ネイティブへのこだわり。（９２）

私は釣りに行くときは、できるだけ目的を持つようにしています。

それは何故かと言いますと、その方が深い釣りになり楽しいんです。

今回の釣行は、釣友のガイドのおかげで成り立つ事ができた

ネイティブ探しの釣りです。

 

 

大自然の静寂の中には生き物達の生命が感じ取れます。

朝のぼんやりとした空気に、白樺の白が良く映えます。

 

 

素晴らしいパーマークのアマゴです。

魚影はとても薄いのですが、釣れる魚はどれもネイティブそのもです。

 

夏でも水温が低く、長く手を浸けていられません。

餌のない冬の過酷な環境は想像を絶します。

なのでこの環境では尺にまで育つ個体はほとんど居ないと思われます。

生きるだけで精一杯のアマゴ。

ますます愛おしくなります。

 

 

岩肌に力強く咲く大文字草が、遡行の疲れを癒してくれます。

 

既に色づき始めた個体もいます。

美し過ぎる、の単純な言葉でしか表現できませんね。

 

こちらはなんとも奥深いアマゴです。

ここでしか見られないと言ってもいいです。

正に野生の姿です。

こんな綺麗なアマゴに出逢えた事が本当に幸せです。

今日を生きる逞しいアマゴに脱帽です・・・

そして奇跡の尺アマゴへの想いが強まった１日でもありました。

そして私の釣りの原点を思い出させてくれましたね。

 

この日の事はいつまでも忘れられない思い出になるでしょうね。

にほんブログ村

夏の終わり。（９１）

涼しい朝、蝉の抜け殻を見て、ふと夏の終わりを感じてしまいました。

残暑がまだまだ厳しく、川の水も生ぬるく変化がないように思いますが、

実はもう秋の水に変わってしまいましたね。

 

 

盛期の釣行での思い出です。

 

わずかに尺には届きませんでしたが、

見とれてしまう程の美しさ。

 

広過ぎる大本流の流れから姿を見せてくれました。

 

 

そしてポイントを変え、苦戦の末・・・

なかなかの手応え。

 

なんとか尺上を手にする事ができました＾＾

 

すっかり秋の水に変わった今では盛期の頃のようにはいきません・・・

残り僅かになりましたが、思い出の魚に出逢う為にも竿を出したいです。

しかしシーズン中は、ずっと苦しんでます＾＾

にほんブログ村

艶やかな大アマゴ。（９０）

川沿いで良く見かけるのは、たわわに実ったオニグルミの実。

後は熟すのを待つだけですね。

 

 

今回出逢った魚は、ツルツルボディーの大アマゴ。

３０半ばでした。

 

薄っすら婚姻色も見え、本当に綺麗です。

 

飽きない理由は、やっぱりこの美しい魚体ですかね。

しっかり子孫を繋いで下さいね。

にほんブログ村

こちらの胸ビレは。（８９）

釣りの支度をしていると、様子を伺いに来た彼。

背中がグリーンのカミキリムシの仲間のようでした。

 

 

バラシが続いたこの頃、やり取りもヒヤヒヤです・・・

今回はやっと手にする事ができました。

納得サイズの雄の本流アマゴ。

でも前回記事のような黄色の胸ビレではなく、

赤い胸ビレでした。

アマゴって本当に楽しませてもらえます。

体型、銀毛、パーマーク、朱点、黒点、顔付き、そして鰭ですよね。

これからも長いお付き合い、宜しくお願いします。

にほんブログ村

綺麗な胸ビレに興味津々。（８８）

無事にタモ入れ成功です！

あまりにも綺麗な胸ビレをサワサワと撫でながら観察していると・・・

 

 

 

私以外にも興味津々の方がすぐ近くまで見に来られました。

　　　　　　　　　　　　ナナフシでした。

 

 

そんな綺麗な胸ビレの持ち主は、

尺上の本流アマゴでした！

そしてしばらくの間、２人で観察でしたね＾＾

 

でもリリースした後、彼の姿はそこにはありませんでした。

羽根は付いてなかったはずなんですが・・・

 

これも思い出の魚になるでしょうね＾＾

にほんブログ村

暑さも忘れる尺アマゴ。（８７）

猛暑の釣りは、木陰が本当に有難く思えます。

見上げると、涼しそうな大きめの葉のフサザクラでした。

 

 

そしてこの日に出逢ったのは、素晴らしい尺アマゴでした。

 

体高のある魚体にはパーマークが綺麗に浮かび上がっていました。

こんな魚に出逢えれば、暑さもふっ飛びますよね。

思い出の出逢いになりました。

にほんブログ村

ヤマメを釣りに。

この季節、水辺は生き物で賑わっています。

なんとか接写に成功＾＾

 

 

この日の釣りは厳しかったですが、

９寸オーバーのパーマークくっきりのヤマメに出逢えました。

綺麗です。

 

 

そしてこちらは、同じヤマメでも全然違うタイプの尺ヤマメ。

体型こそ似てますが、

銀鱗に包まれたボディーはパーマークがほとんど見えません。

棲む環境によって姿を変えるヤマメ。

これも生き抜いていく為の手段なんですね。

魚から教えてもらう事が意外に多いんです＾＾

にほんブログ村