FCG_Blog (TAM & eMate customize)
twentieth anniversary macintosh G4 & intel 制作ブログ
X650のときから飛行が不安定なのはESCいわゆるスピコンだと思っていて、とりあえずこれを取り換えてみればまともに飛ぶんじゃないかと思っていた。そこで買ったのがこのHobbywing FlyFun 10A ESC/BECだった。ところがXaircraft純正のESC”E3007”と交換してみると実際はモータが回りすらしないという結果。不良品かと思ってレシーバーのThrottleチャンネルにFlyFunを直付けしてみるとモーターはリニアにギュンギュン回る。そこで考えた仮説は、

Xaircraft FC1212-Pから出てくるシグナルは特殊で汎用のESCは正常に動作しないのではないか、ということ。

つまりX650はフライトコントローラーが純正(FC1212-P)である限り他社製ESCが使用できない可能性が高いということ。実際、海外の通販サイトでX650のフレームにNAZAとDJI製ESCを組み込んだキットモデルが散見され、NAZAの安定性は世界的に揺るぎないものなんだろうと確信された。というよりもFC1212-Pの不安定さが酷評された結果ユーザーがNAZAを望んだという構図にもみえる。

逆に言うならX650のフレームはユーザーの評価が高いということかもしれない。

確かにカメラマウントやバッテリの積載などX650フレームの方がDJIのFlame Wheelよりも自由度が高い。それにX650は大柄ながら折りたたみが可能だ。

この写真からもNAZAはDJI純正ESCじゃなくてもきちんと動くということがわかる。いくらチャイナでも動かないものをセットでは売らないだろう、たぶん。そう思ってこのFlyFun 10Aを4個セットで買ったわけだがNAZAに繋いでも動かない。そうだ、NAZAにE3007を繋いでみたらどうなるんだろう・・・結果は「不動」。やはりXaircraft独自の特殊な信号なのか?で、レシーバーのThrottleに直接繋ぐとリニアじゃないけど回る。プロポに連動しないが回る。やっぱりシグナルが違うっぽい。

じゃあNAZAはどんなESCだったら動かしてくれるの?スペックシートをみてみる。

"Supported ESC output: 400Hz refresh frequency" ここがキモなんだろうか。

じゃあFlyFun側で設定変えれないのかというと・・・

いろいろある。でも信号の周波数を変更するような項目はない。

念のためカットオフやタイミングの設定を変えて確認したが不動のままだった。

んー数あるESCのなかでたまたま相性の悪いESCをひいてしまったって事?世の中で同じような問題抱えている人いないの?

いた。ただしESCのメーカーが違う。

HobbywingのESCで不動報告はないの?

おいおいおいおいw。20Aだと動くってか?ナニソレ。

他にも18Aモデルで動いたという報告もある。ただし10Aでの動作報告はない。さらに不動報告もない。うーむ。

NAZAと相性が悪いESCは何種類かあるようで、きちんとユーザーたちによってリスト化されていて驚いた。これがそのGoogleDoc。



ここで不思議なのは問題視されているTurnigy Plush 30Aが正常動作例にもリストされているって事。Hobbywing FlyFun 10A はリストにすら載っていないが、18Aモデルは動いている模様。
そんなに出力で違いがあるもんなの?というわけでHobbywingのサイトにいってみる。

種類はいっぱいある。

 

目立った違いはここだけ。10Aは固定翼機用としか書かれておらず、18Aはヘリ用とも書かれている。これは単に出力の違いであって用途の違いとは思えない。

もうどうしたらいいかわからないので結局DJI純正のESCを買うことにした。こうやっていくうちにどんどん投資が増えており、既にDJIのヘキサキットを2機は買えるぐらいになっている気がするがまあ仕方ない。勉強代ということにしておこう。まだまともに飛んでいないのにねぇw。



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