FCG_Blog (TAM & eMate customize)
twentieth anniversary macintosh G4 & intel 制作ブログ
約5年前のエントリーで我がMacProに装着したOWC mercury accelsior E2の調子が悪くなり、頻繁にMacがフリーズするようになった。
え?新型MacPro(おろし金)にするのかって?そんな金ありません。

SATAⅢ接続のSSDが2枚装備されているが1枚がどうも上手く動作しなくなったようだ。

現在の自作PCではマザーボードにm2スロットを実装するものが多く、そこにPCIe3.0接続のNVMe SSDを装着して起動ディスクとするのが主流だ。32Gbpsの理論値速度でSATAⅢの約5倍となる。
我がMacPro mid 2010はPCIeスロットが2.0でありx4スロットで理論値でも20Gbpsが上限。それでもSATAⅢよりは速いはず。
スロットに互換性があるので3.0用のNVMe変換ボードが使用できるはず・・・が、High SierraではNVMeがEFIレベルで対応しておらずAHCIタイプのSSDしか使用できなかった。
AHCIは現在ほとんど流通しておらず2012以前のMacProユーザーはSATAⅢ止まりのSSDしか使用できない状態だった。
ところがMojaveになってNVMeに対応するようになり市場に最も多く流通する自作PC用高速SSDがMacProでも使用可能となった。

ただしそもそもMacProをMojaveにするためにはグラフィックボードをMetal対応のものに換えないといけない。
安いのでよい。動けば。
既にAppleはNvidiaとは疎遠な関係にあるようでHigh SierraまではQuadro K2000で問題なく動いていたのにMojaveでは全く認識されなくなった。
よってビデオエンコードにCUDAも使用できなくなっているのが現状だ。

RADEON RX560に換装してMojaveをインストールした後に、見出し画像のようにIntel 6シリーズSSDをAmazonの激安変換ボードに挿して装着すればそれだけで物理的な作業は終わりだ。
ここで問題なのは高性能を誇るSAMSUNG製SSDの970EVO Plusにしてはいけないらしい。理由はわからないが認識されないとのこと。

まぁちゃんと地雷は踏んでおきましたw
NVMeは高速故にとんでもない発熱量なのでヒートシンクは必須。ファン付でもいいくらいだ。
あとはMojaveをインストールしてTime machineで復元すれば完了する。

OWC mercury accelsior E2(過去ログより)
NVMe Intel 660p SSD (PCIe 2.0)

上出来じゃないですかね。
仕事上で使うデータは1080pがいいとこだし、遊びの4K/60pも全く困らない。
10年前のマシンとしては大したもんです。というわけでまだ買い換える気が起きないMacなのでした。


安っぽい青色LEDがカスタムしてる感出ていてよろしいw。
ちなみにUSBカードもTypeCに換装済みでこれまた快適です。


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