フィッシュレプリカ

渓流魚のレプリカ・ブローチをオールハンドメイドで作成しています。釣行記事や思い出の魚を紹介しています。

それは40オーバーの砲弾アマゴでした!(69)

2011-12-30 | 思い出の魚達

今年は過去に無いハードスケジュールで、とにかく忙しい1年でした。

ですので、その分釣りに要する時間も必然的に少なくなってしまいました・・・

でも自分の中では、中身の濃い釣りは出来たと思っています。

 

今回の記事は1年の締めくくりという意味も込めまして、

過去の思い出の魚の中でも特にインパクトの強い魚を取り上げてみました。

 

 

とある日の早朝・・・

もしやアタリでは、というぐらい目印が小さな微妙な動きをしました。

軽めにあわせる・・・すると、のりました!

やっぱりアタリだったんです。

でも、複雑な流れにもまれてサイズがいまいちわかりません。

そして少々強引に流れから出そうとした時、水面からバサッと出た魚体を見て確信しました。

当然ながら、それが小さなサイズではないとは思ってはいましたが・・・

 

超本命!

 

尺どころではない!

 

でも待てよ、確か軽めにあわせたのでは・・・

 

バレるかも・・・

 

その後のやり取りはいうまでもありません。

バレないようにテンションをかけずに、細糸を張ってるイメージで・・・

 

慎重に慎重に無事にタモに収まった!

そして手に取り、あらためてその魚体を実感。

デカい!

コンディション抜群の砲弾ボディ。

ピカピカの本流大アマゴ。

サツキのような銀鱗の奥に見える朱点がなんとも良いです。

まだまだ大きくなりますよ、と聞こえるぐらいのこの勢い。

 

そしてこのような手に余るサイズなんて、これぞ贅沢な感触でした。

夢にまで見る40オーバーの砲弾アマゴの感触を十分に確かめる事ができました。

来年もまたこんな砲弾アマゴに出逢いたいのですが、

そうはなかなか出逢う事はできません。

 

釣り人にとって至福の時間とは・・・

まさに、この時の事を言うんですね。

 

今年1年、皆様お付き合い頂きまして有難うございました。

なかでも、ブログを通して知り合えた皆様には大変お世話になりました。

そして、私のハンドメイド作品に興味を持って頂いた方々からは、

何と言っても勇気を貰い、希望を与えて下さいました。

本当に有難うございました。

来年も引き続き宜しくお願いします。

全ての方々に感謝致します。

にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本流育ちの尺上!(68)

2011-12-26 | 思い出の魚達

今年も現在、ホーム本流では河川工事が行われています。

ブロックを入れ、川床の高さを変えるようですが・・・

この辺りはクロカワが結構居たんですけど・・・

本当に魚にとっては居心地が悪いと思います。

 

季節は梅雨時・・・

カツっのアタリをあえてスルー。

何故かと言いますと、

このポイント、この状況では恐らく、のらない・・・

このアタリであわせるのはかなり難しい・・・

過去の悔しい記憶が蘇り、無意識で次のアタリを誘う。

でも次のアタリが出なければ終了です。

 

次の瞬間、目印が横に動き始め、今しかないタイミングであわせる事ができました。

結果は良い方向に出てホッと一安心。

 

パワフルな尺上の本流アマゴ。

でもこのアマゴは天敵に攻撃されているようですね。

しっかりと傷跡が残っています・・・

この辺りも例の天敵が集団で羽を広げて待ち構えているんでね・・・

こういう魚が釣れると、あらためてアマゴの大切さを感じます。

河川工事に天敵の脅威、そして異常気象による集中豪雨等々・・・

魚にとっては前途多難です。

 

漁協のある放流が行われているエリアでは、それでバランスもとれるのでしょうけれども、

自然任せのネイティブな魚の居る環境では、そのバランスは簡単に崩れてしまいます・・・

この本流にアマゴが居なくなる日が来るのでは・・・

と、そんな危機感でいっぱいなのは考え過ぎの私だけでしょうか・・・

なので、せめて釣り人である私が出来る事を地道にやってます。

いつまでも本流育ちの大アマゴに出逢う為にもね。

にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワンチャンス!(67)

2011-12-22 | 思い出の魚達

この日は朝から快晴の予報。

日中の気温も30℃を超えるらしい。

しかも本流の水位はほぼ平水。

本流か支流に入るか・・・

どちらにしてもこの状況でアマゴを狙うには朝マヅメしかない。

昨晩のうちに決めておきたかったポイントだが、どうしても結論が出なかった。

なので寝起きのまだ夜明け前の暗い闇の中で真剣に考える。

1年のうちにはよくある事。

 

結局、あえて確率の低い支流を選択。

ここは体高のあるパー付きが期待できるが、

尺上狙いともなると今日の条件では大博打を打つような確率の悪さ。

もしもこのポイントにターゲットが入っていたとしても、なかなか厳しい事は想像できる・・・

とにかくチャンスは見切られないようにナチュラルドリフトをベースに組み立てる。

オモリは2ランク軽めのBで下が40。

1投目で喰わす為に念入りに作戦を立てる。

間違いなく2度目のチャンスは無い。

 

魂心の1投目。

やはりオモリが軽すぎたか、底を叩かない。

そのまま仕掛けをキープし、さらに糸フケを出しテンションを一切かけずに流れに任せる。

小さなアタリを覚悟していた矢先・・・グンと目印が落ちた。

不意をつかれた形ではあったが、結果はしっかりフッキング。

大アマゴが手に収まった。

期待通りの体高のあるパー付き。

それと、この存在感。

アマゴらしいアマゴ。

さらにこのヌメリ感がとてもいい。

この後メジャーで計測中に逃走・・・嬉しいかな悲しいかな元気にさようなら・・・

33センチ程あったのでは・・・尺はゆうに超えていたのは間違いない。

どちらにしてもこの魚を狙っていたので、申し分もない。

でもおそらくこの魚には、もう逢う事はないでしょうね。

 

しっかり顔を覚えられたので・・・

思い出の魚となりました。

にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔の渓流カタログと言えば・・・

2011-12-17 | 釣り関連・釣行記など

がまかつもズラリと残ってました。

がまカラーは今も健在で、ブレないところが素晴らしいですね!

 

そしてこんなカタログも出てきましたよ。

16年前のリョービです。

渓心竿や友水竿と言えばマニアックな方はお解かりのはずですね。

 

番外編でつり人社。マニアックですよね。

 

そして、残ってましたね~!マミヤの96年です。

流石に若いです!バリバリの40代でしょうね。

ヤマメを追い求めていた姿は今でも色褪せません。

私の中では細山さん全盛期の頃だったと思います。

超大物もいいですけど体力がかなり要りますので、

これからはあまり無理をせずに、いつまでもカリスマでいて欲しいですね。

にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シマノ渓流カタログ97~2006の10年。

2011-12-14 | 釣り関連・釣行記など

前回のダイワに続いて、今回はシマノです。

96年より前のを探しましたが、残念ながら残っていませんでした・・・

なので、97年表紙からのスタートです。

このくらいの時期からハイスピードズームが定着しましたよね。

当時、私が初めて買ったゼロ竿はシマノでした。懐かしいです。

 

98年。

 

99年。

 

2000年。

 

2001年

 

そして2002年、ついに。

この方の登場で、

ブラックなスーパーゲームスペシャルに生まれ変わりました。

つい最近のようですが、もう10年が経つんですね。

 

2003年。

郡上竿をベースにした原点流。いい竿ですね。

 

2004年。

なんとなんとモンスタースペシャルの登場で超大物までもがターゲットになりましたが、

ただ私個人的には・・・それまでヤマメに対して、

誰よりも熱い細山さんの姿が私から薄れてしまった年でもあります・・・

 

2005年。

スーパーゲームスペシャルがさらに進化。

 

2006年。

そして名竿、刀の登場は衝撃でしたね。流石って感じがします。

 

今も釣りの形や道具は時代と共に使いやすくなり、進化するのですが・・・

 

結局、いつの時代も、

釣り人は、強い信念を持ちながら川に立てればそれで幸せなんですよね。

これだけは変わりませんね。

にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シルバー色の強い本流アマゴでした。(66)

2011-12-10 | 思い出の魚達

この日は本流のパワフルなアマゴがターゲット。

通い慣れた流れは太く大きく見え、なかなか思うようにさせてもらえません。

表面の流れだけを見ていると、魚が着きそうな良い感じにみえるのですが、

いざ仕掛けを流すと底波が複雑でゆっくりと安定して流れてくれません。

本流の難しさが感じられる典型的なポイントでもあります。

底石はしっかり入っているのですが、押しが強いので僅かにできる暖流にしか魚は着きません。

このポイントでは仕掛けは、いかにその底石に絡めるかが重要だと考えています。

まず軽いオモリでは太い流れに一気に持っていかれて話になりません。

でも重いオモリだと底波には入りますが、

餌をくわえた魚がもし違和感を感じたらその時点でゲームオーバーです。

もう2度とチャンスは無いと思った方がいいです。

糸フケのコントロールを意識し、ドリフトはドラグとナチュラルを

底石に合わせながら使い分けをしなければなりません・・・

本流の難しさは、豪快な流れを前にしてしまうと、つい繊細な釣りを忘れてしまう事です。

 

居るのに釣れない・・・釣れないから居ない・・・

 

そんな悩ませられるポイントでようやく顔を見せてくれたのは、

パワフルな本命。

銀毛の強い本流アマゴ34.5センチ雄。

バレない事を願いながら、流芯のど真ん中でのやり取りでした。

流れが太く、押しも強いのも手伝って胴から竿が曲がり、糸も鳴いてましたよ。

 

この胸鰭の感触が大好きな私です・・・

そして、やっぱりここに居たのか~!と一言。

この日はこの1本で十分満足できました。

今でも思い出の魚です。

にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リアルサイズのレプリカ作成中です。

2011-12-06 | レプリカ

今年は多忙の為、なかなかレプリカ作りがはかどりません。

ですがなんとか、ぼちぼちと取り掛かっております。

モデルは雄の大ヤマメ。

魚体のベースまでたどり着きました。

鰭も何もありませんが、なんとなくで想像してください。

ゆるやかなS字に曲げ、下反りにしています。

これからどんどん難しくなります・・・

にほんブログ村 釣りブログ 釣具ハンドメイドへ
にほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とても懐かしい~渓流カタログ2000~96年(ダイワ編)

2011-12-01 | 釣り関連・釣行記など

前回に続き、もう少し前のカタログもありましたので、

その年の一言コメントを添えておきます。

 

2000年の表紙です。懐かしい~ですね。

この年は遡の登場です!

なんと遡が登場してから、もう12年も経つんですね~!

尺超90と弐尺超からのスタートでした。

 

99年は。

SZ琥珀本流MK。

当時、本流アマゴを狙うには最高の竿だったように思います。

胴の曲がりがしっかり仕事してました。

 

そして98年。

竿より印象があったのはテスターの皆さんが若い!

そして当時のスタイルが懐かしい~です。

 

97年。

なんと写真ではなく、イラストです。

素朴過ぎます。

そして今では当たり前のSVFカーボンとメタカラマンは、

15年の歴史があるんですね。

当時、食い入るようにこのカタログを見て、本当に衝撃を受けたのを覚えています。

 

96年。

懐かし過ぎて・・・

 表紙をめくり、1ページ目はヤマメのイラスト。

今ではもう無い素朴な発想です。

琥珀本流シリーズ。

こんなカラーでしたね。

そしてダイワ往年の顔ぶれ。

顔を見てすぐにわかる方はかなりのダイワファンですよ。

 

カタログを見て竿を選ぶようになってから、それがなんとなく残ってました。

それより以前はカタログなんてあまり見てなかったように思います。

本流用の竿を物色し始めたのが、丁度この頃だったのを覚えています。

う~ん、懐かしい~です!

シマノもあると思うのですが・・・

にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする