フィッシュレプリカ

渓流魚のレプリカ・ブローチをオールハンドメイドで作成しています。釣行記事や思い出の魚を紹介しています。

訃報から間もなく一年。

2018-05-28 | 釣り関連・釣行記など

本流釣りのパイオニアと言えば、細山さんを思い描く人が多いはずです。

亡くなられてから一年近くの時が経ち、やっと気持ちを記事にする事にしました。

 

まず私の釣りは渓流から始まりましたが、全くの独学。

そしてその後、本流釣りの世界へ導かれていったのですが、

この本流も渓流の延長で全くの独学。

そもそも本流釣りをやろうと思って始めたのではなく、

渓流の下流域にフィールドを広げた事が、本流釣りの始まりだったという事です。

なので、それまで使っていた渓流竿では当然ですがポイントまで仕掛けが届かず、

長い本流竿を物色し始めるようになりました。

広い本流で長い竿を曲げてくれる大アマゴを夢見て、本流釣りの魅力にひき込まれていきました。 

しかしながら、いざ始めてみると全然思うようにいきません・・・

渓流では年々釣果も増え、技量もそれなりに身に付いていったのですが・・・

独学の私には師匠どころか誰も聞く人もおらず、貧釣果で行き詰まりの日々・・・

ひたすら地図を頼りにただ情熱だけで釣り歩いているようなものでした。

時は1997年頃で、ナビも無いし、ネットも無い、まだそんなアナログ時代でしたね。

 

その状況の中、すでに本流釣りを確立されていた細山さんは、

あまりにも未熟な自分にとっては、雲の上のような存在。

魚が釣れないのは自分に技量が無いだけ!と言われているようなもの。

細山さんの存在は、折れそうな気持をいつも勇気づけてくれる心の支えでした。

写真はその頃すでに本流釣りで活躍されていた、若き細山さん。

自分にとっては一番格好良かった頃の姿です。

そのうちいつかどこかの川でお会いするのかなと思っていましたが、

結局、一度もお会いする事は出来ませんでした。

現在の私の本流釣りがあるのは、心の支えとなる大きな存在があったからこそ。

あの日から一年近く経って存在の大きさに改めて気づかされました。

 

リアルタイムな情報社会の中、釣りの世界も大きく変わってしまいました。

でも自分のスタイルは本流釣りを始めた頃とあまり変わっていません。

無駄に過ごしたと思っていた貧釣果の苦しかった日々でしたが、

本流釣りの考え方の基本はこの時に成立したのだと思っています。

今となっては無駄な時間ではなかった事がはっきりとわかりました。

 

この先も貧釣果で心折れる事が幾度と訪れるでしょう。

でもその時は必ず心の支えとなって、これからも勇気づけてもらえるはずです。

これでようやく気持ちに整理がつきました。

 

 


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本流の行方。

2018-05-23 | 釣り関連・釣行記など

さて5月も終盤となりました。

この時期、例年なら何本かの本流鱒を手にしているのですが、

水況の悪さが影響して、なかなかチャンスを与えてもらえません。

 

これまで、その状況下での唯一の1本。

サイズは50弱。

アタリもこの1本のみ。

今シーズンの本流の行方・・・一体どうなるのでしょうか。

 

 


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ウロコ彫ってました。

2018-05-17 | レプリカ

そろそろ本流へ挑みたいところなんですが、

先日の記事でも記しましたが、二の足を踏んでいます。

 

そのおかげとも言えますが、ブローチ作業が進みました。

根気のいるウロコ彫りが完了です。

今回の作品は来シーズンの新作なんですが、

予定よりも作業が早く進んでいます。

ただ順調にいかないのがハンドメイドなんですが・・・

一進一退状態が必ず訪れます^^

でも試作までは進めたいですね。

 

 


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今シーズンの本流はまだですかね。

2018-05-12 | 釣り関連・釣行記など

昨シーズンは連休中から本流へ通い始めました。

しかし今シーズンはまとまった雨が多く、

水位が落ち着く前に次の大雨となり、竿が出せない状態が続いています。

それからこの濁りとも長い付き合いになりましたね。

当初は楽観的に考えていたのですが、

あの日を境に、それがこんなにも長引く重大事件になるとは。

自然界には、また明日。

が無い事を実感しました。

 

 

そして河原には、帰化植物のオオキンケイギクの蕾。

この植物とも長い付き合いになりましたが、

これもある日を境に繁殖し、それまでの河原の景色を変えてしまいました。

一旦姿を変えてしまうと、そう簡単には元に戻す事が出来なくなる自然界。

さて今の自分に出来る事はあるのでしょうか。

 

 


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作業中の息抜き。

2018-05-07 | レプリカ

私のトラウトブローチは、

原型作りから塗装まで、出来るだけリアルに近づけるように努力しています。

しかしながら限られたミニサイズでは作業にも限界があり、

折り合いをつけながらブローチとしての完成度を高める工夫もしています。

 

そして作業していると、遊び心に火がつく事がチョクチョクあります^^

こんなカラーもアリかもですね^^この写真の日付は2月でした。

実は、遊んでいる途中でアイデアを発見する事がよくあるんです。

上の写真はリアルとは程遠いですが、作品としてはとても面白いと思います。

自分用に着けてみたいです^^

来シーズンの新たなカラーとしてのたたき台ですかね。

 

 


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新たなトラウトブローチへ。

2018-05-02 | レプリカ

今シーズンの作業は、ほぼ終了しました。

と言っても完全に中断するわけではありません。

来シーズンに向けての新作を構想しています。

そして構想で終わらず、そのまま原型を彫りこんでいます^^

写真は、サクラマスとなる予定ですが。

まだまだ完成までの道のりは長く、

最終的にどんな作品になるのか自分でもわかりません^^

頭の中でイメージした作品に近付けるようにチャレンジ精神で頑張ります。

作業が進めばまた報告します!

 

 


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