FCG_Blog (TAM & eMate customize)
twentieth anniversary macintosh G4 & intel 制作ブログ
Phantom2.0はA液とB液が二つずつ入っている。
スキー板1枚につき1パックずつ使う。元々BC板用に作られているので幅広のファットスキーにも対応できる内容量。
そのため細身のアルペン板なら2台いけるという噂もある。

【STEP 2】
 使用前によくモミモミして混ぜ合わせる。



A液パッケージを開けたら板の中心上に一筋だけ垂らす。床に垂れないように注意する。
同梱の黒いスポンジを押し当てながら図のようにトップからテールに向かって素早く回転させて伸ばしていく。(付属の手袋着用)
その際に予め滑走面を太陽光で温めておくとよりよいらしい。

【STEP 3】


A液が浸透するのに15分、日陰で水平に静置する。
15分経過したら清潔なペーパータオルで滑走面を素早く拭き取る。
余分なPHANTOMを除去して、滑走面に光沢を持たせるようにする。
ここが後の紫外線処理を時間通りに終わらせるための重要なポイントらしい。

A液が硬化する前に、湿らせた布やアルコールワイプで表面やエッジに滴下した余分なA液を拭き取っておく。
放置すると汚れを残す可能性がある。 WD-40タイプのクリーナー/脱脂剤が汚れ除去に役に立つらしい。 あるいは熱した濡れタオルがいいようだ。

【STEP 4】


太陽光下に板を持っていき最低1時間静置する。
完全な硬化状態は、滑走面が完全に乾燥し、薄いA液残留物(チョークホワイト)が出てくることでわかる。
湿気がある場合は、ペーパータオルで拭き取り、完全に乾くまで硬化を続ける。
30分後に天候が変化しちゃった場合などは、ペーパータオルで湿った残留物を可能な限り拭き取り、暖かい部屋に24時間静置する。

ポイント:最初の20分間は水平に置き、その後角度を付けて直射日光を最大限に当たるようにする。

【STEP 5】
滑走面が完全に乾燥したことを確認する。
乾燥が不完全な場合は、硬化を続行し次のステップに進んではいけない。望ましいパフォーマンスが得られない可能性があるらしい。
乾いたかどうかわからない場合は、その部分をゴム手袋で拭いて、残留物が手袋につかないかどうかで確認できる。


結構粉が舞うらしい。ゴーグルとマスクが必要とのこと。
可能であればナイロンロトブラシが効率的。 なければ普通のナイロン(または馬毛)ブラシで滑走面を磨く。
白く硬化したPHANTOM被膜が消えて自然な色になるまでブラッシングする。
最後にベース全体に水をスプレーして乾くまできれいなマイクロファイバーで拭き取る。

【STEP6】
乾燥したしたらB液でステップ2〜6を繰り返す。
最初にB液を伸ばすとき、塊になって上手く広がらないときがある。 そのときは均等になるまで伸ばし続ける。

【STEP 7】
B液処理でブラッシングが終わったらもう一度水をスプレーする。
付属のファイバーパッドと水でベースを磨く。 強く押さえつけてブラシと同じ要領で磨く。
この時点で、理想的なベースの外観はマットブラックなんだそうだ。
必要に応じて、WD-40とペーパータオルで板表面をきれいにする。 次に、消毒用アルコールできれいにする。
アルコールが乾いて、ファントムの汚れが見えなくなったら、サイドウオールとエッジをきれいに拭く。
さらにクリーニングが必要な場合は、汚れがなくなるまでワイヤーブラシをWD-40で円を描くように軽く使用する。
もう一度消毒用アルコールで、汚れが完全になくなっていることを確認する。

【STEP 8】
ファントム化された滑走面は半永久的に滑走性能が維持されるが、 実際には定期的なメンテナンスが必要。
滑走面が乾いて白く見え始めたら、摩耗により滑走面上にマイクロヘアが形成されたことを示す。 付属のファイバーパッドで定期的に研磨することで管理できるとのこと。
滑走面に物理的な傷が生じた場合は研磨を推奨する。 ベースグラインドの後には、常にマイクロヘアを除去するファイバーパッド研磨が必要。
春の汚れやグリースも定期的に除去する必要があるが、ベースクリーナーで洗浄して続いてナイロンブラシとファイバーパッドで研磨すればよい。

では実際にやってみることにしよう。

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