渓で出逢った大アマゴ 最終回 （１００）

それはとある小渓流での出来事でした。

 

仕掛けが流れに馴染んだ時に、大物のアタリで体が反応しました。

次の瞬間、仕掛けが大きく上下に激しく引き込まれます。

そして、最初の強烈な引きを耐えしのいだ後の事でした。

 

ヌッと水面にその魚体が見えた時・・・

なんと、でっかいパーマークがガッツリ見えるではありませんか！

絶対に取り込まなければならない相手です。

 

一回目のタモ入れでは、寸前に見事にひるがえされて大失敗・・・

 

そして、なんとか、なんとか取り込んだ大アマゴ。

 

水面にその魚体が見えた時は、こんな感じでしたね。

その時の光景が未だに強烈なインパクトで、忘れる事ができません。

 

しかも重量感タップリの、尺２寸超え・・・

嬉し過ぎる、でっかいパーマーク・・・

お腹まであるマダラ・・・

とても綺麗な大アマゴでした。

私にこんな感動を与えてくれたのは、たった一尾のアマゴです。

よくぞここまで逞しく成長してくれました。

感謝以外、ありません。

 

『渓で出逢った大アマゴ』

長々のお付き合い有難うございました。

もし宜しければ、お付き合いついでに、

次回の　『秋の大アマゴ』　も覗いて下さい。

 

最後に、『思い出の魚達』　が１００を数えた事が、私の一番の宝です。

そしてこの宝を、これからも増やしていけるように日々努力していきます。

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渓で出逢った大アマゴ ６ （９９）

天井の低い、少し暗めの渓流。

魚の放流は全く行われていないので、

ここの魚は全て野生種という事になります。

つまり、ターゲットは野生の大アマゴ＾＾

 

しかし、かなりの渇水に苦戦・・・

 

 

 

そして、ついに数少ないチャンスをモノにする事が出来ました。

 

待望の野生の大アマゴ！

感動の出逢いです。

 

何か独特の雰囲気が漂っているアマゴ。

しかも少し秋色の魚体は、

素晴らしいとしか言いようがありません。

当然ですが、忘れる事の出来ない嬉しい思い出となりました。

 

『思い出の魚達』

次回で１００回目を迎えます。

と同時に、渓で出逢った大アマゴも次回で最終回とします。

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渓で出逢った大アマゴ ５ （９８）

渓流育ちでパーマークの綺麗なアマゴが釣りたい・・・

しかも大アマゴ＾＾

そんな一心で渓に入りました。

 

 

ウワバミソウがムカゴを付ける頃になると、秋も本番ですかね。

 

 

仕掛けが次の落ち込みに落ちると同時の、わかりづらいあのアタリ。

でも意外に多いのもこのアタリ。

早い瀬の中をグングンと引き、主導権を一瞬奪われてしまいました。

もし次の落ち込み下られていたら、多分サヨウナラ～でした。

なんとか無事にタモに収まった相手は・・・

渓流育ちの雄の尺アマゴ。

お目当てのアマゴに出逢えて大満足です。

 

 

朱点は少なめでしたが、くっきりと綺麗なパーマークにニンマリです。

艶々としたきめの細かい肌が印象的でした。

雨が恋しい時に出逢えた貴重な尺アマゴ。

もちろん嬉しさは倍増でした＾＾

 

渓で出逢った大アマゴ（５）。

（７）まで、続く・・・かな・・・多分。

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渓で出逢った大アマゴ ４ （９７）

今回の釣行はネイティブなアマゴがターゲットです。

しかも自然繁殖で長年受け継がれてきた、マダラの大アマゴが本命です。

この過酷な川の状況で、果たして本命に出逢えるのでしょうか・・・

 

 

 

厳しい状況が続く中で、ググっと竿を絞り込んでくれたのは・・・

やっと出逢えた今日の本命！なかなかのサイズでした。

 

腹ビレのところまである綺麗なマダラ。

まさに求めていたアマゴ、これを釣りに来たんです。

 

ヤマトが混じるこの冷水の環境では、

餌が少なく大きくなる個体も限られます。

 

 

そして待望のサイズアップ！

顔にまであるマダラが、あまりにも野性的過ぎます。

 

秋色をしたこの魚も雌でしたが、歴史を感じるこの風格に脱帽です。

 

出逢いたかった大アマゴに出逢える事ができて、達成感でいっぱいです。

 

しばらく見惚れてしまいました。

野生のマダラアマゴ・・・

あまりにも魅力的でした。

いつまでもこの素晴らしい環境が続けばと願うばかりです。

またひとつ思い出の魚が増えました。

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渓で出逢った大アマゴ ３ （９６）

一雨ごとに秋が深まるとは聞きますが、

一雨が無くても秋は少しずつですが深まってきましたね。

 

 

この日も誘われるように朝もやの中、渓に入りました。

冷え込んではいるんですが、日中の暑さのせいか

川の中はほぼいつもの水温。

 

春先からたくさんの釣り人から逃れてきたアマゴ。

尺にまで育つには数々の試練があったはずです。

それを思いながら至福の時間を味わいます。

雄の素晴らしいアマゴです。

 

少し色づき始めですが、まだまだ夏アマゴ。

綺麗ですね。

 

渓流育ちのシャープな引きが印象的でした。

この時期まで生き延びてきた生命力の強いアマゴ。

なんとか禁漁まで生き延びて欲しいものです。

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渓で出逢った大アマゴ ２ （９５）

一体いつになれば、まとまった雨が降るのでしょうか・・・

気が付けば９月も半ばにさしかかってきましたね。

特に私を含めて餌釣りの方はかなり苦労されてるはずです・・・

それでもネイティブを求めて、誘われるように渓に入ります。

 

 

なんとか雌の綺麗なアマゴに出逢う事が出来ました＾＾

既に婚姻色が出ています。

 

 

そして透明度の高い水の中を走り回ってくれた元気な相手は・・・

待望の尺アマゴ。

 

またまた雌でしたが、暗い渓から飛び出してくれた艶やかな魚体に感激です。

 

放流のない渓での釣果は乏しいですが、

お目当ての魚に出逢えると苦労も吹き飛びます。

 

しかしながら魅力満載ですね＾＾

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渓で出逢った大アマゴ １ （９４）

モミの葉にとまるカゲロウを見つけました。 

 

８月も中盤になると、それまでの本流から渓に入る機会が増えます。

ここ最近の出来事ですが、

今回の魚は、そんな渓で出逢う事ができました。

 

 

手に収まったのは尺２寸、居付きの大アマゴ。

思わず声が出てしまいました。

下流にはダムも無いこのフィールドでは大アマゴは貴重です。

 

水温の低いこの渓では色づきも早いようで、

素晴らしい婚姻色を見せてくれました。

 

一番綺麗な時かもしれませんね。

 

こんな素晴らしい出逢いが待っていたなんて・・・

ますます惹かれます。

最後は水しぶきを上げながら、姿を消してしまいました。

禁漁まで残りひと月も無いんですね・・・

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計り知れない能力の持ち主。（９３）

山を歩くと山椒の実をあちこちで見ます。

小粒ですがぴりりと辛いのは、あの魚に似ています＾＾

ビッグなトラウト達の中では、スモールサイズのアマゴ。

でも秘めた能力は計り知れず、とても魅力的です。

 

 

この日に出逢った、薄っすら婚姻色のアマゴです。

 

体高のある尺を優に超える本流アマゴ。

 

男らしい尻ビレです。

 

今シーズンは、もうこんな砲弾タイプのアマゴには出逢えないんでしょうね。

他のビッグなトラウト達に負けない素晴らしい魅力をもっています。

そして、大きさだけではない釣りの面白さも教えてくれます。

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