次のブローチの原型を作り始めました。
まだ秋サクラ鱒、完成してませんが・・・
連続した同じ作業の途中で、
違う作業をやるほうがリフレッシュして良いような気がします。
私は、写真を見ながら造型することは少ないです。
まずはモデルとなる写真を見ながら、
プラス、作りたい理想的な魚体をイメージしてデッサンします。
そしてその完成したデッサンを見ながら造型します。
何回も盛り削りの繰り返しです。
まだまだ、まだまだ荒削りですが、少しずつ形になってきました。
渓流育ちの大アマゴ・大ヤマメです。
タイプは夏~秋。
下の写真は、現在作成中の塗装待ちの第二弾の秋サクラ鱒です。
この角度なら浅めに彫ったウロコも見えやすいですね。
一枚ずつアールも入れています。
秋サクラ鱒、第一弾。
今しばらくお待ち下さい。
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秋サクラ鱒ブローチの進捗状況です。
何回かのテストを終えて、カラー決まりました!
調合したベースカラーに少しずつ色をのせていきます。
顔は黒ではなく、濃いグレーを選択。
写真はまだ未完成ですが、全体の雰囲気は伝わるかと思います。
各ヒレの塗装中で、この後も細かな作業がまだもう少し続きます・・・
今回は原型の仕上がりが今までで一番良かったので、
カラーをのせていくと、どんどんリアリティが増して気持ちもワクワクです。
山あり谷ありで時間は掛かっていますが、
作品としては今のところ順調にいってます。
現在作成している第一弾は、すでに御予約頂いた方々の分だけとなりそうです。
引き続き第二弾の作業に入りますが、今回の秋サクラ鱒は第二弾で一旦終了し、
次のブローチの作成に移ります。
今のところ、アマゴとヤマメの予定です。
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春から夏へと季節が移り変わり、
周りをを見れば、芹の白い花が咲き誇っていました。
春の山菜としてだけでなく、花もよく見ると綺麗なんです。
丁度この頃、
活性が上がった雄の本流アマゴ。
日頃はなかなか口を使ってくれないんですが、
この日はガツガツと餌をむさぼってきました。
ひったくるようなアタリは、バラシの確率も低く、
安心してやり取りできました。
いつもこの日のように上手く行けば良いのですが・・・
みなまで言わなくてもおわかりですね。
そんな気分屋さんとシーズン通して付き合うと、ヘトヘトに疲れます・・・
それでも一途な気持ちが変わらないのが本当に不思議です^^
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数年前の夏、北信で写真に収めた衣笠草。
秋田では絶滅危惧種に指定されているそうです。
多年草なので毎年同じ場所を陣取ります。
何年も何十年も前から命を繋いでいるんですね。
衣笠草が咲く頃の渓流。
脈々と受け継がれたアマゴに出逢えました。
背っパリアマゴ。
水面から突き出した三角の背中が格好いいです。
サイズは9寸オーバーの良型。
極稀にみる個体に感激です。
背中に対して体の厚みが無いように思える為、
手にすると、とても薄っぺらく感じます。
これはまさに渓流で育った証ですね。
このような背っパリタイプのアマゴは他の地域にも存在し、
人の手が入りにくく、懐の大きな川に残る傾向があるように思えます。
ちなみにこのタイプが本流で育つと体の厚みが倍になります。
でもこ残念ながらここまでの背っパリタイプはあまり見かけません。
放流された一般的な個体が多いです。
衣笠草に背っパリアマゴ。
どちらもそれぞれ同じ環境の中で脈々と命を繋いできたと思われます。
人間の行動で、絶滅するかどうかが決まってしまう小さな命。
やはり古き良き姿は素晴らしいものです。
次の世代にもなんとかして残していかなければなりません。
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前回紹介した荒削りの原型から、
細かな造型や修正を加えて、ようやく完成です。
秋の魚なのでウロコを彫るか迷ったんですが、結局浅めにして彫りました。
写真はサフ吹きした直後で、私の指もシルバーに・・・
この後は粗を手直しして、次の工程へと移ります。
そしてサイズですが、予定より少し大きめの72ミリとなりました。
予定サイズの66ミリ~74ミリ範囲内で無事収まりました。
カラーなんですが、基本的な所でまだ迷っています・・・
赤とピンクのどちらを強調しようか・・・
はたまた、赤サクラとピンクサクラの2バージョンにしようか・・・オレンジも有り・・・等。
作る前は大筋決まっていたんですが、一旦白紙に戻しました。
じっくりと考えます。
完成が待ちどうしいです。
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真夏の本流を歩いていると、可憐な白い花々が咲いています。
その花は、清らかで綺麗な水を好む梅花藻でした。
勿論、支流から運ばれてきたとは思われますが、
広い本流に咲くその姿はなんとも不思議な光景です。
思わず立ち止まってしまうのは私だけではないはずです。
そしてその本流に育まれたコンディションの良い魚。
尺上の本流アマゴ。
梅花藻と本流アマゴはミスマッチのような気もしますが、
素晴らしい環境である事は間違いないようですね。
ブローチ作りの記事の合間になるかもしれませんが、
引き続き、今シーズンの釣果もできるだけ紹介していきます。
どちらにしても魚ばかりの内容ですが^^
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