南門を入った左右の林中に東西両塔跡が残っています 撮影日;2011.09.18
≪東塔跡≫
心礎の大きさは1.77m×0.98mで、長径102m×短径0.98mの楕円形柱座(高さ6cm)を造り出し、径18cm×7.6cmの出枘を持つ
心礎以外に一回小さい心礎と同型の四天柱礎2箇と側柱礎5箇が残っています
塔の一辺は4.55mだったようです
≪西塔跡≫
土壇らしき場所はありますがはっきりしません
(下記の記録がありますが、不明です)
西塔跡は畑地となり不明であるが、本堂から東塔跡に行く道端に石佛が祀られ、その南に西塔心礎が移され現存する
東塔心礎と同形
大きさは1.8m×1.0m、径100cm×6cmの柱座を造り出し、径18cm高さ8cmの出枘を有する
秋篠寺は、宝亀11年(780)光仁天皇の本願によって、奈良朝最後の官寺として創建されました
保延元年(1135)に講堂を残して伽藍は焼失しています
残った講堂は金堂としてよみがえり、現在国宝に指定されています
金堂跡は、見事な苔のジュータンとなっています
★所在地;奈良市秋篠町757秋篠寺
★交通;近鉄大和西大寺駅下車 徒歩15分
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;見学可
★問合せ;