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twentieth anniversary macintosh G4 & intel 制作ブログ
皆さん6月です。スキーシーズン真っ最中ですね。
山にはまだまだ雪が残っています。雪がそこにある限りスキーをしないといけません。
山形県の月山スキー場はまだリフト営業中。
でもスキー客は同じ場所ばかり滑るのでコブだらけになって滑りにくいことこの上ない。

ならば客のいないところを滑ればいいじゃない。
というわけで足で登っては滑るという発想に至るわけです。

急斜面はアイゼンだが、緩い斜面ならシールでテクテク歩くしちょっと斜面がきつくなったらクトー(スキーアイゼン)をつければよい。
そこで問題となるのがワックス。下りの滑りをよくするためにワックスを塗るとシールの接着力が悪くなる。
山の状況によっては登り返しがあってシールの着脱が頻回になることもある。そんなときにいちいちワックスを塗ったり剥がしたりするのは面倒だ。

そこで登場するのがDPSのPhantom。1回の施工で滑走面の滑走性能を半永久的に持続させる液体素材。
滑走面に浸透した液体を紫外線処理で定着させるものなのだが、これを施すとワックスを超える滑走性能が得られるうえにシールの脱着に影響がないというのだから飛びつかないわけがない。
初期のモデルは2液の紫外線処理に6時間以上を要したが、バージョン2.0になったことで各液の紫外線処理が1時間ずつにまで短縮された。
そしてこの秋に新型のPhantom(通称:黒ファントム)が出るのだが、これは1液だけの処理で完了するらしい。そんな状況下で現在バージョン2.0が値下がりしているのだ。
日本で購入すると13000円程度だが米尼では8400円+送料でお得、輸入したさ。

初期モデルとバージョン2.0は全く同じパッケージ。見分ける方法はロット番号
190208、つまり2019年02月08日製造。
DPSがバージョン2.0に製造をシフトしたのが2018年秋なのでこれはバージョン2.0ということになる。

問題はマニュアルが英語しかないところで人によってはなかなか取っつきにくい。
来年には黒ファントムも出るのですぐに役に立たなくなると思うが、本家のPDFマニュアルに沿って施工方法をまとめてみることにした。

まずは環境。
Phantom2.0を施工するには1液処理ごとに1時間以上の直射日光と0℃以上の気温が必要。
そして日の当たらない換気のよい施工場所と日当たりのよい照射場所が必要。
粉じんが結構出るのでマスクやゴーグルも推奨している。

【STEP1】

滑走面の下処理。
最高なのはストーンマシンで真っ新な滑走面が露出した状態。
ひどい滑走面の傷や酸化した状況でなければリムーバー等で滑走面をきれいにすればよい。

続く


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

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コメント
 
 
 
楽しそう (山頂の凧)
2020-06-17 20:12:40
こんはんは。

これは楽しそうですね。
九州では無理ですが・・・
今日も30℃超えです。ふぅ~
 
 
 
月山も (FCG)
2020-06-17 20:22:11
20℃はあります。雪がどんどん融けていってます
 
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