関連・釣行記など

5年前に安価で購入したミミズ用の餌箱。

2年が経ってお役御免のつもりでしたが、

その時に気に入った餌箱が見つからず、仕方無くもうしばらく使う事に・・・

塗装も剥げてきていたので、とりあえず簡単に塗り直しを。

それが3年前。

 

そしてその後、更に2年も使用しましたので当然かなりのダメージを受けました。

流石にこの時は、もうおさらばのつもりでしたが、

昨年は超多忙の為、餌箱探しどころではなくあえなく断念・・・

悲しいかな、そのままダメージを受けたままで今シーズンに突入・・・

 

ボロボロに使い込んだ餌箱を毎日のように見ていると、

不思議な事にどんどんと愛着が湧いてきました。

それがこのボロボロになった餌箱です。

5年もろくに手入れもせず、とてもお世話になった餌箱。

ついに処分する予定だったんですが・・・なんとか復活させたい!

 

という経緯で感謝の気持ちを込めてリメイクを決心!

それにしても酷いですね~・・・

常に湿度の高い状態での代償。黒染み・・・

果たして生まれ変わる事ができるのでしょうか・・・

 

 

まずはコートと塗装を荒目のヤスリで剥がして、

その後は番手を上げてスリスリと研磨作業です。

前回の塗料が染み込んでいたので、ここまでするのに結構大変でした。

元の素材の色が眩しかったですね。

そして意外としっかりした状態に一安心。

一応、研磨前と同じ角度からそれぞれ撮影してみました。

黒染みもかなり取り除きました。

さて今回の色は、少し濃いめにしたいのですが、

うまくいくかな~。

まあ、自分が使うから良いんですけど^^

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コメント (2)
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本流アマゴブローチNew!

2012-11-11 | レプリカ

禁漁になってからボチボチ進めてきたブローチ作り。

今年からは本体強化の為、ベースとなる作業工程を一から見直し、

試作を経てようやく完成に至りました。

 

モデルは本流育ち、雄の大アマゴです!

一見の見た目は、前作の口開きより迫力に欠ける気もしますが、

その分、仕上がりは少しずつですが進化しています。

 

少し明るめの場所に移動すると、また色合いが変わります。

73ミリのミニチュア。

このブローチは昨年からお待たせ頂いた方にお渡しします。

 

次回は初のサツキ鱒を予定しています。

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本流への門。(107)

2012-11-07 | 思い出の魚達

早朝、背丈まである草木を掻き分け、本流への門をくぐります。

すると夏の眩しい朝日が迎えてくれました。

 

 

引き続き今シーズンの釣果からです。

尺には届かずでしたが、体高のあるアマゴがタモに収まりました。

銀化タイプの本流アマゴです。

 

 

 

そして少し釣り下った所で、先程と同じタイプの銀ピカアマゴ。

 

サツキを思わせるような魚体。

 

少しサイズアップの尺上でした。

ほとんどパーマークは見えないのですが、

要所要所にアマゴらしい特徴が出ています。

この日は、美しい銀鱗をまとったアマゴに出逢うことが出来ました。

本流への門をくぐった夏の良き思い出です。

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息を呑むようなアマゴ。(106)

2012-11-02 | 思い出の魚達

この日は、目覚めると何故か胸騒ぎがしました。

しかし、川に立つと先程までの胸騒ぎはすっかりなくなって、

目の前にはいつもと変わらない静かな流れがあるだけでした。

 

一気にクールダウンしたせいか、いつもより冷静でした。

流芯から払い出される餌に、反射的に反応したのでしょう。

コツコツのアタリの後にガジガジと手元に伝わる感触。

魚の動きが頭の中で明確にイメージできました。

 

 

そして素晴らしいアマゴに出逢う事が出来ました。

 

尺を優に超える堂々とした魚体。

 

一目惚れでしたね。

 

 

そして、息を呑むような美しいパーマーク。

 

 

 

朝の胸騒ぎは、このアマゴとの出逢いの予兆だったんですね。

シーズン通して竿を出していても、出逢えるか出逢えないか・・・

そんな美しく眩しいアマゴでした。

 

こんなアマゴが40を超えれば一体どうなるのでしょうか。

自分の中で益々、次の目標への意欲が膨らんできました。

夢の魚で終わらないように頑張ります。

 

ほんの数カ月前の出来事なのに、もうすっかり思い出の魚になりました。

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