法隆寺・東院伽藍の中心となる建物(八角円堂)です
夢殿は中門を改造した礼堂(鎌倉時代)と廻廊に囲まれています
別院上宮王院(東院伽藍)の仏殿、聖徳太子の供養塔でもあります
643年に蘇我入鹿によって焼かれ、現在ある夢殿は天平時代の建立
瓦ぶきの屋根は創建当時のものです
中央の厨子に、聖徳太子等身と伝える秘仏・木造観音菩薩立像(救世観音・国宝・飛鳥時代)を安置します
★所在地;生駒郡斑鳩町法隆寺山内1−1
東院の建立に尽力した行信僧都の坐像(国宝・天平時代の乾漆像)
荒廃していた東院の復興に尽力した道詮律師の坐像(国宝・平安初期の塑造)
聖観音立像(重文)を安置しています
夢殿の名前の由来は太子が夢の中で金人(仏)に出会ったという伝説から名づけられたそうです